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公開番号2025116600
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024011114
出願日2024-01-29
発明の名称ドライバー
出願人中国電力株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B25B 23/10 20060101AFI20250801BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】狭隘な場所でのねじ締め作業およびねじ外し作業を容易にするドライバーを提供する。
【解決手段】ドライバーは、第1方向に延び、一方の端側に先端部を有する本体と、本体の他方の端側に接続される握り部と、を備える。先端部は、第1方向に平面視して、一方の端から放射方向に延び、第1方向と垂直な方向に突出する刃先面を有する。先端部には、第1方向について、刃先面の他方の端側の境界に対して、一方の端側の範囲にある面に通気孔がある。本体の内部には、通気孔と連通する通気路がある。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
第１方向に延び、一方の端側に先端部を有する本体と、
前記本体の他方の端側に接続される握り部と、
を備え、
前記先端部は、前記第１方向に平面視して、前記一方の端から放射方向に延び、前記第１方向と垂直な方向に突出する刃先面を有し、
前記先端部には、前記第１方向について、前記刃先面の前記他方の端側の境界に対して、前記一方の端側の範囲にある面に通気孔があり、
前記本体の内部には、前記通気孔と連通する通気路がある、ドライバー。
続きを表示（約 620 文字）【請求項２】
前記握り部の内部に、前記通気路内の気圧を前記本体の外部の気圧より低くする吸引装置をさらに備える、請求項１に記載のドライバー。
【請求項３】
前記通気路内の気圧を前記本体の外部の気圧より低くする吸引装置をさらに備え、
前記先端部には、前記第１方向について、前記刃先面の前記他方の端側の境界に対して、前記一方の端側の範囲にある面に光が入射可能な窓があり、
前記本体は、前記窓からの入射光の強さを検出する光センサをさらに備え、
前記光センサがねじの影響による前記入射光の強さの低下を検出した場合、前記吸引装置は、前記通気路内の気圧を前記本体の外部の気圧より低くする、請求項１に記載のドライバー。
【請求項４】
前記通気路内の気圧を前記本体の外部の気圧より低くする吸引装置をさらに備え、
前記吸引装置は、チューブであって、
前記吸引装置は、前記チューブを介した吸気によって、前記通気路内の気圧を前記本体の外部の気圧より低くする、請求項１に記載のドライバー。
【請求項５】
前記先端部は、前記第１方向について、前記刃先面の前記他方の端側の境界に対して、前記一方の端側の範囲の少なくとも一部に、ゴムからなるゴム部を有し、
少なくとも１つの前記通気孔は、前記ゴム部を貫通する、請求項１から請求項４のいずれか１項に記載のドライバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ドライバーに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ねじを吸引するドライバーが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０１７－５３７８０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、特許文献１に係るドライバーは、先端部の周囲をカバーで覆うものであるため、電気施設等の狭隘な場所でのねじ締め作業およびねじ外し作業が困難となる可能性があった。
【０００５】
本開示は、前記の課題に鑑みてなされたもので、狭隘な場所でのねじ締め作業およびねじ外し作業を容易にするドライバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の目的を達成するため、本開示の一態様に係るドライバーは、第１方向に延び、一方の端側に先端部を有する本体と、前記本体の他方の端側に接続される握り部と、を備え、前記先端部は、前記第１方向に平面視して、前記一方の端から放射方向に延び、前記第１方向と垂直な方向に突出する刃先面を有し、前記先端部には、前記第１方向について、前記刃先面の前記他方の端側の境界に対して、前記一方の端側の範囲にある面に通気孔があり、前記本体の内部には、前記通気孔と連通する通気路がある。
【０００７】
望ましい態様として、握り部の内部に通気路内の気圧を本体の外部の気圧より低くする吸引装置をさらに備える。
【０００８】
望ましい態様として、通気路内の気圧を本体の外部の気圧より低くする吸引装置をさらに備える。先端部には、第１方向について、刃先面の他方の端側の境界に対して、一方の端側の範囲にある面に光が入射可能な窓がある。本体は、窓からの入射光の強さを検出する光センサをさらに備える。光センサがねじの影響による入射光の強さの低下を検出した場合、吸引装置は、通気路内の気圧を本体の外部の気圧より低くする。
【０００９】
望ましい態様として、先端部は、第１方向について、刃先面の他方の端側の境界に対して、一方の端側の範囲の少なくとも一部に、ゴムからなるゴム部を有する。少なくとも１つの通気孔は、ゴム部を貫通する。
【００１０】
望ましい態様として、通気路内の気圧を本体の外部の気圧より低くする吸引装置をさらに備える。吸引装置は、チューブである。吸引装置は、チューブを介した吸気によって、通気路内の気圧を本体の外部の気圧より低くする。
（【００１１】以降は省略されています）

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