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公開番号
2025139790
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024038821
出願日
2024-03-13
発明の名称
光硬化性組成物、画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および光重合開始剤
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人特許事務所サイクス
主分類
G03F
7/031 20060101AFI20250919BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】感度に優れ、密着性に優れた膜を形成することのできる光硬化性組成物、画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および光重合開始剤を提供する。
【解決手段】光重合開始剤と、重合性化合物とを含有する光硬化性組成物であって、上記光重合開始剤は、式(1)で表される化合物を含む、光硬化性組成物。前述の光硬化性組成物を用いた膜、光学フィルタ、固体撮像素子および画像表示装置。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025139790000066.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">44</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
光重合開始剤と、重合性化合物とを含有する光硬化性組成物であって、
前記光重合開始剤は、式(1)で表される化合物を含む、光硬化性組成物;
JPEG
2025139790000062.jpg
44
170
式(1)中、R
1
は水素原子または1価の有機基を表し、
X
1
~X
6
は、それぞれ独立して、式(R-1)で表される基、式(R-2)で表される基、CR
x1
または窒素原子を表し、
R
x1
は、水素原子、または、置換基を表し、
X
1
~X
6
のうち少なくとも1つは窒素原子で、かつ、X
1
~X
6
のうち少なくとも1つは式(R-1)で表される基または式(R-2)で表される基である;
ただし、X
1
、X
3
、X
5
およびX
6
がそれぞれ独立してCR
x1
で、X
2
が窒素原子である場合、X
4
は式(R-2)で表される基である;
JPEG
2025139790000063.jpg
52
170
式中、波線は結合手を表し、
R
101
およびR
102
は、それぞれ独立して1価の有機基を表す。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記式(1)のX
1
またはX
2
が、前記式(R-2)で表される基である、請求項1に記載の光硬化性組成物。
【請求項3】
更に、色材を含む、請求項1または2に記載の光硬化性組成物。
【請求項4】
更に、グラフト鎖を有する樹脂を含む、請求項1または2に記載の光硬化性組成物。
【請求項5】
請求項1または2に記載の光硬化性組成物を用いて支持体上に組成物層を形成する工程と、
前記組成物層に波長150~300nmの光を照射してパターン状に露光する工程と、
前記組成物層の未露光部を現像除去する工程と、を含む、画素の製造方法。
【請求項6】
請求項1または2に記載の光硬化性組成物を硬化して得られる膜。
【請求項7】
請求項6に記載の膜を含む光学フィルタ。
【請求項8】
請求項6に記載の膜を含む固体撮像素子。
【請求項9】
請求項6に記載の膜を含む画像表示装置。
【請求項10】
式(1)で表される化合物を含む光重合開始剤;
JPEG
2025139790000064.jpg
44
170
式(1)中、R
1
は水素原子または1価の有機基を表し、
X
1
~X
6
は、それぞれ独立して、式(R-1)で表される基、式(R-2)で表される基、CR
x1
または窒素原子を表し、
R
x1
は、水素原子、または、置換基を表し、
X
1
~X
6
のうち少なくとも1つは窒素原子で、かつ、X
1
~X
6
のうち少なくとも1つは式(R-1)で表される基または式(R-2)で表される基である;
ただし、X
1
、X
3
、X
5
およびX
6
がそれぞれ独立してCR
x1
で、X
2
が窒素原子である場合、X
4
は式(R-2)で表される基である;
JPEG
2025139790000065.jpg
52
170
式中、波線は結合手を表し、
R
101
およびR
102
は、それぞれ独立して1価の有機基を表す。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光重合開始剤と重合性化合物とを含む光硬化性組成物に関する。また、本発明は、光硬化性組成物を用いた画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子および画像表示装置に関する。また、本発明は、光重合開始剤に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
光重合開始剤と重合性化合物とを含む光硬化性組成物は、光を照射することによって重合硬化させることができるため、光学フィルタ、光硬化性インキ、感光性印刷版、各種フォトレジスト等に用いられている。
【0003】
特許文献1には、特定のオキシムエステル化合物を含む光重合開始剤と、重合性化合物と含む光硬化性組成物を用いて、フォトリソグラフィ法でパターン形成してカラーフィルタなどの画素を形成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
韓国公開特許第10-2018-0077354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光重合開始剤と重合性化合物とを含む光硬化性組成物について、露光光に対する感度や、得られる膜の支持体との密着性について更なる向上が求められている。
【0006】
また、本発明者の検討によれば、特許文献1に開示された光硬化性組成物においては、これらの特性について更なる改善の余地があることが分かった。
【0007】
よって、本発明の目的は、感度に優れ、密着性に優れた膜を形成することのできる光硬化性組成物を提供することにある。また、本発明の目的は、画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および光重合開始剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者の検討によれば、後述する光硬化性組成物により上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。よって、本発明は以下を提供する。
【0009】
<1> 光重合開始剤と、重合性化合物とを含有する光硬化性組成物であって、
上記光重合開始剤は、式(1)で表される化合物を含む、光硬化性組成物;
JPEG
2025139790000001.jpg
44
170
式(1)中、R
1
は水素原子または1価の有機基を表し、
X
1
~X
6
は、それぞれ独立して、式(R-1)で表される基、式(R-2)で表される基、CR
x1
または窒素原子を表し、
R
x1
は、水素原子、または、置換基を表し、
X
1
~X
6
のうち少なくとも1つは窒素原子で、かつ、X
1
~X
6
のうち少なくとも1つは式(R-1)で表される基または式(R-2)で表される基である;
ただし、X
1
、X
3
、X
5
およびX
6
がそれぞれ独立してCR
x1
で、X
2
が窒素原子である場合、X
4
は式(R-2)で表される基である;
JPEG
2025139790000002.jpg
52
170
式中、波線は結合手を表し、
R
101
およびR
102
は、それぞれ独立して1価の有機基を表す。
<2> 上記式(1)のX
1
またはX
2
が、上記式(R-2)で表される基である、<1>に記載の光硬化性組成物。
<3> 更に、色材を含む、<1>または<2>に記載の光硬化性組成物。
<4> 更に、グラフト鎖を有する樹脂を含む、<1>~<3>のいずれか1つに記載の光硬化性組成物。
<5> <1>~<4>のいずれか1つに記載の光硬化性組成物を用いて支持体上に組成物層を形成する工程と、
上記組成物層に波長150~300nmの光を照射してパターン状に露光する工程と、
上記組成物層の未露光部を現像除去する工程と、を含む、画素の製造方法。
<6> <1>~<4>のいずれか1つに記載の光硬化性組成物を硬化して得られる膜。
<7> <6>に記載の膜を含む光学フィルタ。
<8> <6>に記載の膜を含む固体撮像素子。
<9> <6>に記載の膜を含む画像表示装置。
<10> 式(1)で表される化合物を含む光重合開始剤;
JPEG
2025139790000003.jpg
44
170
式(1)中、R
1
は水素原子または1価の有機基を表し、
X
1
~X
6
は、それぞれ独立して、式(R-1)で表される基、式(R-2)で表される基、CR
x1
または窒素原子を表し、
R
x1
は、水素原子、または、置換基を表し、
X
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、感度に優れ、密着性に優れた膜を形成することのできる光硬化性組成物を提供することができる。また、本発明は、画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および光重合開始剤を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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