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公開番号2025113486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025090403,2023179596
出願日2025-05-30,2018-01-26
発明の名称蓄電装置
出願人三洋電機株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類H01M 10/04 20060101AFI20250725BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極端子に接続された集電体と電極体との間のスペースを小さくし、より体積エネルギ密度の高い蓄電装置を提供することである。
【解決手段】蓄電装置は、第1電極体要素及び第2電極体要素を有する電極体と、電極体を収容した外装体と、外装体の開口を塞ぐ蓋と、電極体に電気的に接続された電極端子と、電極体の第1側第1電極板及び第2側第1電極板と電極端子とを電気的に接続する集電体と、集電体と蓋との間に配置される絶縁部材とを含む。蓋は、外装体内に電解液を注入するための注液孔を有し、第1側第1電極板の第1タブは、第2電極体要素に向かって屈曲し、第2側第1電極板の第2タブは、第1電極体要素に向かって屈曲し、絶縁部材に形成される孔における蓋に面した開口は、注液孔の電極体に面した開口より大きい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1側第1電極板、第1側第2電極板、及び前記第1側第1電極板と前記第1側第2電極板との間に介在する第1側セパレータを含む第1電極体要素と、第2側第1電極板、第2側第2電極板、及び前記第2側第1電極板と前記第2側第2電極板との間に介在する第2側セパレータを含む第2電極体要素とを有する電極体と、
前記電極体を収容した外装体と、
前記外装体の開口を塞ぐ蓋と、
前記電極体に電気的に接続され、前記蓋から前記外装体の外へ一部を露出させた電極端子と、
前記電極体の前記第1側第1電極板及び前記第2側第1電極板と前記電極端子とを電気的に接続する集電体と、
前記集電体と前記蓋の間に配置される絶縁部材とを備え、
前記第1電極体要素と前記第2電極体要素は、前記蓋の短手方向に並び、
前記蓋は、前記外装体内に電解液を注入するための注液孔を有し、
前記第1電極体要素の前記第1側第1電極板は、前記集電体の第1領域と接続する第1タブを有し、
前記第2電極体要素の前記第2側第1電極板は、前記集電体の第2領域と接続する第2タブを有し、
前記第1タブは、前記第2電極体要素に向かって屈曲し、
前記第2タブは、前記第1電極体要素に向かって屈曲し、
前記絶縁部材において、前記蓋に面した表面の前記注液孔と重なる領域に孔が形成され、
前記孔における前記蓋に面した開口は、前記注液孔の前記電極体に面した開口より大きい、
蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV、PHEV)等の駆動用電源や電子機器の電源として、蓄電装置が使われている。この蓄電装置として、例えば、アルカリ二次電池や非水電解質二次電池等が使用されている。
【0003】
これらの蓄電装置では、例えば、電極体と、この電極体を収容した外装体(ケース)と、外装体の開口を塞ぐ蓋と、電極端子と、蓋に設けられた貫通孔である注液孔と、この注液孔を塞ぐ封止部材とを備えている。電極体は、正極板と負極板とセパレータとを含む。電極端子は、電極体の正極板及び負極板の一方の電極板に接続して、蓋に設けられた挿通孔を貫通する。
【0004】
特許文献1には、蓋の注液孔から電解液をケース内に供給し、電解液の供給が完了した後に、注液孔を封止部材で塞いだ蓄電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5574003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のような蓄電装置では、体積エネルギ密度を高くして電池容量を高くすることが望まれている。このために蓋と電極体との距離を小さくすることが考えられる。
【0007】
本開示の目的は、電極端子に接続された集電体と電極体との間のスペースを小さくし、より体積エネルギ密度の高い蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一様態の蓄電装置は、第1側第1電極板、第1側第2電極板、及び第1側第1電極板と第1側第2電極板との間に介在する第1側セパレータを含む第1電極体要素と、第2側第1電極板、第2側第2電極板、及び第2側第1電極板と第2側第2電極板との間に介在する第2側セパレータを含む第2電極体要素とを有する電極体と、電極体を収容した外装体と、外装体の開口を塞ぐ蓋と、電極体に電気的に接続され、蓋から外装体の外へ一部を露出させた電極端子と、電極体の第1側第1電極板及び第2側第1電極板と電極端子とを電気的に接続する集電体と、集電体と蓋の間に配置される絶縁部材とを備え、第1電極体要素と第2電極体要素は、蓋の短手方向に並び、蓋は、外装体内に電解液を注入するための注液孔を有し、第1電極体要素の第1側第1電極板は、集電体の第1領域と接続する第1タブを有し、第2電極体要素の第2側第1電極板は、集電体の第2領域と接続する第2タブを有し、第1タブは、第2電極体要素に向かって屈曲し、第2タブは、第1電極体要素に向かって屈曲し、絶縁部材において、蓋に面した表面の注液孔と重なる領域に孔が形成され、孔における蓋に面した開口は、注液孔の電極体に面した開口より大きい、蓄電装置である。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一様態によれば、電極端子に接続された集電体と電極体との間のスペースを小さくでき、より体積エネルギ密度の高い蓄電装置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態の一例の蓄電装置を示す斜視図である。
図1のA-A断面図である。
図1に示す蓄電装置を構成する正極板を示す図である。
図1に示す蓄電装置を構成する負極板を示す図である。
図1に示す蓄電装置を構成する電極体要素を示す図である。
図1の右端寄り部分を上方から見た図である。
一部を省略して示している図3のB-B断面図である。
図1に示す蓄電装置に用いられる集電体ホルダの斜視図である。
図5の上方から見た図である。
図6のC-C断面図である。
注液孔を通じて電解液を外装体内に供給する状態を示している図2AのD部拡大図に対応する図である。
本開示の実施形態の別例において、図8のE部に対応する図である。
本開示の実施形態の別例において、図8のE部に対応する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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