TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025122555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-21
出願番号2024018130
出願日2024-02-08
発明の名称情報処理装置及びその制御方法、並びに、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 21/32 20130101AFI20250814BHJP(計算;計数)
要約【課題】認証の準備の簡便化を図りつつ、認証対象者の高精度な認証を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】認証対象者の顔を含む顔画像を取得する画像取得部131と、顔画像を用いて認証対象者の顔認証を行う顔認証部135と、認証対象者に対して情報処理装置100-1を保持しながら実施する動作を指示する動作指示部133と、動作指示部133で指示した動作と情報処理装置100-1の実際の動作とに基づいて認証対象者の動作認証を行う動作認証部136と、顔認証が成功し且つ動作認証が成功した場合に認証対象者の認証を成功と判定し、顔認証と動作認証の少なくともいずれかが失敗した場合に認証対象者の認証を失敗と判定する認証判定部137を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
認証対象者の認証を行う情報処理装置であって、
前記認証対象者の顔を含む顔画像を取得する取得手段と、
前記顔画像を用いて前記認証対象者の顔認証を行う顔認証手段と、
前記認証対象者に対して当該情報処理装置を保持しながら実施する動作を指示する動作指示手段と、
前記動作指示手段で指示した動作と、当該情報処理装置の実際の動作とに基づいて、前記認証対象者の動作認証を行う動作認証手段と、
前記顔認証が成功し且つ前記動作認証が成功した場合に前記認証対象者の認証を成功と判定し、前記顔認証と前記動作認証の少なくともいずれかが失敗した場合に前記認証対象者の認証を失敗と判定する判定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記判定手段は、前記顔認証が成功し前記動作認証が失敗した場合には、前記認証対象者になりすますなりすまし行為が行われたと判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記動作認証手段は、前記動作指示手段で指示した動作と、当該情報処理装置の前記実際の動作とが合致した場合に、前記動作認証を成功とする
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
当該情報処理装置の位置姿勢を計測する計測手段を更に有し、
前記動作認証手段は、前記計測手段で計測された当該情報処理装置の位置姿勢に基づいて、当該情報処理装置の前記実際の動作を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記計測手段による当該情報処理装置の位置姿勢の計測と、前記顔認証手段による前記顔認証とは、並列処理される
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記計測手段による当該情報処理装置の位置姿勢の計測がなされた後に、前記顔認証手段による前記顔認証が行われる
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記計測手段は、当該情報処理装置の初期の位置姿勢を基準とした当該情報処理装置の相対位置姿勢を計測する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記計測手段は、1つの座標系を基準とした当該情報処理装置の絶対位置姿勢を計測する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項9】
当該情報処理装置の位置姿勢に基づいてマークを表示する表示手段を更に有し、
前記動作指示手段は、前記認証対象者に対して前記マークが前記表示手段に表示され続けるように当該情報処理装置に対する前記動作を指示する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記マークは、3次元空間に配置された仮想のマークまたは実物のマークに基づくマークである
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置及びその制御方法、並びに、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
可搬型の端末装置に搭載されたカメラを用いた顔認証システムでは、予め認証されて登録された顔画像とカメラで取得した認証対象者の顔画像とを比較して、認証対象者が今現在カメラの前に存在するか否かを判別することがある。このような認証は、カメラで顔を撮影するのみで完了するために利便性が高く、eKYC(electronic Know Your Customer:電子本人確認)、学校等の授業の出席確認、作業現場の点呼などへの応用が可能である。
【0003】
しかしながら、認証対象者は、自身で端末装置を持ちながら顔認証処理を行うために、周りの目が行き届きにくい。そのため、定点カメラを用いた顔認証システムと比較すると、他人の顔写真などを用いたなりすましを行うことが容易であるという問題がある。
【0004】
なりすましを検知する方法として、カメラの前に存在する顔が平面的な形状であるか否かを解析し、カメラの前に存在する顔が平面的な形状である場合には、写真や他の端末装置などのディスプレイを用いたなりすましであると判断する方法が知られている。例えば、特許文献1には、カメラの角度と撮影したカメラ画像との関係を基にして、顔が平面的な形状であるか否かを解析して、なりすまし等の不適切な操作の判定を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019―204358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、認証用の画像として、多数の様々な方向から顔を撮影して得た多数の画像を登録しておく必要があるため、認証の準備が煩雑になるという課題がある。また、特許文献1では、なりすまし等を含む認証対象者の高精度な認証を行うという観点では、不十分であるという課題がある。
