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公開番号2025126455
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024022647
出願日2024-02-19
発明の名称表面抗菌化方法および表面抗菌化用分散液
出願人株式会社オカノブラスト
代理人個人,個人
主分類A01N 59/16 20060101AFI20250822BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明の課題は、基材の表面の色や光沢を著しく変えることなく、基材の表面に抗菌効果を付与することができる表面抗菌化方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の第1局面に係る表面抗菌化方法では、第1抗菌性金属を表面に有する第1粒子と、第2抗菌性金属を表面に有し、第1粒子と平均粒子径(D50)の異なる第2粒子とを含む液体を、基材の表面に噴き付けて前記基材に対し抗菌性表面を形成する。また、上記構成において、第1粒子の平均粒子径(D50)が2μm以上13μm以下の範囲内であり、第2粒子の平均粒子径(D50)が15μm以上25μm以下の範囲内であることが好ましい。
【選択図】図31


特許請求の範囲【請求項1】
第1抗菌性金属を表面に有する第1粒子と、第2抗菌性金属を表面に有し、前記第1粒子と平均粒子径(D50)の異なる第2粒子とを含む液体を、基材の表面に噴き付けて前記基材に対し抗菌性表面を形成する
表面抗菌化方法。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記第1粒子の平均粒子径(D50)が2μm以上13μm以下の範囲内であり、
前記第2粒子の平均粒子径(D50)が15μm以上25μm以下の範囲内である、
請求項1に記載の表面抗菌化方法。
【請求項3】
前記第1粒子は、前記第1抗菌性金属とは異なる素材から成る第1コアと、前記第1抗菌性金属から成り前記第1コアを覆う第1被覆層とを有し、
前記第2粒子は、前記第2抗菌性金属とは異なる素材から成る第2コアと、前記第2抗菌性金属から成り前記第2コアを覆う第2被覆層とを有し、
前記第1粒子に対する前記第1被覆層の質量割合が40質量%以上60質量%以下の範囲内であり、
前記第2粒子に対する前記第2被覆層の質量割合が5質量%以上20質量%以下の範囲内である、
請求項1または2に記載の表面抗菌化方法。
【請求項4】
前記液体を前記基材の表面に噴き付ける前の前記基材の表面と、前記液体を前記基材の表面に噴き付けて前記基材に対し抗菌性表面を形成した後の前記基材の表面との色差(ΔE)が0.05以上4.0以下の範囲内である、
請求項1に記載の表面抗菌化方法。
【請求項5】
第1抗菌性金属を表面に有する第1粒子と、
第2抗菌性金属を表面に有し、前記第1粒子と平均粒子径(D50)の異なる第2粒子と、
を含有し、
前記第2粒子の質量に対する前記第1粒子の質量の比が1.1以上1.5以下の範囲内である
表面抗菌化用分散液。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表面抗菌化方法に関する。また、本発明は、表面抗菌化用分散液にも関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
これまでに、銀粒子を用いて基材の表面に銀を固着させて抗カビ表面を形成させる手法が提案されている(例えば、特開2008-214197号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-214197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、今日では、表面の抗菌化処理等により基材の表面に抗菌性を付与する方法が求められている。しかし、従来の方法では、基材の表面に対して抗菌化処理を行い、同基材の表面に抗菌性を付与すると、その抗菌化処理前の基材の表面に比べ、抗菌化処理後における基材の表面は、色や光沢などが著しく変わってしまう場合がある。これにより、抗菌化処理後における基材の表面の見た目が著しく変化することがある。
【0005】
本発明の課題は、基材の表面の色や光沢を著しく変えることなく、基材の表面に抗菌効果を付与することができる表面抗菌化方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1局面に係る表面抗菌化方法では、第1抗菌性金属を表面に有する第1粒子と、第2抗菌性金属を表面に有し、第1粒子と平均粒子径(D50)の異なる第2粒子とを含む液体を、基材の表面に噴き付けて同基材に対し抗菌性表面を形成する。なお、この場合において、第1抗菌性金属と第2抗菌性金属は、同じ抗菌性金属であってもよいし、異なる抗菌性金属であってもよい。また、第1粒子は、第1抗菌性金属のみから成っていてもよいし、第1抗菌性金属とは異なる素材から成る第1コアと、第1抗菌性金属から成り第1コアを覆う第1被覆層などから成っていてもよい。また、第2粒子は、第2抗菌性金属のみから成っていてもよいし、第2抗菌性金属とは異なる素材から成る第2コアと、第2抗菌性金属から成り第2コアを覆う第2被覆層などから成っていてもよい。
【0007】
発明者らの鋭意検討の結果、この表面抗菌化方法を用いることによって、表面の抗菌化処理前後において基材の表面の色や光沢を著しく変えることなく、基材の表面に抗菌性を付与できることが明らかとなった。
【0008】
また、本発明の第1局面に係る表面抗菌化方法において、第1粒子の平均粒子径(D50)が2μm以上13μm以下の範囲内であり、第2粒子の平均粒子径(D50)が15μm以上25μm以下の範囲内であることが好ましい。
【0009】
発明者らの鋭意検討の結果、当該範囲内の粒径の第1粒子、第2粒子を使用することにより、表面の抗菌化処理を行った基材の平滑性を損なうことなく抗菌性を付与することができることが明らかとなった。
【0010】
また、本発明の第1局面に係る表面抗菌化方法において、第1粒子は、第1抗菌性金属とは異なる素材から成る第1コアと、第1抗菌性金属から成り第1コアを覆う第1被覆層とを有する。また、第2粒子は、第2抗菌性金属とは異なる素材から成る第2コアと、第2抗菌性金属から成り第2コアを覆う第2被覆層とを有する。さらに、第1粒子に対する第1被覆層の質量割合が40質量%以上60質量%以下の範囲内であり、第2粒子に対する第2被覆層の質量割合が5質量%以上20質量%以下の範囲内であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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