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公開番号
2025125933
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022219
出願日
2024-02-16
発明の名称
電力変換装置
出願人
Astemo株式会社
,
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H02M
3/155 20060101AFI20250821BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電力変換装置の設置スペースを縮小可能とする。
【解決手段】中央プレート31に対して保持される直流電源コネクタ17と、直流電源コネクタ17と隣接するように中央プレート31に対して保持される空調設備用コネクタと、直流電源コネクタ17及び空調設備用コネクタと少なくともコンデンサユニット及びDCDCコンバータユニット14とを接続する内部バスバー19とを備え、中央プレート31は、隔壁部31aを側方から囲う囲壁部31bを備え、直流電源コネクタ17及び空調設備用コネクタは、囲壁部31bの外壁面から突出して設けられると共に、ケーブルが隔壁部31aの壁面と傾斜する方向から装着可能に形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電力変換回路を形成するコンデンサユニット、リアクトルユニット、DCDCコンバータユニット及びパワーモジュールと、
前記コンデンサユニット、前記リアクトルユニット、前記DCDCコンバータユニット及び前記パワーモジュールを支持する平板状の隔壁部を有する支持プレートと、
前記支持プレートに対して保持される第1コネクタと、
前記第1コネクタと隣接するように前記支持プレートに対して保持される第2コネクタと、
前記第1コネクタ及び前記第2コネクタと少なくとも前記コンデンサユニット及びDCDCコンバータユニットとを接続するバスバーと
を備え、
前記支持プレートは、前記隔壁部を側方から囲う囲壁部を備え、
前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、前記囲壁部の外壁面から突出して設けられると共に、ケーブルが前記隔壁部の壁面と傾斜する方向から装着可能に形成されている
ことを特徴とする電力変換装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記リアクトルユニット、前記DCDCコンバータユニット及び前記バスバーが前記隔壁部の前記壁面の1つである上面の上方に配置され、
平面視にて、前記バスバーは、前記DCDCコンバータユニットを跨がずに、前記DCDCコンバータユニットと接続されている
ことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記リアクトルユニットは、リアクトル素子を覆うケースを備え、
前記ケースは、ケース本体の下端から側方に突出すると共に前記支持プレートに締結されるフランジ部を備え、
前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、前記ケーブルを斜め下方から装着可能に形成され、
前記バスバーの途中部位は、前記フランジ部の上方に位置する
ことを特徴とする請求項1または2記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記バスバーは、前記第1コネクタと接続する第1接続部位と、前記第2コネクタと接続する第2接続部位とを有し、前記第1接続部位と前記第2接続部位との間の部位が前記支持プレートに固定されていることを特徴とする請求項1または2記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記バスバーは、途中部位が湾曲することで形成された応力緩和部位を有することを特徴とする請求項1または2記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記第1コネクタがバッテリと接続される直流電源コネクタであり、
平面視にて、前記DCDCコンバータユニットは、前記リアクトルユニットよりも前記直流電源コネクタから遠くに位置する
ことを特徴とする請求項1または2記載の電力変換装置。
【請求項7】
前記囲壁部が平面視にて矩形状に形成され、
前記矩形状の一辺に相当する前記囲壁部の側壁に前記第1コネクタ及び前記第2コネクタが設けられ、
前記第1コネクタ及び前記第2コネクタが設けられた前記側壁と接続される他の前記側壁に前記DCDCコンバータユニットの出力コネクタが設けられ、
前記第2コネクタは、空調設備用インバータと接続される空調設備用コネクタであると共に、平面視にて、前記出力コネクタが設けられた前記側壁から前記第1コネクタよりも遠くに位置する
ことを特徴とする請求項6記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、複数の高圧コネクタを備える電力変換装置が開示されている。特許文献1に開示された電力変換装置は、高圧コネクタとして、入力コネクタと出力コネクタとを備えている。入力コネクタは、直流電源に接続された電源配線のコネクタが接続されるように構成されている。出力コネクタは、回転電機等の交流負荷に接続された負荷配線のコネクタが接続されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6908004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示された電力変換装置は、入力コネクタ及び出力コネクタがケースの側面に対して並ぶように設けられている。これらの入力コネクタ及び出力コネクタには、水平方向から外部のコネクタ(例えば、上述の電源配線のコネクタや負荷配線のコネクタ)が差し込まれる。このように、電力変換装置のコネクタに対して、水平方向から外部コネクタを差し込む構造とすると、電力変換装置の側方に対してコネクタが大きく突出することになる。また、電力変換装置に接続された外部コネクタも電力変換装置の側方に大きく突出することになる。この結果、電力変換装置の設置スペースを広く確保する必要が生じる。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、電力変換装置の設置スペースを縮小可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
本発明の一態様は、電力変換装置であって、電力変換回路を形成するコンデンサユニット、リアクトルユニット、DCDCコンバータユニット及びパワーモジュールと、上記コンデンサユニット、上記リアクトルユニット、上記DCDCコンバータユニット及び上記パワーモジュールを支持する平板状の隔壁部を有する支持プレートと、上記支持プレートに対して保持される第1コネクタと、上記第1コネクタと隣接するように上記支持プレートに対して保持される第2コネクタと、上記第1コネクタ及び上記第2コネクタと少なくとも上記コンデンサ及びDCDCコンバータとを接続するバスバーとを備え、上記支持プレートが、上記隔壁部を側方から囲う囲壁部を備え、上記第1コネクタ及び上記第2コネクタは、上記囲壁部の外壁面から突出して設けられると共に、ケーブルが上記隔壁部の壁面と傾斜する方向から装着可能に形成されているという構成を採用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の電力変換装置において、隣接する第1コネクタ及び第2コネクタは、支持プレートの囲壁部の外壁面から突出するように設けられており、ケーブルが平板状の隔壁部に対して傾斜する方向から装着可能に形成されている。このため、第1コネクタ及び第2コネクタに対してケーブルが平板状の隔壁部に対して水平方向から装着される場合と比較して、第1コネクタ及び第2コネクタの外壁面からの突出量を小さくすることが可能である。また、第1コネクタ及び第2コネクタに対してケーブルが水平方向から装着される場合と比較して、ケーブルの水平方向への突出量を小さくすることができる。したがって、本実施形態の電力変換装置は、隔壁部の法線方向から見た場合の設置スペースを縮小することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態における電力変換装置が搭載される車両の概略構成図である。
本発明の一実施形態における電力変換装置が備える昇降圧コンバータとインバータとの電気的な概略構成を示す回路図である。
本発明の一実施形態における電力変換装置の構造的な概略構成を示す分解斜視図である。
本発明の一実施形態における電力変換装置のリアクトルユニットを含む模式的な断面図である。
本発明の一実施形態における電力変換装置の本体ケースの上部カバーを省略した模式図である。
本発明の一実施形態における電力変換装置が備える内部バスバーの斜視図である。
内部バスバーの途中部位に応力緩和部位を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明に係る電力変換装置の一実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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