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公開番号2025117833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012777
出願日2024-01-31
発明の名称ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 4/02 20060101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】平型配索材に対して、複数の導電部材を適正にはんだ付けすることができるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス100は、挿入部を有する複数の端子11と、挿入部を突出させた状態で複数の端子11を複数の列に配列させて保持する端子保持部12と、を含むコネクタ10と、可撓性を有し、複数のスルーホールSHが形成され当該スルーホールを介して端子と物理的かつ電気的に接続される平板状のフレキシブルプリント基板部21を含む平型配索材20と、を備え、フレキシブルプリント基板部は、端子保持部において複数の端子の挿入部が突出している端面12sを覆うように配置され、複数のスルーホールのそれぞれに対して、対応する端子の挿入部が挿入された状態で、挿入部と、はんだを介して、物理的かつ電気的に接続されている。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
挿入部を有する複数の端子と、前記挿入部を突出させた状態で複数の前記端子を複数の列に配列させて保持する端子保持部と、を含むコネクタと、
可撓性を有し、複数のスルーホールが形成され当該スルーホールを介して前記端子と物理的かつ電気的に接続される平板状のフレキシブルプリント基板部を含む平型配索材と、
を備え、
前記フレキシブルプリント基板部は、前記端子保持部において複数の前記端子の前記挿入部が突出している端面を覆うように配置され、複数の前記スルーホールのそれぞれに対して、対応する前記端子の前記挿入部が挿入された状態で、当該挿入部と、はんだを介して、物理的かつ電気的に接続されている、
ことを特徴とするワイヤハーネス。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記平型配索材は、前記フレキシブルプリント基板部の一端に接続され前記フレキシブルプリント基板部よりも高い剛性を有し、電子部品が、はんだを介して、物理的かつ電気的に接続されている平板状のリジッド基板部を更に含み、前記フレキシブルプリント基板部の前記一端側で屈曲した状態で、前記フレキシブルプリント基板部が前記端子保持部に対する前記挿入部の突出方向において、当該端子保持部と対向して位置し、前記リジッド基板部が前記突出方向と交差する方向において当該端子保持部と対向して位置する、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記端子保持部は、複数の前記端子の列のうちの一つを保持する平板状の平板部を複数含んで構成されており、
前記コネクタは、前記端子保持部の前記端面を外方に露出させた状態で、複数の前記平板部を複数の前記平板部の板厚方向に積層させて保持するハウジングを更に含む、
請求項1又は2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記端子保持部は、隣り合う一方の列の複数の前記端子を、隣り合う他方の列の複数の前記端子に対して、前記複数の端子の列方向にずらして配列させて保持する、
請求項1又は2に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、可撓性を有するフレキシブルプリント基板部と、電子部品が実装されるリジッド基板部とが一体化されたリジッドフレキシブル基板が知られている。また、特許文献1には、第1接続端子が設けられた電子回路基板と、内部ケースと、内部ケースを外部から挿入可能な空間が内部に設けられた外部ケースと、空間の内部から外部ケースの外部まで延びる第2接続端子と、一端が外部ケースの外部でセンサに接続され、他端が空間の内部に配される第3接続端子に接続される配線と、を備えた電子回路基板内蔵コネクタに関する技術が開示されている。特許文献1において、電子回路基板は、第1接続端子を露出させた状態で内部ケース内に樹脂により封止され、内部ケースは外部ケースの空間に収納され、第1接続端子に第2接続端子及び第3接続端子が接続され、空間が蓋により閉塞されている。特許文献1においては、上記の構成により、耐熱信頼性及び信号信頼性を向上させることができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許5907129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、リジッドフレキシブル基板などの平型配索材に対して、端子等の導電部材を複数はんだ付けする場合、導電部材毎にはんだ付けを行うと、はんだ付けの精度にばらつきがでる虞がある。
【0005】
本発明の目的は、平型配索材に対して、複数の導電部材を適正にはんだ付けすることができるワイヤハーネスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のワイヤハーネスは、挿入部を有する複数の端子と、前記挿入部を突出させた状態で複数の前記端子を複数の列に配列させて保持する端子保持部と、を含むコネクタと、可撓性を有し、複数のスルーホールが形成され当該スルーホールを介して前記端子と物理的かつ電気的に接続される平板状のフレキシブルプリント基板部を含む平型配索材と、を備え、前記フレキシブルプリント基板部は、前記端子保持部において複数の前記端子の前記挿入部が突出している端面を覆うように配置され、複数の前記スルーホールのそれぞれに対して、対応する前記端子の前記挿入部が挿入された状態で、当該挿入部と、はんだを介して、物理的かつ電気的に接続されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスは、平型配索材に対して、複数の導電部材を適正にはんだ付けすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスを示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスを示す分解斜視図である。
図3は、実施形態の平型配索材を示す平面図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスの製造工程を示すフローチャート図である。
図5は、実施形態における端子収容工程を示す斜視図である。
図6は、実施形態におけるレーザ照射工程を示す斜視図である。
図7は、実施形態における折り曲げ工程を示す斜視図である。
図8は、実施形態におけるハウジング収容工程を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るワイヤハーネスにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図8を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、ワイヤハーネスに関する。図1は、実施形態に係るワイヤハーネスを示す斜視図、図2は、実施形態に係るワイヤハーネスを示す分解斜視図、実施形態の平型配索材を示す平面図、図4は、実施形態に係るワイヤハーネスの製造工程を示すフローチャート図、図5は、実施形態における端子収容工程を示す斜視図、図6は、実施形態におけるレーザ照射工程を示す斜視図、図7は、実施形態における折り曲げ工程を示す斜視図、図8は、実施形態におけるハウジング収容工程を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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