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公開番号2025126798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024023213
出願日2024-02-19
発明の名称シート綴じ装置、シート綴じシステム及び画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 37/04 20060101AFI20250822BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】各ユーザーの使用状況下においてシート束の綴じ処理で所望の結合力を得る。
【解決手段】シート間を加圧して得られる結合力によりシート束を綴じる綴じ手段25と、綴じ手段の綴じ処理を制御する制御手段301とを備えるシート綴じ装置3であって、綴じられるシート束に含まれるシートの物性情報、及び、シート束のシート枚数情報を取得する情報取得手段31と、学習用シートのシート物性情報、学習用シート束のシート枚数情報、及び、学習用シート束についての綴じ処理後の結合力評価値を含む複数の学習データを用いて学習した学習済みモデルにより、取得したシート物性情報及びシート枚数情報に基づいて、処理対象のシート束についての綴じ処理後の結合力評価値を推定する推定手段301と、推定した結合力評価値に基づいて、当該シート束に対する綴じ処理における制御手段の制御内容を決定する決定手段301と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の処理対象シート間を加圧して得られる結合力により該複数の処理対象シートを含む処理対象シート束を綴じる綴じ手段と、
前記綴じ手段の綴じ処理を制御する制御手段と、を備えるシート綴じ装置であって、
前記綴じ手段により綴じられる処理対象シート束に含まれる処理対象シートの物性情報、及び、該処理対象シート束のシート枚数情報を、前記綴じ処理の完了前に取得する情報取得手段と、
学習用シートのシート物性情報、該学習用シートを含む学習用シート束のシート枚数情報、及び、該学習用シート束についての綴じ処理後の結合力評価値を含む複数の学習データを用いて学習した学習済みモデルを、コンピュータに実行させることにより、前記情報取得手段で取得したシート物性情報及びシート枚数情報に基づいて、前記処理対象シート束についての前記綴じ処理後の結合力評価値を推定する推定手段と、
前記推定手段が推定した結合力評価値に基づいて、前記処理対象シート束に対する前記綴じ処理における前記制御手段の制御内容を決定する決定手段と、を有することを特徴とするシート綴じ装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシート綴じ装置において、
前記結合力評価値は、綴じ処理後におけるシート束のシート結合力を含むことを特徴とするシート綴じ装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のシート綴じ装置において、
前記決定手段が決定する制御内容は、前記綴じ処理における前記綴じ手段のシート加圧力、シート加圧時間及びシート加圧回数のうちの少なくとも1つであることを特徴とするシート綴じ装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のシート綴じ装置において、
前記情報取得手段は、環境情報検知手段により検知される温度、湿度及び気圧のうちの少なくとも1つを含む環境情報も、前記綴じ処理の完了前に取得し、
前記学習済みモデルは、前記学習用シート束に対する綴じ処理の際に環境情報検知手段により検知される環境情報も含む複数の学習データを用いて学習したものであり、
前記推定手段は、前記学習済みモデルをコンピュータに実行させることにより、前記情報取得手段で取得した環境情報にも基づいて、前記結合力評価値を推定することを特徴とするシート綴じ装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のシート綴じ装置において、
前記決定手段は、前記推定手段が推定した結合力評価値が目標範囲内に入り、かつ、前記処理対象シート束に対する前記綴じ処理に要する電力消費量を低減するように、該綴じ処理における前記制御手段の制御内容を決定することを特徴とするシート綴じ装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のシート綴じ装置において、
前記推定手段が推定した結合力評価値、及び、該結合力評価値の推定に用いた情報を、外部装置へ送信するための通信手段を有することを特徴とするシート綴じ装置。
【請求項7】
シート綴じ装置と、
前記シート綴じ装置と通信可能に接続される外部装置とを有するシート綴じシステムであって、
前記シート綴じ装置は、請求項1又は2に記載のシート綴じ装置から前記推定手段を除いたものであって、かつ、前記外部装置と通信する通信手段を有し、
前記外部装置は、前記推定手段を有し、
前記シート綴じ装置の前記通信手段は、前記処理対象シート束を綴じる際、前記情報取得手段で取得したシート物性情報及びシート枚数情報を前記外部装置に送信するとともに、前記外部装置の前記推定手段が該シート物性情報及びシート枚数情報に基づいて推定した前記結合力評価値を受信し、
前記シート綴じ装置の前記決定手段は、前記通信手段が受信した結合力評価値に基づいて、前記処理対象シート束に対する前記綴じ処理における前記制御手段の制御内容を決定することを特徴とするシート綴じシステム。
【請求項8】
請求項7に記載のシート綴じシステムにおいて、
前記シート綴じ装置を複数有することを特徴とするシート綴じシステム。
【請求項9】
画像形成装置と、
前記画像形成装置が画像を形成した画像形成済シートを処理対象シートとして含む処理対象シート束を綴じるシート綴じ装置とを有する画像形成システムであって、
