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公開番号
2025120543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015390
出願日
2024-02-05
発明の名称
画像形成装置、制御方法、及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250808BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像形成装置にトナーボトルが適切に装着されているか否かを安価に検知する。
【解決手段】画像形成装置1は、トナーボトル40を装着する装着部49と、トナーボトル40から補給されるトナーを収容する現像器34と、トナーボトル40を駆動して現像器34に対するトナー補給動作を制御する制御部8とを備える。制御部8は、トナー補給動作を行っている状態で現像器34におけるトナー濃度に変化がない場合、トナーボトル40が装着不良であると判定し、警告する。例えばトナーボトル40の装着状態を判定するためのトナー補給動作は、画像形成装置1の初回起動時、又は、トナーボトル40の交換時に行われる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
トナーボトルを装着する装着部と、
前記トナーボトルから補給されるトナーを収容する現像器と、
前記トナーボトルを駆動して前記現像器に対するトナー補給動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記トナー補給動作を行っている状態で前記現像器におけるトナー濃度に変化がない場合、前記トナーボトルの装着不良を警告することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記現像器には、トナー濃度を検知するトナー濃度検知部が設けられており、
前記制御部は、前記トナー補給動作を行っている状態で前記トナー濃度検知部によって検知されるトナー濃度が上昇しないとき、前記トナーボトルが装着不良であると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
工場出荷時において前記現像器に充填される現像材のトナー濃度が所定値よりも低い値に設定されており、
前記制御部は、初回起動時に前記トナー補給動作を行い、前記初回起動時の前記トナー補給動作によって前記トナー濃度が前記所定値に達しないとき、前記トナーボトルが装着不良であると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記装着部に対する前記トナーボトルの交換を検知する交換検知部、
を更に備え、
前記制御部は、前記交換検知部によって前記トナーボトルの交換が検知された場合、ジョブの実行を開始する前に前記トナー補給動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記装着部に対して前記トナーボトルを着脱する際に開閉される開閉扉、
を更に備え、
前記制御部は、前記開閉扉の開閉操作が行われたときには前記トナー補給動作を行わないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
各種情報を表示する表示部と、
ユーザーによる操作を受け付ける操作部と、
を更に備え、
前記制御部は、前記トナーボトルの装着不良を警告するとき、前記表示部に装着不良を解消するための解消操作を案内するガイダンス画面を表示し、前記操作部に対してユーザーによる解消操作の完了指示が行われることに伴い、前記トナー補給動作を再度行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
着脱可能なトナーボトルと、
前記トナーボトルから補給されるトナーを収容する現像器と、
を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記画像形成装置の初回起動時又は前記トナーボトルの交換検知時に、前記トナーボトルを駆動して前記現像器に対するトナー補給動作を行うトナー補給工程と、
前記トナー補給動作を行っている状態で前記現像器におけるトナー濃度に変化がない場合、前記トナーボトルの装着不良を警告する装着状態判定工程と、
を有することを特徴とする制御方法。
【請求項8】
前記現像器には、トナー濃度を検知するトナー濃度検知部が設けられており、
前記装着状態判定工程は、前記トナー補給動作を行っている状態で前記トナー濃度検知部によって検知されるトナー濃度が上昇しないとき、前記トナーボトルが装着不良であると判定することを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
【請求項9】
工場出荷時において前記現像器に充填される現像材のトナー濃度を所定値よりも低い値に設定する初期設定工程、
を更に有し、
前記装着状態判定工程は、前記画像形成装置の初回起動時の前記トナー補給動作によって前記トナー濃度が前記所定値に達しないとき、前記トナーボトルが装着不良であると判定することを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
【請求項10】
前記トナー補給工程は、前記トナーボトルの交換を検知したとき、ジョブの実行を開始する前に前記トナー補給動作を行うことを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、制御方法、及びプログラムに関し、特に画像形成装置においてトナーボトルが正常に装着されているか否かを判定する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
プリンタやMFP(Multifunction Peripheral)などの電子写真方式の画像形成装置は、トナーボトルを装着する装着部を有し、その装着部に装着されたトナーボトルから現像器に対してトナーを補給する。画像形成装置において、トナーボトルは交換可能な部品のひとつである。例えばトナーボトルに充填されているトナーが無くなると、トナーボトルが新品に交換される。
【0003】
従来、上記のような画像形成装置において、トナーボトルが空になると画像形成動作を禁止するものが知られている(特許文献1)。この画像形成装置は、トナーボトルの交換を検知するとトナーボトルからのトナー補給の成否にかかわらず、所定条件に達するまで画像形成動作を許可する。すなわち、この画像形成装置は、トナーボトルの交換直後に、所定条件に達していなければ画像形成動作の禁止を解除して許可することにより、画像形成装置のダウンタイムを削減する。
【0004】
ところで、トナーボトルは、一般に、輸送中のトナー漏れを防ぐため、トナー補給口にシール部材が取り付けられている。そのため、新品のトナーボトルを画像形成装置に装着するとき、ユーザーは、トナーボトルからシール部材を取り外さなければならない。また、画像形成装置の出荷時に初期装着されるトナーボトルにもシール部材が取り付けられている。そのため、ユーザーは、画像形成装置の初期セットアップ時にトナーボトルのシール部材を取り外す必要がある。
【0005】
シール部材の取り外しを忘れてしまうと、画像形成装置は、装着されたトナーボトルを駆動してトナー補給動作を行っても現像器にトナーを補給することができない。そのような状態で画像形成装置が印刷ジョブを実行して画像形成動作を行うと、現像器内のトナー濃度が低下する。現像器内のトナー濃度が下限値よりも低下すると、画像形成装置は、何らかの故障が発生したと判断し、サービスマンによる修繕作業を要請する。そのため、画像形成装置のダウンタイムが発生し、ユーザーは画像形成装置を使用することができなくなる。このようなダウンタイムは、上述した従来の画像形成装置でも削減することができない。
【0006】
一方、シール部材が取り外された状態で画像形成装置にトナーボトルが適切に装着されているか否かを検知するための専用のセンサーを別途画像形成装置に設けることが考えられる。センサーがシール部材の有無を検知することにより、画像形成装置は、画像形成動作を行っても良い状態であるか否かを判定することが可能である。しかし、画像形成装置に専用のセンサーを設けると、画像形成装置のコストが上昇してしまうという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-66890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上述した従来の問題点を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、トナーボトルが適切に装着されているか否かを安価に検知し、サービスマンによる修繕作業の頻度を低減できるようにした画像形成装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、画像形成装置であって、トナーボトルを装着する装着部と、前記トナーボトルから補給されるトナーを収容する現像器と、前記トナーボトルを駆動して前記現像器に対するトナー補給動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記トナー補給動作を行っている状態で前記現像器におけるトナー濃度に変化がない場合、前記トナーボトルの装着不良を警告することを特徴とする構成である。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1の画像形成装置において、前記現像器には、トナー濃度を検知するトナー濃度検知部が設けられており、前記制御部は、前記トナー補給動作を行っている状態で前記トナー濃度検知部によって検知されるトナー濃度が上昇しないとき、前記トナーボトルが装着不良であると判定することを特徴とする構成である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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