TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025115931
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024116939
出願日2024-07-22
発明の名称半導体装置、および半導体装置の製造方法
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 23/48 20060101AFI20250731BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 配線基板に対する装置の接合強度の向上を図ることが可能な半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体装置A10は、第1端子21と、第1端子21の第1方向zの一方側に位置するとともに、第1端子21に導通する半導体素子10と、導体であるとともに、第1端子21の一部を覆う保護層50とを備える。第1端子21は、第1面211、第2面212、第3面213および第4面214を有する。第1面211は、第1方向zにおいて半導体素子10が位置する側を向く。第2面212は、第1方向zにおいて第1面211とは反対側を向く。第3面213は、第2方向xの一方側を向く。第4面214は、第1方向zにおいて第2面212と第3面213との間に位置する。第1方向zに視て、第4面214は、第1面211に重なっている。保護層50は、第2面212および第4面214を覆っている。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1端子と、
前記第1端子の第1方向の一方側に位置するとともに、前記第1端子に導通する半導体素子と、
導体であるとともに、前記第1端子の一部を覆う保護層と、を備え、
前記第1端子は、第1面、第2面、第3面および第4面を有し、
前記第1面は、前記第1方向において前記半導体素子が位置する側を向き、
前記第2面は、前記第1方向において前記第1面とは反対側を向き、
前記第3面は、前記第1方向に対して直交する第2方向の一方側を向き、
前記第4面は、前記第1方向において前記第2面と前記第3面との間に位置しており、
前記第1方向に視て、前記第4面は、前記第1面に重なっており、
前記保護層は、前記第2面および前記第4面を覆っている、半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記半導体素子を覆う封止樹脂をさらに備え、
前記第2面、前記第3面および前記第4面は、前記封止樹脂から露出している、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第3面は、前記第1方向および前記第2方向の各々に対して直交する第3方向において互いに離れており、かつ前記第1方向に延びる2つの第1縁を含み、
前記2つの第1縁は、前記第1面につながっており、
前記第4面は、前記第3方向において前記2つの第1縁よりも内方に位置する、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記封止樹脂は、前記第2方向の一方側を向く第1側面と、前記第3方向において互いに反対側を向く2つの第2側面と、を有し、
前記第3面は、前記第1側面から外部に露出しており、
前記第1側面は、前記第3方向において互いに離れており、かつ前記2つの第2側面との境界をなす2つの周縁を含み、
前記第3面は、前記第3方向において前記2つの周縁よりも内方に位置する、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記2つの第1縁は、前記第2面につながっている、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第3面は、前記第3方向において互いに離れており、かつ前記第1方向に延びる2つの第2縁を含み、
前記2つの第2縁は、前記第2面につながっており、
前記第4面は、前記第3方向において前記2つの第2縁よりも内方に位置しており、
前記2つの第2縁の前記第3方向の間隔は、前記2つの第1縁の前記第3方向の間隔と異なる、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第4面の前記第1方向の寸法は、前記2つの第2縁の各々の前記第1方向の寸法に等しい、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記2つの第2縁の前記第3方向の間隔は、前記2つの第1縁の前記第3方向の間隔よりも狭い、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記2つの第2縁の前記第3方向の間隔は、前記2つの第1縁の前記第3方向の間隔よりも広い、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第3面は、前記第1方向および前記第2方向の各々に対して直交する第3方向において互いに離れており、かつ前記第1方向に延びる2つの第1縁を含み、
前記2つの第1縁は、前記第1面につながっており、
前記第4面は、前記第3方向において前記2つの第1縁の各々に到達している、請求項2に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置とその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1リードおよび第2リードと、第1リードおよび第2リードに導電接合された半導体素子と、半導体素子を覆う封止樹脂とを具備する半導体装置の一例が開示されている。第2リードは、半導体素子を搭載している。第1リードおよび第2リードの各々の一部は、封止樹脂から露出している。封止樹脂から露出する第1リードおよび第2リードの各々の部分は、外装めっき層により覆われている。外装めっき層は、錫を含む。これにより、当該半導体装置を配線基板に実装する際、封止樹脂から露出する第1リードおよび第2リードの各々の部分に対してハンダがなじみやすくなる。これにより、ハンダに対する第1リードおよび第2リードの各々の接触面積の拡大を図ることができる。
【0003】
しかし、特許文献1に開示されている半導体装置においては、封止樹脂から露出する第1リードおよび第2リードの各々の第1方向を向く端面は、外装めっき層に覆われていない。このため、当該半導体装置を配線基板に実装する際、第1リードおよび第2リードの各々の端面にハンダが這い上がりにくくなる。したがって、当該半導体装置においては、ハンダに対する第1リードおよび第2リードの各々の接触面積のさらなる拡大を図ることが困難となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-168553号公報
