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公開番号2025113731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008027
出願日2024-01-23
発明の名称データ収集システム、中継装置及び通信装置
出願人SMK株式会社
代理人弁理士法人杉浦特許事務所,個人,個人
主分類G08C 17/02 20060101AFI20250728BHJP(信号)
要約【課題】例えば、離れた位置に設置されるセンサー装置から送信されるデータを確実に届けるようにする。
【解決手段】1または複数のセンサー装置と、通信装置と、センサー装置と通信装置との間で送信されるセンサーデータを中継する中継装置と、を含み、センサー装置は、センサーデータに含まれるセンシングデータを取得するセンサーと、センサーデータを送信する第1の通信部と、を有し、通信装置は、1または複数のセンサー装置のうち、通信装置と通信できないセンサー装置から送信されるセンサーデータを、中継装置から受信する第2の通信部を有し、中継装置は、通信装置と通信できないセンサー装置から送信されるセンサーデータを受信し、受信したセンサーデータを通信装置に送信する第3の通信部を有し、中継装置がセンサー装置との通信に使用する第1の通信チャンネルと、中継装置が通信装置との通信に使用する第2の通信チャンネルとが異なる、データ収集システムである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
1または複数のセンサー装置と、通信装置と、前記センサー装置と前記通信装置との間で送信されるセンサーデータを中継する中継装置と、を含み、
前記センサー装置は、
前記センサーデータに含まれるセンシングデータを取得するセンサーと、
前記センサーデータを送信する第1の通信部と、を有し、
前記通信装置は、
前記1または複数のセンサー装置のうち、前記通信装置と通信できない前記センサー装置から送信される前記センサーデータを、前記中継装置から受信する第2の通信部を有し、
前記中継装置は、
前記通信装置と通信できない前記センサー装置から送信される前記センサーデータを受信し、受信した前記センサーデータを前記通信装置に送信する第3の通信部を有し、
前記中継装置が前記センサー装置との通信に使用する第1の通信チャンネルと、前記中継装置が前記通信装置との通信に使用する第2の通信チャンネルとが異なる、
データ収集システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1の通信チャンネルのチャンネル番号が前記第2の通信チャンネルのチャンネル番号よりも大きい、
請求項1に記載のデータ収集システム。
【請求項3】
前記第2の通信部は、前記1または複数のセンサー装置のうち、前記通信装置と通信可能な前記センサー装置から送信される前記センサーデータを、前記第2の通信チャンネルを使用した通信により受信する、
請求項1又は2に記載のデータ収集システム。
【請求項4】
前記中継装置は、前記センサー装置と通信を行う前に前記通信装置とテスト通信を行うことで、当該通信装置との通信を確立する、
請求項1又は2に記載のデータ収集システム。
【請求項5】
前記第2の通信部は、前記センサーデータをサーバー装置に送信する、
請求項1又は2に記載のデータ収集システム。
【請求項6】
前記センサーは、周囲の環境情報を測定するセンサーである、
請求項1又は2に記載のデータ収集システム。
【請求項7】
少なくとも、第1の前記中継装置と、第2の前記中継装置と、前記通信装置と通信できない第1の前記センサー装置と、前記通信装置と通信できない第2の前記センサー装置と、を含み、
前記第1の中継装置が有する前記第3の通信部は、前記第1の通信チャンネルを使用した通信により、前記第1のセンサー装置から送信される前記センサーデータを受信し、
前記第2の中継装置が有する前記第3の通信部は、前記第1、第2の通信チャンネルとは異なる第3の通信チャンネルを使用した通信により、前記第2のセンサー装置から送信される前記センサーデータを受信する
請求項1又は2に記載のデータ収集システム。
【請求項8】
通信装置と通信できないセンサー装置から送信されるセンサーデータを受信し、受信したセンサーデータを前記通信装置に送信する通信部を有し、
前記通信部は、前記センサー装置と第1の通信チャンネルを使用した通信を行い、前記通信装置とは、前記第1の通信チャンネルとは異なる第2の通信チャンネルを使用した通信を行う、
中継装置。
【請求項9】
前記第1の通信チャンネルのチャンネル番号が前記第2の通信チャンネルのチャンネル番号よりも大きい、
請求項8に記載の中継装置。
【請求項10】
センサーデータを取得するセンサー装置及び前記センサーデータを中継する中継装置と通信可能な通信装置であって、
前記通信装置と通信可能な前記センサー装置とは、第1の通信チャンネルを使用して通信を行い、
前記中継装置に対しては、当該中継装置と、前記通信装置と通信できない前記センサー装置とが行う通信チャンネルを示す情報として、前記第1の通信チャンネルのチャンネル番号よりも大きいチャンネル番号を有する第2の通信チャンネルを示す情報を送信する、
通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、データ収集システム、中継装置及び通信装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