【0007】
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、認証の準備の簡便化を図りつつ、認証対象者の高精度な認証を行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の情報処理装置は、認証対象者の認証を行う情報処理装置であって、前記認証対象者の顔を含む顔画像を取得する取得手段と、前記顔画像を用いて前記認証対象者の顔認証を行う顔認証手段と、前記認証対象者に対して当該情報処理装置を保持しながら実施する動作を指示する動作指示手段と、前記動作指示手段で指示した動作と、当該情報処理装置の実際の動作とに基づいて、前記認証対象者の動作認証を行う動作認証手段と、前記顔認証が成功し且つ前記動作認証が成功した場合に前記認証対象者の認証を成功と判定し、前記顔認証と前記動作認証の少なくともいずれかが失敗した場合に前記認証対象者の認証を失敗と判定する判定手段と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、認証の準備の簡便化を図りつつ、認証対象者の高精度な認証を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る情報処理装置の外観の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る情報処理装置を用いて認証対象者が顔認証処理を実施している際の外観の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る情報処理装置の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図4のステップS101における処理を説明するための図である。
第1の実施形態を示し、図4のステップS102における処理を説明するための図である。
第1の実施形態を示し、図4のステップS108における処理を説明するための図である。
第1の実施形態を示し、図4のステップS109における処理を説明するための図である。
第1の実施形態を示し、図4のステップS103において、情報処理装置の位置姿勢に連動してディスプレイに特定のマークを表示するか否かの決定方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図9のステップS201における処理を説明するための図である。
第1の実施形態を示し、図9のステップS202における処理を説明するための図である。
第1の実施形態を示し、図9のステップS202における処理を説明するための図である。
第1の実施形態を示し、図9のステップS204における処理を説明するための図である。
第1の実施形態を示し、図4のステップS107における処理を説明するための図である。
第2の実施形態に係る情報処理装置の外観の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る情報処理装置を用いて認証対象者が顔認証処理を実施している際の外観の一例を示す図である。
第2の実施形態を示し、図4のステップS102における処理を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
発光装置
2日前
キヤノン株式会社
光学機器
2日前
キヤノン株式会社
電子機器
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
1日前
キヤノン株式会社
プログラム、方法
今日
キヤノン株式会社
制御装置、制御方法
今日
キヤノン株式会社
演算装置、演算方法
2日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
保護カバー及び撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
レンズ装置および撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
情報処理システム及び方法
4日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置及び吐出方法
3日前
キヤノン株式会社
発光装置及びその製造方法
3日前
キヤノン株式会社
通信装置およびその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
画像処理装置、画像処理方法
4日前
キヤノン株式会社
走査光学装置及び画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
通信システム及び画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
レンズ装置および撮像システム
2日前
キヤノン株式会社
画像処理装置および画像処理方法
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置およびその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、方法、プログラム
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、方法、プログラム
4日前
キヤノン株式会社
膜形成方法、および物品製造方法
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置及び撮像装置の駆動方法
2日前
キヤノン株式会社
記録装置および記録装置の制御方法
2日前
キヤノン株式会社
樹脂成形品および組立品の製造方法
4日前
キヤノン株式会社
通信装置、制御方法およびプログラム
1日前
キヤノン株式会社
制御装置、制御方法およびプログラム
今日
キヤノン株式会社
通信装置、通信方法、及びプログラム
今日
キヤノン株式会社
制御装置、制御方法、及びプログラム
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置、制御方法、及びプログラム
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、表示方法、及びプログラム
3日前
続きを見る