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公開番号2025114911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009146
出願日2024-01-25
発明の名称用紙判別装置及び画像形成装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G01N 21/27 20060101AFI20250730BHJP(測定;試験)
要約【課題】用紙の紙粉の影響を抑制して高精度に用紙の特性を判別可能な用紙判別装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙判別装置2は、用紙で反射した光を受光素子220に受光させる反射用発光素子211と、反射用発光素子211に対向して設けられ、用紙が搬送部材24を搬送されていない時に反射用発光素子211が照射した光を反射して、対向して設けられた受光素子20に入射させる反射部材23と、を備え、反射用発光素子211は、第1の波長の光を照射する第1の反射用発光素子211aと、第2の波長の光を照射する第2の反射用発光素子211bと、第3の波長の光を照射する第3の反射用発光素子211cと、を備え、第1の波長の光、第2の波長の光はそれぞれ近赤外光、紫可視光であり、反射部材23は、発光素子21が照射する光のうち、第2の波長の光の反射率が、第1の波長の光の反射率に最も近くなるように設けられている。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
所定の搬送部材に沿って搬送される用紙に対して、発光素子から照射した光を受光素子で受光することで前記用紙の特性を判別する判別部を備える用紙判別装置であって、
前記発光素子は、前記用紙で反射した光を前記受光素子に受光させる反射用発光素子を備え、
前記反射用発光素子に対向するように設けられ、前記用紙が前記搬送部材を搬送されていない時に前記反射用発光素子が照射した光を反射して、対向するように設けられた前記受光素子に入射させる反射部材を備え、
前記反射用発光素子は、第1の波長の光を照射する第1の反射用発光素子と、第2の波長の光を照射する第2の反射用発光素子と、第3の波長の光を照射する第3の反射用発光素子と、を備え、
前記第1の波長は、750nmから1100nmまでの範囲内の波長であり、
前記第2の波長は、390nmから440nmまでの範囲内の波長であり、
前記反射部材は、前記発光素子が照射する光のうち、前記第2の波長の光の反射率が、前記第1の波長の光の反射率に最も近くなるように設けられている用紙判別装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記反射部材は、前記第1の波長の光の反射率と、前記第2の波長の光の反射率とが同一になるように設けられている請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項3】
前記発光素子は、前記反射用発光素子と対向する位置に設けられて、前記用紙を透過した光を前記受光素子に受光させる透過用発光素子を備える請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項4】
前記搬送部材は、前記発光素子と対向する部分を含む範囲に開口部を備える請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項5】
前記搬送部材は、前記開口部を覆う透光性を有する透明保護材を備える請求項4に記載の用紙判別装置。
【請求項6】
前記反射部材は、前記搬送部材の外側に設けられている請求項4に記載の用紙判別装置。
【請求項7】
前記搬送部材は、前記受光素子側及び前記反射部材側の前記開口部を覆う透光性を有する透明保護材を備える請求項6に記載の用紙判別装置。
【請求項8】
前記反射用発光素子は、前記搬送部材よりも上下方向下方に設けられ、
前記反射部材は、前記搬送部材よりも上下方向上方に設けられている請求項6に記載の用紙判別装置。
【請求項9】
前記第3の波長は、200nmから400nmまでの範囲内の波長であり、
前記反射部材は、前記第3の波長の光の反射率が、前記第1の波長の光の反射率未満となるように設けられている請求項1に記載の用紙判別装置。
【請求項10】
前記判別部は、前記用紙の紙種が普通紙、再生紙及び色紙のうちいずれかであるかを判別する請求項1に記載の用紙判別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙判別装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、搬送される用紙の紙種等の特性を、センサーを用いて自動的に判別する用紙判別装置が知られている。また、用紙判別装置としては、光源から用紙に照射された光の反射光を、センサーが受光することで、用紙の紙種等を自動的に判別するものが知られている。
【0003】
このような用紙判別装置においては、例えば特許文献1に示すように、基準となるセンサー受光量を求めるために反射部材が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願2022-132537号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の用紙判別装置においては、用紙の紙粉が反射部材やその光路上に付着するおそれがある。用紙の紙粉が反射部材やその光路上に付着すると、当該紙粉により、光の反射特性が変化する。そのため、用紙が通過していないときに検出した基準となるセンサー受光量が変化し、紙種等の判別精度が低下するおそれがある。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、用紙の紙粉の影響を抑制して高精度に用紙の特性を判別可能な用紙判別装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
所定の搬送部材に沿って搬送される用紙に対して、発光素子から照射した光を受光素子で受光することで前記用紙の特性を判別する判別部を備える用紙判別装置であって、
前記発光素子は、前記用紙で反射した光を前記受光素子に受光させる反射用発光素子を備え、
前記反射用発光素子に対向するように設けられ、前記用紙が前記搬送部材を搬送されていない時に前記反射用発光素子が照射した光を反射して、対向するように設けられた前記受光素子に入射させる反射部材を備え、
前記反射用発光素子は、第1の波長の光を照射する第1の反射用発光素子と、第2の波長の光を照射する第2の反射用発光素子と、第3の波長の光を照射する第3の反射用発光素子と、を備え、
前記第1の波長は、750nmから1100nmまでの範囲内の波長であり、
前記第2の波長は、390nmから440nmまでの範囲内の波長であり、
前記反射部材は、前記発光素子が照射する光のうち、前記第2の波長の光の反射率が、前記第1の波長の光の反射率に最も近くなるように設けられている。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の用紙判別装置であって、
前記反射部材は、前記第1の波長の光の反射率と、前記第2の波長の光の反射率とが同一になるように設けられている。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の用紙判別装置であって、
前記発光素子は、前記反射用発光素子と対向する位置に設けられて、前記用紙を透過した光を前記受光素子に受光させる透過用発光素子を備える。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の用紙判別装置であって、
前記搬送部材は、前記発光素子と対向する部分を含む範囲に開口部を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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