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公開番号2025097343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213476
出願日2023-12-19
発明の名称運行計画装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人中部国際特許事務所
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250624BHJP(信号)
要約【課題】交通流に与える影響を最小限に抑えつつ自身の目的を速やかに達成することができる最適な運行計画を決定する運行計画装置を提供すること。
【解決手段】運行計画装置10は、属性情報Dzを取得する属性情報取得部12と、走行環境情報Dmを取得する走行環境情報取得部13と、属性情報Dzと走行環境情報Dmとに基づいて、出発地点Sから目標地点Fまでの複数の経路Rwを探索すると共に、探索した経路の各々について所要時間Trを算出する経路探索部14と、探索された各々の経路Rwのうち所要時間Trが最短となる最適経路Bwを決定すると共に最適経路Bwを移動する車両30を決定する経路決定部15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体の大きさを含む属性を表す属性情報を取得する属性情報取得部と、
前記移動体が走行する道路の走行環境を表す走行環境情報を取得する走行環境情報取得部と、
前記属性情報と前記走行環境情報とに基づいて、前記移動体の出発地点から前記移動体の移動先である目標地点までの複数の経路を探索すると共に、探索した前記経路の各々について前記出発地点から前記目標地点まで前記移動体が移動する場合に前記移動体が追い越される際の停車時間を加味した所要時間を算出する経路探索部と、
探索された各々の前記経路のうち前記所要時間が最短となる最適経路を決定すると共に前記最適経路を移動する前記移動体を決定する経路決定部と、
を備えた、運行計画装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運行計画装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、特許文献1に開示された車両制御装置が知られている。従来の車両制御装置は、自動運転によって歩行者や軽車両(以下、「歩行者等」と称呼する。)を追い越す際、追い越した後の自車両の停車状態に対して、追い越される歩行者等が停車している自車両に追いつくか否か、追い越すことによる歩行者等への影響等を考慮して、リスクのコストを算出するようになっている。そして、従来の車両制御装置は、算出したコストに基づいて、歩行者等を追い越すか又は追従するかを判断するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-139397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の車両制御装置は、一般的な乗用車の自動運転を対象としており、自動運転による車両は他の手動運転による車両と同等の速度で走行することができる。ところで、MaaS(Mobility as a Service)に用いられる車両を含む移動体は、法定速度よりも低い速度で走行する場合が多く、他車両に追い越される場合が多い。この点ついて、従来の車両制御装置は、自車両が他車両を追い抜くことを前提にしており、自車両が他車両に追い越される際の他車両への影響、つまり、自車両及び他車両を含む交通流への影響が考慮されていない。
【0005】
本発明の目的は、交通流に与える影響を最小限に抑えつつ自身の目的を速やかに達成することができる最適な運行計画を決定する運行計画装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の運行計画装置は、移動体の大きさを含む属性を表す属性情報を取得する属性情報取得部と、移動体が走行する道路の走行環境を表す走行環境情報を取得する走行環境情報取得部と、属性情報と走行環境情報とに基づいて、移動体の出発地点から移動体の移動先である目標地点までの複数の経路を探索すると共に、探索した経路の各々について出発地点から目標地点まで移動体が移動する場合に移動体が追い越される際の停車時間を加味した所要時間を算出する経路探索部と、探索された各々の経路のうち所要時間が最短となる最適経路を決定すると共に最適経路を移動する移動体を決定する経路決定部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の運行計画装置によれば、移動体の速度が遅く他車両に追い越されることを前提として、属性情報及び走行環境情報に基づいた最適経路を決定することができる。このため、運行計画装置は、交通流に与える影響を最小限に抑えつつも自身の目的を速やかに実現するために最適な車両選定と経路計画を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
運行計画装置の概略的な構成図である。
運行計画プログラムを表すフローチャートである。
運行計画装置の処理を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態である運行計画装置を図面を参照しながら詳しく説明する。
【0010】
本実施形態の運行計画装置10は、例えばネットワーク上に構築されたコンピュータ主体のサーバである。運行計画装置10は、図1に示すように、ユーザが所持する情報端末20(スマートフォンや、タブレット、パソコン等)を用いて送信された、移動サービスを要求するサービス要求情報Jを受信する。ここで、移動サービスとしては、例えばデリバリーサービス、宅配、郵便等の物流サービスや、乗り合いタクシー等の人流サービス、或いは、物流サービスと人流サービスとを合わせた貨客混載サービス等を例示できる。
(【0011】以降は省略されています)

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