前記シート綴じ装置として、請求項1又は2に記載のシート綴じ装置を用いることを特徴とする画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート綴じ装置、シート綴じシステム及び画像形成システムに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の処理対象シート間を加圧して得られる結合力により該複数の処理対象シートを含む処理対象シート束を綴じる綴じ手段と、前記綴じ手段の綴じ処理を制御する制御手段と、を備えるシート綴じ装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数の用紙が重ねられたシート束の一部を凹凸状に加圧変形させることで綴じ処理を行うシート綴じ装置が開示されている。このシート綴じ装置には、初期の綴じ条件下(初期の綴じ処理の内容)における用紙の厚さと綴じ部で生じる綴じ圧力との関係、用紙枚数と綴じ圧力との関係などの実験データが予め登録されている。そして、綴じ処理される最終用紙が綴じ部に達する前に、入力された用紙の厚さや用紙枚数と登録された実験データとを対比して当該綴じ処理時の綴じ圧力を割り出し、割り出した綴じ圧力に応じて当該綴じ処理時の綴じ動作回数を設定する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
針などの結合部品を使わずに、複数の処理対象シート間を加圧して得られる結合力により、処理対象シート束を綴じるシート綴じ装置では、処理対象シートの物性の違いや束ねるシート枚数等の条件によって、所望の結合力を得るための綴じ処理の内容が変わってくる。そして、ユーザーが使用するシートの物性及び束ねるシート枚数等の条件の組み合わせは膨大である。そのため、各ユーザーの使用状況下で綴じ処理の内容を適切に選択して所望の結合力を得ることは困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の処理対象シート間を加圧して得られる結合力により該複数の処理対象シートを含む処理対象シート束を綴じる綴じ手段と、前記綴じ手段の綴じ処理を制御する制御手段と、を備えるシート綴じ装置であって、前記綴じ手段により綴じられる処理対象シート束に含まれる処理対象シートの物性情報、及び、該処理対象シート束のシート枚数情報を、前記綴じ処理の完了前に取得する情報取得手段と、学習用シートのシート物性情報、該学習用シートを含む学習用シート束のシート枚数情報、及び、該学習用シート束についての綴じ処理後の結合力評価値を含む複数の学習データを用いて学習した学習済みモデルを、コンピュータに実行させることにより、前記情報取得手段で取得したシート物性情報及びシート枚数情報に基づいて、前記処理対象シート束についての前記綴じ処理後の結合力評価値を推定する推定手段と、前記推定手段が推定した結合力評価値に基づいて、前記処理対象シート束に対する前記綴じ処理における前記制御手段の制御内容を決定する決定手段と、を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、各ユーザーの様々な使用状況下において、シート束の綴じ処理の内容を適切に選択し、所望の結合力を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るシート綴じ装置を備えた画像形成システム全体の構成を示す概略構成図。
同画像形成システムを構成する画像形成装置及び後処理装置の構成を説明するための説明図。
同後処理装置の内部にシート物性情報を検知するシート物性値センサを設けた例を示す説明図。
同画像形成装置にシート物性情報を検知するシート物性値センサを設けた例を示す説明図。
同後処理装置における制御部によって実行される学習済みモデルの学習フェーズ等の流れを示すフローチャート。
同後処理装置の圧着綴じ処理部の一例を示す説明図。
同後処理装置の圧着綴じ処理部の他の例を示す説明図。
同他の例に係る圧着綴じ処理部における第一アーム部と第二アーム部との連結箇所を示す説明図。
同圧着綴じ処理部に存在する3つのカムを模式的に示す斜視図。
(a)は、同圧着綴じ処理部において、アーム固定ピンが位置していない分割アーム部における動作を示す説明図。(b)は、同圧着綴じ処理部において、アーム固定ピンが位置している分割アーム部における動作を示す説明図。
シート物性情報に加えて、環境センサによって検知される周囲環境の特性データを取得する構成を追加した後処理装置の例を示す説明図。
規格値と、学習済みモデルが出力する結合力の推定値と、調整後の結合力との関係性の一例を示す説明図。
ネットワークを介してクラウドシステムと通信可能な後処理装置の例を示す説明図。
後処理装置がネットワークを介して通信可能なクラウドシステムの処理部に学習済みモデルを実装した例を示す説明図。
複数の後処理装置から、学習データに含まれるシート物性情報、シート枚数情報等をクラウドシステムで収集する例を示す説明図。
実施形態における圧着綴じ処理の流れの一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係るシート綴じ装置を画像形成装置の後処理装置として用いた画像形成システムの実施形態について説明する。
なお、本発明に係るシート綴じ装置は、画像形成装置で画像が形成されたシートを処理対象シートとしてシート束の綴じ処理を行う後処理装置の例であるが、画像が形成されたシートに限らず、あらゆるシートのシート束を綴じ処理する場合に適用可能である。
【0009】
図1は、本実施形態に係るシート綴じ装置を備えた画像形成システム全体の構成を示す概略構成図である。
本実施形態の画像形成システム1は、画像形成装置2及びシート綴じ装置としての後処理装置3からなる。本画像形成システム1では、画像形成装置2の後段に後処理装置3が連結されている。後処理装置3は、画像形成装置2から画像が形成されたシートを受け取り、所定の綴じ処理を行う。
【0010】
図2は、本実施形態の画像形成システム1を構成する画像形成装置2及び後処理装置3の構成を説明するための説明図である。
画像形成装置2は、既知の電子写真プロセスによりシートに画像を形成する装置である。本実施形態の画像形成装置2は、主に、表示部201、操作部202、給紙部203、作像部204、定着部205、制御部206を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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