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公開番号2025126757
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024023159
出願日2024-02-19
発明の名称薬液投与装置及びその制御方法、薬液投与システム、並びに、プログラム
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61M 5/20 20060101AFI20250822BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】薬液投与装置を充電するためのコネクタ部をより確実に保護する。
【解決手段】薬液投与装置(1)は、リザーバ(18)内に充填された薬液を送出するポンプと、ポンプに電力を供給する充電池(42)と、充電池(42)を充電するための充電装置を接続可能なコネクタ部(75)と、コネクタ部(75)を保護するキャップ(751)と、キャップ(751)の開閉を検出する検出部(78)と、制御部(71)と、を備え、制御部(71)は、コネクタ部(75)に充電装置が接続されずに、キャップ(751)が予め定められた時間だけ開いていることが検出された場合、ユーザに対してアラートを報知する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
リザーバ内に充填された薬液を送出するポンプと、
前記ポンプに電力を供給する充電池と、
前記充電池を充電するための充電装置を接続可能なコネクタ部と、
前記コネクタ部を保護するキャップと、
前記キャップの開閉を検出する検出部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが予め定められた時間だけ開いていることが検出された場合、ユーザに対してアラートを報知する、
薬液投与装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記ポンプと、前記充電池と、前記コネクタ部と、前記キャップと、前記検出部と、前記制御部とは、ポンプ本体に設けられ、
患者の皮膚に貼り付け可能な貼付部を備えるとともに、前記ポンプ本体を装着可能なクレードル装置に前記ポンプ本体が装着されているか否かを判定する判定部を更に備え、
前記制御部は、前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定されたか否かに応じて、前記アラートの報知を制御する、
請求項1に記載の薬液投与装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定された場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが前記予め定められた時間だけ開いていることが検出されたときは、前記薬液投与装置を操作するためのリモコンが備える出力部から前記アラートを報知させる、請求項2に記載の薬液投与装置。
【請求項4】
ユーザに情報を報知するための報知部を更に備え、
前記制御部は、前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定されなかった場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが前記予め定められた時間だけ開いていることが検出されたときは、前記薬液投与装置が備える前記報知部から前記アラートを報知させる、
請求項2に記載の薬液投与装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていないと判定された場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが第1時間だけ開いていることが検出された場合、前記アラートを報知し、
前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定された場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが前記第1時間よりも大きな第2時間だけ開いていることが検出された場合、前記アラートを報知する、
請求項2から4のいずれか一項に記載の薬液投与装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定された場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されたときは、前記ユーザに対して前記充電装置の接続禁止を報知する、
請求項2に記載の薬液投与装置。
【請求項7】
前記ポンプ本体は、
前記リザーバ内に設けられ、前記リザーバの長手方向に移動可能なプランジャと、
可動領域において移動することにより、前記プランジャと係止して、前記プランジャを前記リザーバの先端側に押圧することが可能な可動部と、
前記可動部を前記可動領域において移動させる駆動部と、
を備える、請求項2に記載の薬液投与装置。
【請求項8】
請求項1に記載の薬液投与装置と、
前記薬液投与装置を操作するためのリモコンと、
を備える、薬液投与システム。
【請求項9】
薬液投与装置の制御方法であって、
前記薬液投与装置は、
リザーバ内に充填された薬液を移送するポンプと、
前記ポンプを駆動するための電力を供給する充電池と、
前記充電池を充電するための充電装置を接続可能なコネクタ部と、
前記コネクタ部を保護するキャップと、
前記キャップの開閉を検出する検出部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部が、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが予め定められた時間だけ開いていることが検出された場合、ユーザに対してアラートを報知することを含む、
薬液投与装置の制御方法。
【請求項10】
薬液投与装置を制御するプログラムであって、
前記薬液投与装置は、
リザーバ内に充填された薬液を移送するポンプと、
前記ポンプを駆動するための電力を供給する充電池と、
前記充電池を充電するための充電装置を接続可能なコネクタ部と、
前記コネクタ部を保護するキャップと、
前記キャップの開閉を検出する検出部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部に、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが予め定められた時間だけ開いていることが検出された場合、ユーザに対してアラートを報知する手順を実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、薬液投与装置及びその制御方法、薬液投与システム、並びに、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インスリン等の薬液を患者の体内に投与する薬液投与装置が知られている。特許文献1には、バッテリを使い捨て部及び/又は再使用部内に設け、動力源として使用することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-039846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の薬液投与装置は、充電端子を接続するコネクタ部の保護という観点から改善の余地があった。
【0005】
本開示の目的は、薬液投与装置を充電するためのコネクタ部をより確実に保護することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示によれば、薬液投与装置は、
(1)リザーバ内に充填された薬液を送出するポンプと、
前記ポンプに電力を供給する充電池と、
前記充電池を充電するための充電装置を接続可能なコネクタ部と、
前記コネクタ部を保護するキャップと、
前記キャップの開閉を検出する検出部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが予め定められた時間だけ開いていることが検出された場合、ユーザに対してアラートを報知する、
薬液投与装置である。
【0007】
(2)(1)の薬液投与装置において、
前記ポンプと、前記充電池と、前記コネクタ部と、前記キャップと、前記検出部と、前記制御部とは、ポンプ本体に設けられ、
患者の皮膚に貼り付け可能な貼付部を備えるとともに、前記ポンプ本体を装着可能なクレードル装置に前記ポンプ本体が装着されているか否かを判定する判定部を更に備え、
前記制御部は、前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定されたか否かに応じて、前記アラートの報知を制御してもよい。
【0008】
(3)(2)の薬液投与装置において、
前記制御部は、前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定された場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが前記予め定められた時間だけ開いていることが検出されたときは、前記薬液投与装置を操作するためのリモコンが備える出力部から前記アラートを報知させてもよい。
【0009】
(4)(2)又は(3)の薬液投与装置において、
ユーザに情報を報知するための報知部を更に備え、
前記制御部は、前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定されなかった場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが前記予め定められた時間だけ開いていることが検出されたときは、前記薬液投与装置が備える前記報知部から前記アラートを報知させてもよい。
【0010】
(5)(2)から(4)のいずれかの薬液投与装置において、
前記制御部は、
前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていないと判定された場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが第1時間だけ開いていることが検出された場合、前記アラートを報知し、
前記クレードル装置に前記ポンプ本体が装着されていると判定された場合において、前記コネクタ部に前記充電装置が接続されずに、前記キャップが前記第1時間よりも大きな第2時間だけ開いていることが検出された場合、前記アラートを報知してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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