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公開番号
2025109236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024002949
出願日
2024-01-12
発明の名称
断路器
出願人
中国電力株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
H01H
31/02 20060101AFI20250717BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】点検者が、より簡易かつ確実に可動接触子と固定接触子の接触状態の良否の確認を行うことが可能な断路器を提供する。
【解決手段】可動接触子(ブレードコンタクト36)を端部に有する捻回可能なブレード30を、可動接触子が水平方向に向けられる場合に水平となる第1の側板31と、可動接触子が鉛直方向に向けられる場合に水平となる第2の側板32と、を備え、可動接触子が水平方向に向けられた場合に第1の側板31の下方に向けられる面に第1目印51を設け、可動接触子が鉛直方向に向けられた場合に第2の側板32の下方に向けられる面に第1目印51とは異なる第2目印52を設ける。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電力線が接続される固定接触子と、
前記固定接触子から離れると水平方向を向き、前記固定接触子に近づくと水平方向から鉛直方向へ向きを変えながら前記固定接触子の端子間に嵌入されて前記固定接触子と接触する板状の可動接触子と、
前記可動接触子が前記固定接触子に対して離れるか又は近づくように、前記可動接触子を端部において支持する捻回可能なブレードと、
を有する断路器であって、
前記ブレードは、前記可動接触子が水平方向に向けられる場合に水平となる第1の側板と、前記可動接触子が鉛直方向に向けられる場合に水平となる第2の側板と、を備え、
前記第1の側板において前記可動接触子が水平方向に向けられた場合に下方に向けられる面に第1目印を設け、
前記第2の側板において前記可動接触子が鉛直方向に向けられた場合に下方に向けられる面に第2目印を設けた、
ことを特徴とする断路器。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記第1目印は、着色塗料であり、
前記第2目印は、前記第1目印と異なる色の着色塗料であることを特徴とする請求項1記載の断路器。
【請求項3】
前記ブレードを下方から見て、前記第1目印の表出量と前記第2目印の表出量の比が許容範囲から逸脱している場合に異常であることを判定する請求項1又は2記載の断路器。
【請求項4】
前記可動接触子に設けられた可動側ストッパと、前記可動側ストッパと当接可能に前記固定接触子の近傍に設けられた固定側ストッパとを備え、
前記可動側ストッパの前記固定側ストッパに当接する面に第3の目印を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の断路器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力線路の開閉を行う断路器に関し、特に、ブレードの動作を捻回式とした水平二点切断路器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の断路器は、回転するブレードが捻回することで、先端にある可動接触子と、受け側となる固定接触子が正規の位置で接触することで、電流が流れるようになっている。
【0003】
すなわち、ブレードは、水平方向に延びる長尺状の導電部材であり、その中間部が回転碍子上に捻回装置を介して支持されている。これにより、ブレードは、駆動源からの動力により回転碍子と共にこの回転碍子の軸を中心として回転し、ブレードが入り位置に回転変位したときに、ブレードの両端部が両側に配置された固定接触子と接触し、また、ブレードが切位置に回転変位したときに、ブレードの両端部が固定接触子から離間する。
【0004】
また、ブレードは、捻回装置により伸長方向に延びる軸を中心として回転可能となっており、ブレードが切位置から入位置に移動する間に(固定接触しに近づくと)、ブレードが90度回転して水平方向から鉛直方向へ向きを変えながら固定接触子である上下一対のフィンガコンタクト間に嵌入されて固定接触子と接触する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-120719号公報.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、断路器は、長期にわたって外部に放置されることから、稔回機構が円滑に動かなくなり、可動接触子の向きが意図した向きに至らない場合がある。このような事態が生じた場合には、可動接触子と固定接触子の接触状態が不完全となり、導通不良や過熱を引き起こす不都合がある。
【0007】
そこで、従来においては、定期的に巡視を行い、可動接触子と固定接触子の接触状態を点検者が目視をもって確認するようにしている。ところが、断路器は、地上から高い位置に接地されている場合が多く、また、ブレードが入位置にある場合には、可動接触子がフィンガコンタクト間に嵌入されるため、その接触状態の良否を視認しにくいものであった。
【0008】
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、点検者が、より簡易かつ確実に可動接触子と固定接触子の接触状態の良否を把握することが可能な断路器を提供することを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を達成するために、本発明に係る断路器は、
電力線が接続される固定接触子と、
前記固定接触子から離れると水平方向を向き、前記固定接触子に近づくと水平方向から鉛直方向へ向きを変えながら前記固定接触子の端子間に嵌入されて前記固定接触子と接触する板状の可動接触子と、
前記可動接触子が前記固定接触子に対して離れるか又は近づくように、前記可動接触子を端部において支持する捻回可能なブレードと、
を有する断路器であって、
前記ブレードは、前記可動接触子が水平方向に向けられる場合に水平となる第1の側板と、前記可動接触子が鉛直方向に向けられる場合に水平となる第2の側板と、を備え、
前記第1の側板において前記可動接触子が水平方向に向けられた場合に下方に向けられる面に第1目印を設け、
前記第2の側板において前記可動接触子が鉛直方向に向けられた場合に下方に向けられる面に第2目印を設けた、
ことを特徴としている。
【0010】
ここで、第1目印と第2目印は、特に限定されるものではないが、第1目印を着色塗料とし、第2目印を、第1目印と異なる色の着色塗料にするとよい。
(【0011】以降は省略されています)
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