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公開番号2025115879
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010577
出願日2024-01-26
発明の名称シールド部材対
出願人イリソ電子工業株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H01R 13/6581 20110101AFI20250731BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】シールド性能が高いシールド部材対を提供する。
【解決手段】シールド部材対21,22は、第一シールド部材21と、第二シールド部材22と、を備える。第一シールド部材21と第二シールド部材22とは、上下方向(Z方向)で対向する。第一シールド部材21は、第一シールド部61,62を有し、第二シールド部材22は、第二シールド部81を有する。シールド部材対21,22は、第一シールド部61,62と第二シールド部81との間の隙間を上下方向に垂直な方向から塞ぐ覆い部87bを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シールド対象物をシールドするためのシールド部材対であって、
前記シールド部材対は、
第一取付対象物に取り付けられる第一シールド部材と、
第二取付対象物に取り付けられる第二シールド部材と、
を備え、
前記第一シールド部材と前記第二シールド部材とは、上下方向で対向し、
前記第一シールド部材は、前記シールド対象物を上下方向に垂直な方向からシールドする第一シールド部を有し、
前記第二シールド部材は、前記シールド対象物を上下方向に垂直な方向からシールドする第二シールド部を有し、
前記シールド部材対は、前記第一シールド部と前記第二シールド部との間の隙間を上下方向に垂直な方向から塞ぐ覆い部を備える、
シールド部材対。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第一シールド部材は、第一接触部を有し、
前記第二シールド部材は、第二接触部を有し、
前記第一接触部と前記第二接触部とは、接触し、
前記第一接触部と前記第二接触部の少なくとも一方は、上下方向に垂直な接触平面部である、
請求項1に記載のシールド部材対。
【請求項3】
前記覆い部は、前記接触平面部から延出する、
請求項2に記載のシールド部材対。
【請求項4】
前記第一シールド部材は、
前記第一取付対象物に固定される固定部と、
前記固定部に対して上下方向に変位可能な可動部と、
を備え、
前記可動部は、前記第一シールド部としての可動シールド部を有する、
請求項1に記載のシールド部材対。
【請求項5】
前記第一シールド部材は、前記可動部を変位可能に支持する弾性支持部を備え、
前記弾性支持部は、前記固定部と前記可動部とを繋ぐバネ片を有し、
前記第二シールド部材は、前記覆い部を備える、
請求項4に記載のシールド部材対。
【請求項6】
前記可動部は、前記シールド対象物に固定される部分を有しない、
請求項4に記載のシールド部材対。
【請求項7】
前記可動部は、前記シールド対象物と物理的に係り合う部分を有しない、
請求項4に記載のシールド部材対。
【請求項8】
前記第一シールド部材は、前記シールド対象物に固定される部分を有しない、
請求項1に記載のシールド部材対。
【請求項9】
前記可動部は、前記シールド対象物に固定される部分を有さず、前記固定部は、前記シールド対象物に固定される部分を有する、
請求項4に記載のシールド部材対。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シールド部材対に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シールド部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-096933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、シールド性能が高いシールド部材対を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様に係るシールド部材対は、シールド対象物をシールドするためのシールド部材対であって、前記シールド部材対は、第一取付対象物に取り付けられる第一シールド部材と、第二取付対象物に取り付けられる第二シールド部材と、を備え、前記第一シールド部材と前記第二シールド部材とは、上下方向で対向し、前記第一シールド部材は、前記シールド対象物を上下方向に垂直な方向からシールドする第一シールド部を有し、前記第二シールド部材は、前記シールド対象物を上下方向に垂直な方向からシールドする第二シールド部を有し、前記シールド部材対は、前記第一シールド部と前記第二シールド部との間の隙間を上下方向に垂直な方向から塞ぐ覆い部を備える。
【0006】
本態様では、シールド部材対は、第一取付対象物に取り付けられる第一シールド部材と、第二取付対象物に取り付けられる第二シールド部材と、を備える。第一シールド部材と第二シールド部材とは、上下方向で対向する。そして、第一シールド部材は、シールド対象物を上下方向に垂直な方向からシールドする第一シールド部を有し、第二シールド部材は、シールド対象物を上下方向に垂直な方向からシールドする第二シールド部を有する。
このため、第一シールド部及び第二シールド部によって、シールド対象物を上下方向に垂直な方向からシールドすることができる。
【0007】
ところで、第一シールド部と第二シールド部との間には、上下方向の隙間が生じることがある。この隙間は、シールド性能の低下を招く。
そこで、本態様では、シールド部材対は、第一シールド部と第二シールド部との間の隙間を上下方向に垂直な方向から塞ぐ覆い部を備える。
このため、シールド性能の低下を防ぐことができ、シールド性能が高いシールド部材対を実現できる。
【0008】
なお、「上下方向」は、シールド部材を基準とする方向を意味する。そのため、シールド部材の使用時における姿勢を限定するものではない。例えば、シールド部材の下方向は、重力方向を向いていてもよいし、向いていなくてもよい。また、後述の実施形態では、上下方向が、第一取付対象物としての第一基板の面に垂直な方向である。しかし、本態様の上下方向は、例えば、第一基板の面に平行な方向であってもよい。
なお、後述の実施形態では、第一シールド部材と第二シールド部材とが互いに接触するように構成される。しかし、本態様はこれに限定されない。
なお、後述の実施形態では、第一シールド部材と第二シールド部材とが互いに電気的に接続される。しかし、本態様はこれに限定されない。例えば、第一シールド部材と第二シールド部材が互いに接触するものの、電気的には接続されなくてもよい。
なお、後述の実施形態では、第一シールド部材と第二シールド部材とが長手方向に延びる接触領域で互いに接触する。しかし、本態様はこれに限定されない。例えば、第一シールド部材が、当該第一シールド部材の長手方向に並ぶ複数の凸状接点部を有し、当該複数の凸状接点部において第二シールド部材に接触するものであってもよい。
なお、後述の実施形態では、第一シールド部材が、第一取付対象物と電気的に接続されるが、本態様はこれに限定されない。第二シールド部材についても同様である。
【0009】
第2の態様に係るシールド部材対は、第1の態様において、前記第一シールド部材は、第一接触部を有し、前記第二シールド部材は、第二接触部を有し、前記第一接触部と前記第二接触部とは、接触し、前記第一接触部と前記第二接触部の少なくとも一方は、上下方向に垂直な接触平面部である。
【0010】
本態様では、第一シールド部材は、第一接触部を有し、第二シールド部材は、第二接触部を有する。第一接触部と第二接触部とは、接触する。
このため、第一シールド部材と第二シールド部材とを電気的に接続できる。
(【0011】以降は省略されています)

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