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公開番号
2025125838
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022060
出願日
2024-02-16
発明の名称
組成物
出願人
第一三共ヘルスケア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/36 20060101AFI20250821BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】アクリル系共重合体を含む組成物の経時的な粘度低下を抑制する技術を提供する。
【解決手段】(A)ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミンと、(B)増粘剤と、を含む組成物であって、成分(B)が、アクリル系共重合体を含む、組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミンと、
(B)増粘剤と、
を含む組成物であって、
前記成分(B)が、アクリル系共重合体を含む、組成物。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記アクリル系共重合体が、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーおよび(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーからなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
当該組成物中の前記アクリル系共重合体の含有量に対する前記成分(A)の含有量の質量比((A)/アクリル系共重合体)が、0.1以上である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
当該組成物中の前記アクリル系共重合体の含有量が、当該組成物全体に対して0.01質量%以上1質量%以下である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項5】
成分(C):トラネキサム酸およびその塩からなる群から選択される少なくとも一種をさらに含む、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項6】
当該組成物中の前記成分(A)の含有量に対する前記成分(C)の含有量の質量比((C)/(A))が、0.1以上20以下である請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
B型粘度計を用いて、25℃、60秒にて測定される当該組成物の粘度が、1.0mPa・s以上1.0×10
5
mPa・s以下である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項8】
増粘剤を含む組成物の粘度低下の抑制剤であって、
ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミンを有効成分として含み、
前記増粘剤が、アクリル系共重合体を含む、粘度低下抑制剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
水溶性高分子を含む組成物の粘度を調整する技術として、特許文献1(特開2023-108014号公報)に記載のものがある。同文献には、水溶性高分子化合物、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールおよび特定の脂溶性成分を眼科用組成物と、この眼科用組成物が充填された容器と、この容器を包装する包囲体とを有する眼科用製品において、包囲体内への不活性ガス注入、包囲体内への酸素吸収剤の同梱、酸素吸収能を有する容器又は酸素吸収能を有する包囲体のいずれかの手段を用いると共に、特定の成分を配合する、上記眼科用組成物の粘度低下抑制方法について記載されており(請求項5)、高水溶性高分子化合物としては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系高分子化合物、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等のポリビニル系高分子化合物、ヒアルロン酸及びその塩、カルボキシビニルポリマーが記載されている(段落0010)。
【0003】
一方、特許文献2(特開2012-211130号公報)には、トラネキサム酸とジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン(Diisopropylamine dichloroacetate:DADA)を含有する医薬または化粧料組成物について記載されており(請求項1)、製剤例2として、DADA、カルボキシビニルポリマーおよびキサンタンガムを含む特定の成分をそれぞれ特定量含む乳液が記載されている(段落0026)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-108014号公報
特開2012-211130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、アクリル系共重合体を含む組成物は保存により粘度低下が生じやすいことを新たに見出した。
【0006】
本発明は、アクリル系共重合体を含む組成物の経時的な粘度低下を抑制する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様は、以下に示す通りである。
[1] (A)ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミンと、
(B)増粘剤と、
を含む組成物であって、
前記成分(B)が、アクリル系共重合体を含む、組成物。
[2] 前記アクリル系共重合体が、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーおよび(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーからなる群から選択される少なくとも一種を含む、[1]に記載の組成物。
[3] 当該組成物中の前記アクリル系共重合体の含有量に対する前記成分(A)の含有量の質量比((A)/アクリル系共重合体)が、0.1以上である、[1]または[2]に記載の組成物。
[4] 当該組成物中の前記アクリル系共重合体の含有量が、当該組成物全体に対して0.01質量%以上1質量%以下である、[1]乃至[3]いずれか一つに記載の組成物。
[5] 成分(C):トラネキサム酸およびその塩からなる群から選択される少なくとも一種をさらに含む、[1]乃至[4]いずれか一つに記載の組成物。
[6] 当該組成物中の前記成分(A)の含有量に対する前記成分(C)の含有量の質量比((C)/(A))が、0.1以上20以下である[5]に記載の組成物。
[7] B型粘度計を用いて、25℃、60秒にて測定される当該組成物の粘度が、1.0mPa・s以上1.0×10
5
mPa・s以下である、[1]乃至[6]いずれか一つに記載の組成物。
[8] 増粘剤を含む組成物の粘度低下の抑制剤であって、
ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミンを有効成分として含み、
前記増粘剤が、アクリル系共重合体を含む、粘度低下抑制剤。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、アクリル系共重合体を含む組成物の経時的な粘度低下を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態において、組成物は、各成分をいずれも単独でまたは2種以上を組み合わせて含むことができる。
本明細書において、数値範囲を示す「~」は、以上、以下を表し、両端の数値をいずれも含む。
【0010】
(組成物)
本実施形態において、組成物は、以下の成分(A)および(B)を含む。
(A)ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン(DADA)
(B)増粘剤
そして、成分(B)がアクリル系共重合体を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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