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公開番号2025071381
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-07
出願番号2022051268
出願日2022-03-28
発明の名称人工肺
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61M 1/18 20060101AFI20250425BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】中空糸膜の外周部に血栓が生じにくい人工肺を提供する。
【解決手段】人工肺10は、第1中空糸膜88が巻回されてなる第1中空糸膜層90を備える。第1中空糸膜層90は、第1一般密度層94と、該第1一般密度層94の外周部に設けられ前記第1中空糸膜88が前記第1一般密度層94より高密度で巻回された第1高密度層96とを有する。第1中空糸膜層90を収容するハウジング12は、軸方向に延在して第1高密度層96を囲む外周壁48を有し、前記外周壁48と前記第1高密度層96との間に、血液が前記軸方向に沿って流通可能な第1血液流出空間98が形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
中空糸膜が巻回されてなる中空糸膜層と、
血液流入ポート及び血液流出ポートと、前記中空糸膜層を収容する収容室とを有し、軸方向に沿って筒状に形成されたハウジングと、
を備え、前記ハウジングの前記収容室を前記軸方向に沿って前記血液が流通する人工肺において、
前記中空糸膜層は、一般密度層と、前記一般密度層の外周部に設けられ前記中空糸膜が前記一般密度層より高密度で巻回された高密度層と、を有し、
前記ハウジングは、前記高密度層を囲むと共に前記軸方向に延在する壁部を有し、
前記ハウジングの前記壁部と前記高密度層との間には、前記軸方向に沿って延在して前記血液が前記軸方向に沿って流通可能な血液流出空間を有する、人工肺。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
請求項1記載の人工肺において、
前記高密度層と前記壁部との距離は、0.1mm~1.0mmの範囲である、人工肺。
【請求項3】
請求項2記載の人工肺において、
前記距離は、0.2mm~0.8mmの範囲である、人工肺。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の人工肺において、
前記中空糸膜層は、前記血液に対してガス交換を行うガス交換部であり、
前記壁部は、前記収容室の外周に設けられ前記血液流出ポートが接続されると共に前記中空糸膜層の前記高密度層を囲む外周壁である、人工肺。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の人工肺において、
前記血液流出空間は、前記ハウジングの周方向に沿って環状である、人工肺。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の人工肺において、
前記血液流出空間は、前記高密度層の前記軸方向に沿った全長にわたって配置される、人工肺。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、中空糸膜を介して血液中の二酸化炭素を除去し、血液に酸素を添加するための人工肺に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、中空糸膜を径方向に巻き付けた中空糸膜層の内部を軸方向に沿って血液を循環させることで、前記血液のガス交換及び熱交換を行う並行流式の人工肺が開示されている。
【0003】
特許文献1の人工肺は、血液に対してガス交換を行う中空糸膜を有するガス交換部と、前記ガス交換部を収容するための第1及び第2ハウジングと、血液を中空糸膜に循環させる回転式ポンプとを備える。第1ハウジングは、該第1ハウジングの内部にガスを導入するためのガス導入口と、ガス交換部を流通したガスを外部に導出させるためのガス導出口とを備える。第2ハウジングは、第1ハウジングの外周に配置され、血液の導入される血液導入口と、ガス交換された血液が導出される血液導出口とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
独国特許出願公開第10341221号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
並行流式の人工肺では、第1及び第2ハウジングに沿って血液が軸方向に流れることから、流体の速度分布に変化が生じてしまい、場所によって流れの滞りが発生することがある。特に、第1及び第2ハウジングに向かい合うガス交換部の外周部の流れが滞ることで、中空糸膜の外周部に血栓が生じやすいという問題がある。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様は、中空糸膜が巻回されてなる中空糸膜層と、
血液流入ポート及び血液流出ポートと、前記中空糸膜層を収容する収容室とを有し、軸方向に沿って筒状に形成されたハウジングと、
を備え、前記ハウジングの前記収容室を前記軸方向に沿って前記血液が流通する人工肺において、
前記中空糸膜層は、一般密度層と、前記一般密度層の外周部に設けられ前記中空糸膜が前記一般密度層より高密度で巻回された高密度層と、を有し、
前記ハウジングは、前記高密度層を囲むと共に前記軸方向に延在する壁部を有し、
前記ハウジングの前記壁部と前記高密度層との間には、前記軸方向に沿って延在して前記血液が前記軸方向に沿って流通可能な血液流出空間を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0009】
すなわち、人工肺の中空糸膜層が、一般密度層の外周部に設けられ前記一般密度層より高密度で巻回された高密度層を有し、ハウジングの壁部と高密度層との間に設けられた血液流出空間に血液の一部を流通させることで、ハウジングの壁部と中空糸膜層の外周部との間に血栓が形成されることを効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る人工肺の全体断面図である。
図2は、図1の人工肺におけるガス交換部及び熱交換部近傍の拡大断面図である。
図3は、第1血液流出空間の幅寸法を変更して得られた実験結果を示す表である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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