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公開番号2025113416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025087234,2021114951
出願日2025-05-26,2021-07-12
発明の名称ハウス栽培システム
出願人矢崎エナジーシステム株式会社
代理人個人,個人
主分類A01G 9/18 20060101AFI20250725BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】燃焼による二酸化炭素と熱との利用を行うことができ、且つ、ハウス内に空調効果をもたらすことができるハウス栽培システムを提供する。
【解決手段】燃焼により生じた排煙に含まれる二酸化炭素をハウスH内に供給するハウス栽培システム1であって、燃焼を利用し、冷凍サイクルと暖房サイクルとを切替可能であって、ハウスH内に冷房効果と暖房効果とを選択的にもたらすと共に、燃焼により生じた排煙の熱を利用する高温熱交換器71を有した吸収式冷温水器10を備え、又は、燃焼を利用し、冷凍サイクルと暖房サイクルとを切替可能であって、ハウスH内に冷房効果と暖房効果とを選択的にもたらす吸収式冷温水器10と、吸収式冷温水器10外に設けられ、燃焼により生じた排煙が流れる排煙ルートRと、排煙ルートRに設けられ、燃焼により生じた排煙の熱を利用する低温熱交換器72と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃焼により生じた排煙に含まれる二酸化炭素をハウス内に供給するハウス栽培システムであって、
燃焼を利用し、再生器、凝縮器、蒸発器及び吸収器による冷凍サイクルと再生器、蒸発器及び吸収器による暖房サイクルとを切替可能であって、ハウス内に冷房効果と暖房効果とを選択的にもたらすと共に、燃焼により生じた排煙の熱を利用する手段を有した吸収式冷温水器を備える
ことを特徴とするハウス栽培システム。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
燃焼により生じた排煙に含まれる二酸化炭素をハウス内に供給するハウス栽培システムであって、
燃焼を利用し、再生器、凝縮器、蒸発器及び吸収器による冷凍サイクルと再生器、蒸発器及び吸収器による暖房サイクルとを切替可能であって、ハウス内に冷房効果と暖房効果とを選択的にもたらす吸収式冷温水器と、
前記吸収式冷温水器外に設けられ、燃焼により生じた排煙が流れる流路と、
前記流路に設けられ、燃焼により生じた排煙の熱を利用する手段と、
を備えることを特徴とするハウス栽培システム。
【請求項3】
排煙に含まれる硫黄成分及び窒素酸化物を除去する排煙処理装置をさらに備え、
排煙に含まれる二酸化炭素は、前記排煙処理装置によって排煙から硫黄成分及び窒素酸化物が除去されたうえでハウス内に供給される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のハウス栽培システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハウス栽培システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、植物栽培等に用いられるハウス内の温度を適切化すべく、ヒートポンプ等の装置を適切に制御する温度管理システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-195555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1に記載のような温度管理システムについては、作物の収量を最大化させたり品質を最大化させたりするために温度管理を行っているに留まっており、例えば収益の最適化という観点での制御を行っているものではない。このため、折角収量を最大化したとしてもその作物が全国的に豊作であり作物の破棄を余儀なくされたり、品質を最大化させたにもかかわらず、その作物が全国的に不作であり収量を最大化させるべきであったり等、収益が最大化されるものではなかった。
【0005】
加えて、作物の成長に光合成が必須であることから、作物に対して二酸化炭素を供給する必要があるものの、特許文献1に記載のような温度管理システムについては、温度管理を追求する反面、二酸化炭素の供給については考慮されておらず、この点からも収益の最大化について向上の余地がある。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ハウス栽培システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るハウス栽培システムは、燃焼により生じた排煙に含まれる二酸化炭素をハウス内に供給するハウス栽培システムであって、燃焼を利用し、再生器、凝縮器、蒸発器及び吸収器による冷凍サイクルと再生器、蒸発器及び吸収器による暖房サイクルとを切替可能であって、ハウス内に冷房効果と暖房効果とを選択的にもたらすと共に、燃焼により生じた排煙の熱を利用する手段を有した吸収式冷温水器を備える。
【0008】
また、本発明に係るハウス栽培システムは、燃焼により生じた排煙に含まれる二酸化炭素をハウス内に供給するハウス栽培システムであって、燃焼を利用し、再生器、凝縮器、蒸発器及び吸収器による冷凍サイクルと再生器、蒸発器及び吸収器による暖房サイクルとを切替可能であって、ハウス内に冷房効果と暖房効果とを選択的にもたらす吸収式冷温水器と、前記吸収式冷温水器外に設けられ、燃焼により生じた排煙が流れる流路と、前記流路に設けられ、燃焼により生じた排煙の熱を利用する手段と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、燃焼による二酸化炭素と熱との利用を行うことができ、且つ、ハウス内に空調効果をもたらすことができるハウス栽培システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るハウス栽培システムを示す構成図である。
図1に示した制御装置の詳細を示すブロック図である
本実施形態に係るハウス栽培システムの制御方法を示す第1のフローチャートである。
本実施形態に係るハウス栽培システムの制御方法を示す第2のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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