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公開番号2025118121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013252
出願日2024-01-31
発明の名称スイッチ装置およびその製造方法
出願人ダイキョーニシカワ株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類H01H 13/04 20060101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】押し込み式のスイッチ装置において、表皮材の押し込み部分がへたるのを抑制する。
【解決手段】スイッチ装置(10)は、硬質部(21)と軟質部(30)とが一体成形されてなる基材(20)と、硬質部に形成された開口を覆うように基材の表側に設けられた表皮材40と、基材の裏側の開口に対応する位置に配置されたスイッチ作動部材(63)とを備える。スイッチ作動部材と開口の周縁とは、スイッチ作動部材の押し込み方向と直交する方向において、互いに間隔をあけた位置関係にある。軟質部は、基材の開口の表側で表皮材とスイッチ作動部材との間に位置するように設けられる。軟質部は、ゴム弾性を有し、伸縮を許容するための伸縮代(31)を有する。伸縮代は、スイッチ作動部材と基材の開口の周縁との間に対応する部分を構成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
開口(27)が形成された硬質部(21)を有する基材(20)と、
前記基材(20)の表側に前記開口(27)を覆うように設けられた表皮材(40)と、
前記基材(20)の裏側の前記開口(27)に対応する位置に配置されたスイッチ作動部材(63)と、を備え、
前記表皮材(40)が押し込まれたときの押圧力を前記スイッチ作動部材(63)に及ぼすことにより、該スイッチ作動部材(63)を押し込み可能に構成されたスイッチ装置であって、
前記スイッチ作動部材(63)と前記開口(27)の周縁とは、前記スイッチ作動部材(63)の押し込み方向と直交する方向において、互いに間隔をあけた位置関係にあり、
前記表皮材(40)と前記スイッチ作動部材(63)との間には、前記硬質部(21)よりも柔軟であってゴム弾性を有する軟質部(30)が設けられ、
前記軟質部(30)は、前記硬質部(21)に支持されて前記開口(27)内または前記開口(27)の表側に位置し、前記スイッチ作動部材(63)と前記開口(27)の周縁との間に対応する部分を構成する伸縮代(31)を有する
ことを特徴とするスイッチ装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載のスイッチ装置において、
前記表皮材(40)と前記軟質部(30)とは、前記開口(27)に対応する部分で互いに接着される
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載のスイッチ装置において、
前記軟質部(30)は、前記硬質部(21)の表側で前記開口(27)を覆うように設けられる
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載のスイッチ装置において、
前記軟質部(30)は、前記硬質部(21)の前記開口(27)を閉塞するように設けられ、
前記軟質部(30)の表面と前記硬質部(21)の表面とは、互いに面一である
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載のスイッチ装置において、
前記軟質部(30)は、前記硬質部(21)と一体に成形されて前記基材(20)を構成する
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項6】
請求項1に記載のスイッチ装置を製造する方法であって、
前記硬質部(21)と前記軟質部(30)とが一体に成形されて平坦な表面を有する基材(20)を準備し、
前記基材(20)の表面に、真空圧空成形または圧空成形を用いて前記表皮材(40)を積層する
ことを特徴とするスイッチ装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スイッチ装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、各種機器の動作を制御するためのスイッチ装置として、押し込み式のスイッチ装置が知られている。
【0003】
押し込み式のスイッチ装置は、硬質な基材と、基材に形成された開口に嵌め込まれたスイッチ作動部材と、スイッチ作動部材の表面を覆うように基材の表面に張った状態に設けられた表皮材とを備える。当該スイッチ装置では、スイッチ作動部材が表皮材越しに基材の裏側へ押し込まれることで、スイッチ動作を行うように構成される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-212053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような押し込み式のスイッチ装置では、スイッチ作動部材を表皮材越しに押し込んだときに、表皮材が基材の開口の周縁に押し付けられた状態となって突っ張り、基材の開口の周縁を起点として表皮材に局所的な伸びが生じる。そのため、スイッチ装置での押し込み操作の回数が多くなると、表皮材の押し込み部分がへたって皺を発生させてしまう。
【0006】
本開示の目的は、押し込み式のスイッチ装置において、表皮材の押し込み部分がへたるのを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本開示では、表皮材とスイッチ作動部材との間にゴム弾性を有する軟質部を設け、スイッチ作動部材の押し込み操作が軟質部を撓らせることで行えるようにした。
【0008】
具体的には、本開示の第1の態様は、スイッチ装置を対象とする。第1の態様のスイッチ装置は、開口が形成された硬質部を有する基材と、前記基材の表側に前記開口を覆うように設けられた表皮材と、前記基材の裏側の前記開口に対応する位置に配置されたスイッチ作動部材とを備える。当該スイッチ装置は、前記表皮材が押し込まれたときの押圧力を前記スイッチ作動部材に及ぼすことにより、該スイッチ作動部材を押し込み可能に構成される。前記スイッチ作動部材と前記開口の周縁とは、前記スイッチ作動部材の押し込み方向と直交する方向において、互いに間隔をあけた位置関係にある。前記表皮材と前記スイッチ作動部材との間には、前記硬質部よりも柔軟であってゴム弾性を有する軟質部が設けられる。前記軟質部は、前記硬質部に支持されて前記開口内または前記開口の表側に位置し、前記スイッチ作動部材と前記開口の周縁との間に対応する部分を構成する伸縮代を有する。
【0009】
本開示の第2の態様は、第1の態様のスイッチ装置において、前記表皮材と前記軟質部とが、前記開口に対応する部分で互いに接着される、スイッチ装置である。
【0010】
本開示の第3の態様は、第1または第2の態様のスイッチ装置において、前記軟質部が、前記硬質部の表側で前記開口を覆うように設けられる、スイッチ装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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