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公開番号
2025089064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023204026
出願日
2023-12-01
発明の名称
バッテリ装置
出願人
豊田鉄工株式会社
,
株式会社ナチュラニクス
代理人
個人
主分類
H01M
50/50 20210101AFI20250605BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】製造効率を向上させることのできるバッテリ装置を提供する。
【解決手段】バッテリ装置10は、バッテリモジュール11および端子台30を備える。バッテリモジュール11は、複数のラミネートセル20が積層されるとともに、隣合うラミネートセル20の一方に設けられた正極端子22と他方に設けられた負極端子23とが接続された構造をなす。端子台30は、正極端子22と負極端子23との接続に利用される端子部32B,32Cを有するとともに、ラミネートセル20の本体部21の前端部分に沿って延設されている。隣合うラミネートセル20の一方に設けられた正極端子22と他方に設けられた負極端子23とは、重ね合わされた状態で、且つ、当該重ね合わされた部分が端子部32B,32Cの前面に当接した状態で、接合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のラミネートセルが積層されるとともに、隣合う前記ラミネートセルの一方に設けられた電極端子と他方に設けられた電極端子とが接続された構造のバッテリモジュールを備えるバッテリ装置において、
前記電極端子の接続に利用される端子部を有するとともに、前記ラミネートセルの外縁部分における前記電極端子が設けられた部分である特定外縁部分に沿って延設される端子台を備え、
前記一方に設けられた電極端子と前記他方に設けられた電極端子とは、重ね合わされた状態で、且つ、当該重ね合わされた部分が前記端子部における前記特定外縁部分から遠い側の外面に当接した状態で、接合されている、
バッテリ装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記端子台は、前記端子部を間に挟むように前記特定外縁部分に沿って延びる一対のスリットを有し、
前記一対のスリットには、前記一方に設けられた電極端子と前記他方に設けられた電極端子とが各別に挿通されており、
前記一対のスリットに各別に挿通された2つの前記電極端子の先端部分は、各々が前記スリットの内面および前記端子部の外面に沿うように同端子部の側に曲がった状態、且つ、互いに重ね合わされた状態で接合されている、
請求項1に記載のバッテリ装置。
【請求項3】
外部機器への電力供給が可能になる状態と同電力供給が不能になる状態とを切り替える切替装置を備え、
前記切替装置は、前記端子台に固定されている、
請求項1または2に記載のバッテリ装置。
【請求項4】
前記バッテリモジュールを保持するホルダと、前記バッテリモジュールの状態を管理するバッテリマネジメントシステムと、を備え、
前記バッテリマネジメントシステムは、前記ホルダに固定されている、
請求項1または2に記載のバッテリ装置。
【請求項5】
外装部材を構成するケースと、前記バッテリモジュールを保持するホルダと、を備え、
前記ホルダおよび前記端子台は、前記バッテリモジュールが前記ケースの内面に接触しないように同バッテリモジュールを間に挟んだ状態で、前記ケースの内面に支持されている、
請求項1または2に記載のバッテリ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
外装材としてラミネートフィルムが用いられてなるラミネートセルが実用されている(特許文献1参照)。また、複数のラミネートセルが積層されるとともに、隣合う2つのラミネートセルの一方に設けられた電極端子と他方に設けられた電極端子とが接続された構造のバッテリモジュールを備えるバッテリ装置も実用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-171245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラミネートセルの電極端子は、銅やアルミニウム等の低剛性の金属材料によって薄い板状に形成される。こうした電極端子は変形し易いため、電極端子同士を接続する際には、同電極端子をその接続に適した所定の形状で保持することが難しい。そのため、電極端子の位置決めを行う作業が煩雑になるなど、同電極端子の接続にかかる作業が煩雑になるおそれがある。したがって、複数のラミネートセルを有して構成されるバッテリ装置の製造効率は低くなり易い。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのバッテリ装置は、複数のラミネートセルが積層されるとともに、隣合う前記ラミネートセルの一方に設けられた電極端子と他方に設けられた電極端子とが接続された構造のバッテリモジュールを備えるバッテリ装置において、前記電極端子の接続に利用される端子部を有するとともに、前記ラミネートセルの外縁部分における前記電極端子が設けられた部分である特定外縁部分に沿って延設される端子台を備え、前記一方に設けられた電極端子と前記他方に設けられた電極端子とは、重ね合わされた状態で、且つ、当該重ね合わされた部分が前記端子部における前記特定外縁部分から遠い側の外面に当接した状態で、接合されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
一実施形態のバッテリ装置における端子部およびその周辺を示す端面図である。
同バッテリ装置の斜視図である。
同バッテリ装置の分解斜視図である。
ラミネートセルの側面図である。
端子台の正面図である。
(a)~(e)は、電極端子の接続構造を示す部分端面図である。
同バッテリ装置の分解斜視図である。
ケースのカバー部の底面図である。
ケースのベース部の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図1~図9を参照して、バッテリ装置の一実施形態について説明する。
なお、図面中の互いに直交するXYZ軸におけるX軸は、バッテリ装置10の長手方向Xを表し、Y軸はバッテリ装置10の幅方向Yを表し、Z軸はバッテリ装置10の高さ方向Zを表している。なお、以下の説明では、便宜上、長手方向Xの一方側を「前」、他方側を「後」と表現し、幅方向Yの一方側を「右」、他方側を「左」と表現し、高さ方向Zの一方側を「上」、他方側を「下」と表現する。
【0008】
図2および図3に示すように、バッテリ装置10は、バッテリモジュール11、制御部12、およびケース13を有する。
<バッテリモジュール11>
バッテリモジュール11は、複数(本実施形態では、7つ)のラミネートセル20を有する。図4に示すように、ラミネートセル20は、本体部21、正極端子22、負極端子23を有する。本体部21は、矩形板状をなしており、正極および負極をラミネートフィルムで封入した部分を構成している。正極端子22および負極端子23は、本体部21の前端に、高さ方向Zに間隔を置いて設けられている。正極端子22は、金属材料(例えば、銅)によって薄板状に形成されている。負極端子23は、金属材料(例えば、アルミニウム)によって薄板状に形成されている。正極端子22の先端部分および負極端子23の先端部分にはそれぞれ、高さ方向Zに間隔を置いて並ぶ4つの挿通孔24が設けられている。
【0009】
図3に示すように、複数のラミネートセル20は、幅方向Yにおいて積層されている。本実施形態のバッテリモジュール11では、複数のラミネートセル20が直列接続されている。詳しくは、バッテリモジュール11は、積層方向において隣合う2つのラミネートセル20の一方に設けられた正極端子22と他方に設けられた負極端子23とが接続された構造をなしている。
【0010】
<端子台30>
バッテリモジュール11は、端子台30を有する。端子台30は、ラミネートセル20の本体部21の前端部分に沿って延設されている。本実施形態では、本体部21の前端部分が、ラミネートセル20の外縁部分における電極端子、すなわち正極端子22および負極端子23が設けられた部分である特定外縁部分に相当する。図3および図5に示すように、端子台30は、上側から順に、第1凸部31、第1端子台部32、中間ベース33、第2端子台部34、および第2凸部35を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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