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公開番号2025133537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031549
出願日2024-03-01
発明の名称電子機器、及び電子機器の製造方法
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B41J 29/42 20060101AFI20250904BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】発光部からの光の透過を確保しつつ、外観性の低下を抑制することが可能な電子機器、及び電子機器の製造方法を提供する。
【解決手段】外部に光を出射可能な発光部と、発光部から出射された光を透過させる透過部を有する部材であって表面に塗膜を有する第1の部材と、第1の部材に隣接して配置される部材であって第1の部材よりも光透過性の低い材料を含んで形成される第2の部材と、を含んで構成された外装体と、を備え、第1の部材と第2の部材との当接部における塗膜の厚みが、透過部における塗膜よりも厚い電子機器。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
外部に光を出射可能な発光部と、
前記発光部から出射された光を透過させる透過部を有する部材であって表面に塗膜を有する第1の部材と、前記第1の部材に隣接して配置される部材であって前記第1の部材よりも光透過性の低い材料を含んで形成される第2の部材と、を含んで構成された外装体と、を備え、
前記第1の部材と前記第2の部材との当接部における前記塗膜の厚みが、前記透過部における前記塗膜よりも厚い
電子機器。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記第1の部材は、基体を有し、前記塗膜は、前記基体の表面に形成されている
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記基体は、半透明材料を含んで形成される
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1の部材は、前記透過部が形成された底板部と、前記底板部の周縁から前記第2の部材へ向けて立設された側壁部と、を有し、
前記側壁部が前記当接部とされている
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記第2の部材は、非透明材料を含んで形成されている
請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記非透明材料は、酸化チタンを含有する樹脂材料である
請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記発光部は、LED光源を含む
請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記当接部の前記塗膜の厚みは、前記透過部の前記塗膜の厚みの1.5倍以上とされている
請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記電子機器は、プリンタ機能を有し、
前記第2の部材には、感光材料を含有するフィルムを収容可能な空間が形成されている
請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
外部に光を出射可能な発光部から出射された光を透過させる透過部を有する部材であって表面に塗膜を有する第1の部材と、前記第1の部材に隣接して配置される部材であって前記第1の部材よりも光透過性の低い材料を含んで構成される第2の部材と、を含んで構成された外装体を有する電子機器の製造方法であって、
前記第1の部材を用意すること、及び、
前記第1の部材において、前記第2の部材との当接部における前記塗膜を、前記透過部における前記塗膜よりも厚く設けること、
を含む電子機器の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、電子機器、及び電子機器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表ケースと裏ケースとからなる筺体に、二次電池を備える充放電モジュールを実装した電子回路基板が収納され、外部電源により前記二次電池が充電され、かつ該二次電池の電力が携帯型電子機器に給電できるように構成されたバッテリーにおいて、前記電子回路基板に装飾LEDランプが実装され、前記表ケースと裏ケースの少なくともいずれか一方が前記装飾LEDランプ照射光の透過を可能に構成されており、前記装飾LEDランプを、該装飾LEDランプ照射光の透過を可能に構成した表ケースと裏ケースの少なくともいずれか一方の内側に臨ませたことを特徴とするバッテリーが記載されている。
【0003】
特許文献2には、自身が水中落下したことを検出する落下検出部と、筐体の内部に設けられた発光体と、前記落下検出部が水中落下を検出したとき、前記発光体を発光させる発光制御回路と、を備え、前記筐体の一部に半透明部を設けたことを特徴とする携帯電子機器が記載されている。
【0004】
特許文献3には、支持基板上に第一電極と少なくとも発光層を有する有機層と第二電極とを積層形成してなる有機ELパネルと、前記有機ELパネルを収納し、前記有機ELパネルからの発光表示像を透過する表示部を有するケース体と、前記有機ELパネルと前記表示部との間に配設される光透過性のゲル状部材と、を備えてなることを特徴とする表示装置が記載されている。
【0005】
特許文献4には、複数の操作キーを有するキーシートと、キーシート上に配置され、かつ操作キーを挿通する前面ケースと、キーシートの操作キーを照明する照明手段とを備えた携帯端末装置において、照明手段は、光源からの照射光が前面ケースを透過して操作キーを照明するように構成したことを特徴とする携帯端末装置が記載されている。
【0006】
特許文献5には、未露光のインスタントフイルムが積層されたフイルムパックを収納し、前記インスタントフイルムを1枚ずつ搬出するための搬出口が形成された装填室と、前記搬出口から搬送されたインスタントフイルムを湾曲させて搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段により搬送されたインスタントフイルムを前記装填室の外周部に沿って搬送する第2の搬送手段と、前記搬出口の近傍に配され、前記第1の搬送手段によって搬送されるインスタントフイルムに対して光照射を行う露光ヘッドと、前記第2の搬送手段によって搬送されたインスタントフイルムを圧接して現像液の展開を行う展開ローラと、を備えたことを特徴とするインスタントプリンタが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実用新案登録第3196184号
特開2012-156364号公報
特開2010-96968号公報
特開2003-16865号公報
特開2001-330898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
電子機器において、動作状態の表示又はユーザ体験の向上のため、外装体内に発光部を設ける場合がある。外装体において、発光部が設けられている側は、発光部からの光を透過させるため、透過性の高い材料で形成する。一方で、発光部が設けられていない側は、透過性の低い材料で形成する。外装体の内部への余計な外部の光の進入を抑制するためである。
【0009】
しかしながら、電子機器の外装体が、光学的特性の異なる2種類の部材を組み合わせて製造される場合、部材同士が当接される部分では、別部品であることが目立ってしまい、外装体全体としての統一感を欠き、外観性が損なわれる場合がある。
【0010】
そこで、本開示の技術は、発光部からの光の透過を確保しつつ、外観性の低下を抑制することが可能な電子機器、及び電子機器の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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