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公開番号
2025126087
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022471
出願日
2024-02-17
発明の名称
水耕栽培用植栽兼収穫装置
出願人
合同会社館山水庭
代理人
個人
主分類
A01G
31/04 20060101AFI20250821BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】屋外でも水耕栽培が可能であり、少ないコストで作業を省力化することが可能な水耕栽培用植栽兼収穫装置を提供する。
【解決手段】種子又は苗11が植栽されたポット12を挿入可能な開口部13が複数個形成され、浮力を備えた植栽シート10と、植栽シート10をロール状に巻き取るシート巻取部14と、ポット12を保持し且つ搬送するための搬送レーン21と搬送レーン21の先端部からポット12を植栽シート10の開口部13に合わせて落下させる開閉機構22とを備えた植栽部20と、板状部材に溝が形成されてなりその溝に作物を誘導するための本体部31と、ポット12が作物カッター33に近づくにつれポット12と作物11の株元との間に隙間が形成されるように所定の傾斜をもって固定された作物・カップ分離部32と、ポット12から作物11を切り離すための作物カッター33とを備えた収穫部と、を備えた水耕栽培用植栽兼収穫装置1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の幅と長さを有し、種子又は苗が植栽されたポットを挿入可能な開口部が複数個形成され、水面に浮かぶ浮力を備えた植栽シートと、
前記植栽シートを長さ方向に沿ってロール状に巻き取るシート巻取部と、
前記ポットを保持し且つ搬送するための搬送レーンと、前記搬送レーンの先端部から前記ポットを前記植栽シートの開口部に合わせて落下させる開閉機構と、を備えた植栽部と、
板状部材に溝が形成されてなりその溝に作物を誘導するための本体部と、前記ポットが作物カッターに近づくにつれ前記ポットと前記作物の株元との間に隙間が形成されるように所定の傾斜をもって固定された作物・カップ分離部と、前記ポットから作物を切り離すための作物カッターと、を備えた収穫部と、
を備えた水耕栽培用植栽兼収穫装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
さらに、前記ポットの底部から露出した作物の根を切断するための根切りカッターを備えた、請求項1に記載の水耕栽培用植栽兼収穫装置。
【請求項3】
さらに、前記植栽シートを洗浄するための洗浄装置を備えた、請求項1又は2に記載の水耕栽培用植栽兼収穫装置。
【請求項4】
さらに、作物を栽培するための養液を貯留する栽培槽を備えた、
請求項1に記載の水耕栽培用植栽兼収穫装置。
【請求項5】
前記栽培槽が、一対の栽培槽と、前記一対の栽培槽との間で養液の交換を行うためのポンプと、を備えた、
請求項4に記載の水耕栽培用植栽兼収穫装置。
【請求項6】
前記栽培槽の内壁に、前記植栽シートを支持するための支持部材を備えた、請求項4に記載の水耕栽培用植栽兼収穫装置。
【請求項7】
前記栽培槽が、集水部と、集水部から分岐した複数の水路と、を備えた、
請求項4に記載の水耕栽培用植栽兼収穫装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、低コストで省力化が可能であり、屋外でも使用可能な水耕栽培用植栽兼収穫装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、異常気象や天候不順に対応するため、屋内で作物を栽培する水耕栽培が注目されている。水耕栽培とは、土を使わず水と液体肥料(養液)で作物を育てる栽培方法であり、栽培室は壁、ガラス、ビニール等で屋外から隔離されているため、季節や気象条件に関係なく、1年中安定して作物を栽培することができる。
【0003】
例えば、特開2011-83230号公報には、テープ状本体14の長さ方向に一定間隔をあけて多数の収容用凹部13が形成され、収容用凹部13内には植物の種子が保持され、収容用凹部13の底部には透孔15が形成されてなるエンボスキャリアテープ10を使用した水耕栽培装置であって、植物の養液Jが貯留された液槽2と、液槽2の一端側に配置され、前記エンボスキャリアテープ10が巻かれた送りリール3と、液槽2の他端側に配置され、使用後のエンボスキャリアテープ10が巻き取られる巻取りリール4とを備えており、エンボスキャリアテープ10は、その収容用凹部13内の種子Sが液槽2の養液Jに浸漬されるように両リール3・4間に張設された、水耕栽培装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-83230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の屋内型の水耕栽培装置は天候に左右されずに安定して作物を栽培することができるという利点がある一方、室内の環境を制御するための光、温度、湿度等の条件を管理するためのシステム、そして大型のハウスを導入するための初期コストやこれらを管理・運用するためのランニングコストが大きな負担となる。また、農業人口の減少や高齢化により農作業の省力化は避けては通れないが、屋内型の水耕栽培装置はスペースが限られているため、自動化のためのための装置(例えば、苗植え装置、収穫装置など)を設置しようとするとそのためのスペースが必要となり省力化のネックになっている。さらに、屋内型の水耕栽培装置は制御装置やコンピュータを備えているため屋外でそのまま使用することができない。
【0006】
従って本発明の目的は、屋外でも水耕栽培が可能であり、少ないコストで作業を省力化することが可能な水耕栽培用植栽兼収穫装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは上記課題を解決するため、作物を自動で植え付けるための装置と作物を自動で収穫するための装置を一体型にした、屋外でも使用可能な装置を開発し、これを屋外型の水耕栽培装置とすることで、屋外での水耕栽培の省力化が実現できるとの知見を得た。
【0008】
本発明は係る知見に基づきなされたものであり、所定の幅と長さを有し、種子又は苗が植栽されたポットを挿入可能な開口部が複数個形成され、水面に浮かぶ浮力を備えた植栽シートと、前記植栽シートを長さ方向に沿ってロール状に巻き取るシート巻取部と、前記ポットを保持し且つ搬送するための搬送レーンと、前記搬送レーンの先端部から前記ポットを前記植栽シートの開口部に合わせて落下させる開閉機構と、を備えた植栽部と、板状部材に溝が形成されてなりその溝に作物を誘導するための本体部と、前記ポットが作物カッターに近づくにつれ前記ポットと前記作物の株元との間に隙間が形成されるように所定の傾斜をもって固定された作物・カップ分離部と、前記ポットから作物を切り離すための作物カッターと、を備えた収穫部と、を備えた水耕栽培用植栽兼収穫装置を提供するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の水耕栽培用植栽兼収穫装置によれば、屋内型の水耕栽培装置の導入コストと比較して低コストで水耕栽培を導入することができる。また、苗の植栽と作物の収穫を省力化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る水耕栽培用植栽兼収穫装置1を用いた水耕栽培方法を説明するための図である。
水耕栽培用植栽兼収穫装置1を作物の苗の植栽装置として使用する場合の図である。
つば付きポット12が植栽シート10の開口部13に挿入される工程を説明するための図である。
植栽部2を複数設けた場合を示す図である。
図1(b)の栽培槽40を右側面から見た断面図である。
栽培槽40が、一対の栽培槽40、40’からなる例を示す図である。
一対の栽培槽40、40’で作物を栽培する場合の溶液の交換について説明するための図である。
集水部46と、集水部46から分岐した複数の水路47と、を備えた、水路型栽培槽45の実施例を示す図である。
収穫部30を用いて作物11を収穫する様子を説明するための図である。
収穫部30の構成を説明するための図である。
収穫部30により作物11とつば付きポット12が分離される工程を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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