【0005】
[概要]
本開示は先述の事情に鑑み、配線基板に対する装置の接合強度の向上を図ることが可能な半導体装置およびその製造方法を提供することをその課題とする。
【0006】
本開示の第1の側面によって提供される半導体装置は、第1端子と、前記第1端子の第1方向の一方側に位置するとともに、前記第1端子に導通する半導体素子と、導体であるとともに、前記第1端子の一部を覆う保護層とを備える。前記第1端子は、第1面、第2面、第3面および第4面を有する。前記第1面は、前記第1方向において前記半導体素子が位置する側を向く。前記第2面は、前記第1方向において前記第1面とは反対側を向く。前記第3面は、前記第1方向に対して直交する第2方向の一方側を向く。前記第4面は、前記第1方向において前記第2面と前記第3面との間に位置する。前記第1方向に視て、前記第4面は、前記第1面に重なっている。前記保護層は、前記第2面および前記第4面を覆っている。
【0007】
本開示の第2の側面によって提供される半導体装置の製造方法は、第1方向において互いに反対側を向く第1面および第2面を有する第1リードを形成する第1工程と、前記第1リードを覆う保護層を形成する第2工程と、前記第1リードに導通する半導体素子を配置する第3工程と、前記半導体素子を覆う封止樹脂を形成する第4工程とを備える。前記保護層は、導体である。前記第1工程では、前記第2面から凹む第1開口部を前記第1リードに形成する工程を含む。前記第4工程では、前記封止樹脂を形成する前に、撤去可能な基材で前記第1開口部を塞ぐ工程を含む。
【0008】
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図2は、図1に対応する平面図であり、封止樹脂を透過するとともに、保護層の図示を省略している。
図3は、図1に示す半導体装置の底面図である。
図4は、図1に示す半導体装置の正面図である。
図5は、図1に示す半導体装置の右側面図である。
図6は、図1に示す半導体装置の左側面図である。
図7は、図2のVII-VII線に沿う断面図である。
図8は、図2のVIII-VIII線に沿う断面図である。
図9は、図2のIX-IX線に沿う断面図である。
図10は、図7の部分拡大図であり、第1端子の第3面およびその近傍を示している。
図11は、図7の部分拡大図であり、第1端子の第2面およびその近傍を示している。
図12は、図1に示す半導体装置の製造工程のうち第1工程を説明する底面図である。
図13は、図12のXIII-XIII線に沿う断面図である。
図14は、図1に示す半導体装置の製造工程のうち第2工程を説明する断面図である。
図15は、図1に示す半導体装置の製造工程のうち第3工程を説明する断面図である。
図16は、図1に示す半導体装置の製造工程のうち第4工程を説明する底面図である。
図17は、図1に示す半導体装置の製造工程のうち第4工程を説明する断面図である。
図18は、図1に示す半導体装置の製造工程のうち第5工程を説明する底面図である。
図19は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過するとともに、保護層の図示を省略している。
図20は、図19のXX-XX線に沿う断面図である。
図21は、本開示の第3実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過するとともに、保護層の図示を省略している。
図22は、図21に示す半導体装置の底面図である。
図23は、図21に示す半導体装置の右側面図である。
図24は、本開示の第4実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過するとともに、保護層の図示を省略している。
図25は、図24に示す半導体装置の底面図である。
図26は、図24に示す半導体装置の右側面図である。
図27は、本開示の第5実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過するとともに、保護層の図示を省略している。
図28は、図27に示す半導体装置の底面図である。
図29は、図27に示す半導体装置の右側面図である。
図30は、本開示の第6実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過するとともに、保護層の図示を省略している。
図31は、図30に示す半導体装置の底面図である。
図32は、図30に示す半導体装置の正面図である。
図33は、図30に示す半導体装置の右側面図である。
【0010】
[詳細な説明]
本開示の詳細について、添付図面に基づき説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ローム株式会社
駆動回路
今日
ローム株式会社
駆動回路
今日
ローム株式会社
駆動回路
今日
ローム株式会社
遅延回路
今日
ローム株式会社
メモリ回路
10日前
ローム株式会社
オペアンプ
10日前
ローム株式会社
差動増幅回路
今日
ローム株式会社
半導体集積回路
3日前
ローム株式会社
オペアンプ回路
10日前
ローム株式会社
オペアンプ回路
10日前
ローム株式会社
オペアンプ回路
10日前
ローム株式会社
半導体集積回路装置
3日前
ローム株式会社
A/Dコンバータ回路
4日前
ローム株式会社
駆動装置及び送受信装置
4日前
ローム株式会社
コンパレータ回路、電源回路
今日
ローム株式会社
半導体素子及びその製造方法
3日前
ローム株式会社
差動アンプおよび半導体装置
3日前
ローム株式会社
信号伝達装置、電子機器、車両
5日前
ローム株式会社
昇圧回路及び不揮発性メモリ装置
4日前
ローム株式会社
昇圧回路及び不揮発性メモリ装置
4日前
ローム株式会社
パラメータ設定装置及びパラメータ設定方法
3日前
ローム株式会社
信号伝達装置、電子機器、車両、パラメータ調整方法
4日前
ローム株式会社
半導体装置および半導体パッケージ
11日前
個人
雄端子
6日前
個人
後付地震遮断機
10日前
個人
超精密位置決め機構
11日前
東レ株式会社
積層多孔質膜
14日前
愛知電機株式会社
電力機器
3日前
CKD株式会社
巻回装置
13日前
ヒロセ電機株式会社
端子
3日前
個人
マルチバンドコイルアンテナ
26日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
20日前
矢崎総業株式会社
電線
21日前
株式会社大阪ソーダ
複合固体電解質
20日前
住友電装株式会社
端子
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
17日前
続きを見る