複数の端末装置から、当該端末装置が有するセンサーで測定されたセンシングデータを収集するシステムが知られている。係るシステムは、例えば、大規模な冷蔵(冷凍)システムでの温度管理、スマートグリッド、ビルの照明管理、インフラのモニタリング、防犯システム、高齢者見守りサービス、スマート農業等で用いられている。特に、サブギガヘルツ(Sub-GHz)周波数帯(例えば、920MHz前後の帯域)を用いた無線通信は、Wi-Fi(登録商標)やBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)に比べて電波が遠くまで伝搬し、障害物による影響を受けづらく、電波干渉が少ない等の利点から、上述したシステムでの利用が期待されている。
【0003】
上述したシステムでは、センシングデータを収集する際の混信を防止するために、センサー装置毎に通信チャンネル(ch)を分ける必要がある。下記の特許文献1には、照明器具やセンサー等の機器に対する通信チャンネルの割り当て方法として、無線信号の受信がなかった周波数チャンネルを、システムを構成する所定の電子機器に割り当てる方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-174572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1に記載のシステムは、コントローラと各機器との間の距離が電波の届く距離であり、機器間での通信が可能であることを前提としている。従って、コントローラと各機器との間の距離が電波の届かない距離の場合には、特許文献1に記載の技術を適用することができないという問題がある。また、コントローラと各機器との間の距離が電波の届かない距離の場合には、センシングデータを中継する中継装置を用いることが考えられる。しかしながら、特許文献1には、中継装置を用いたデータ収集システムにおける通信チャンネルの割り当て方法については記載されておらず、この観点からも改善の余地がある。
【0006】
本発明は、中継装置を用いたデータ収集システムにおいて通信チャンネルを適切に割り当てることができ、センシングデータ等を確実に収集できるようにする、データ収集システム、中継装置及び通信装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
1または複数のセンサー装置と、通信装置と、センサー装置と通信装置との間で送信されるセンサーデータを中継する中継装置と、を含み、
センサー装置は、
センサーデータに含まれるセンシングデータを取得するセンサーと、
センサーデータを送信する第1の通信部と、を有し、
通信装置は、
1または複数のセンサー装置のうち、通信装置と通信できないセンサー装置から送信されるセンサーデータを、中継装置から受信する第2の通信部を有し、
中継装置は、
通信装置と通信できないセンサー装置から送信されるセンサーデータを受信し、受信したセンサーデータを通信装置に送信する第3の通信部を有し、
中継装置がセンサー装置との通信に使用する第1の通信チャンネルと、中継装置が通信装置との通信に使用する第2の通信チャンネルとが異なる、
データ収集システムである。
【0008】
本発明は、
通信装置と通信できないセンサー装置から送信されるセンサーデータを受信し、受信したセンサーデータを通信装置に送信する通信部を有し、
通信部は、センサー装置と第1の通信チャンネルを使用した通信を行い、通信装置とは、第1の通信チャンネルとは異なる第2の通信チャンネルを使用した通信を行う、
中継装置である。
【0009】
本発明は、
センサーデータを取得するセンサー装置及びセンサーデータを中継する中継装置と通信可能な通信装置であって、
通信装置と通信可能なセンサー装置とは、第1の通信チャンネルを使用して通信を行い、
中継装置に対しては、当該中継装置と、通信装置と通信できないセンサー装置とが行う通信チャンネルを示す情報として、第1の通信チャンネルのチャンネル番号よりも大きいチャンネル番号を有する第2の通信チャンネルを示す情報を送信する、
通信装置である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一般的なデータ収集システムの構成例を示す図である。
チャンネル自動巡回処理の一例を説明するための図である。
本発明で考慮すべき問題についての説明がなされる際に参照される図である。
一実施形態に係るデータ収集システムの構成例を示す図である。
一実施形態に係るセンサー装置の構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係るゲートウェイの構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係るインターネット接続用機器の構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る中継装置の構成例を示すブロック図である。
テスト通信処理の一例を説明するための図である。
テスト通信処理で用いられるテストパケットのデータ構造例を説明するための図である。
テスト通信処理で用いられるテスト応答パケットのデータ構造例を説明するための図である。
チャンネル巡回処理で用いられる巡回用通信パケットのデータ構造例を説明するための図である。
チャンネル巡回処理で用いられる応答パケットのデータ構造例を説明するための図である。
一実施形態に係るセンサー装置からゲートウェイ又は中継装置に送信されるデータ送信用パケットのデータ構造例を説明するための図である。
一実施形態で行われるデータ中継処理を説明するための図である。
一実施形態で得られる効果の一つを説明するための図である。
変形例を説明するための図である。
変形例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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