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公開番号2025142978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024042636
出願日2024-03-18
発明の名称ワイパブレード
出願人株式会社ミツバ
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類B60S 1/46 20060101AFI20250924BHJP(車両一般)
要約【課題】ワイパブレードがワイパアームに対して回動しても、ワイパブレードの位置に対して規定位置に洗浄液を噴射可能とし、洗浄性能を向上させる。
【解決手段】ワイパアーム20に装着される連結部材40と、連結部材40に装着されるブレードラバー32と、第2長辺壁部42に装着され、第1ウォッシャ液W1~第4ウォッシャ液W4を噴射するウォッシャユニット50とを備え、ウォッシャユニット50は、カバー部材60と、第2長辺壁部42とカバー部材60との間に配置されるバルブ部材70と、カバー部材60とバルブ部材70との間に配置される第1流路~第4流路と、第1流路~第4流路の下流側に設けられる第1噴射孔H1~第4噴射孔とを有し、第1噴射孔H1~第4噴射孔は、ワイパアーム20と連結部材40とを連結する連結ピン(軸心C)よりも、ウインドウガラス11の表面寄りに配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動軸により揺動されるワイパアームに装着され、払拭面を払拭するワイパブレードであって、
前記ワイパアームに回動自在に装着される連結部材と、
前記連結部材に装着され、前記払拭面に摺接されるブレードラバーと、
前記ブレードラバーの払拭方向において、前記連結部材の少なくとも一方側の側壁部に装着され、前記払拭面に向けて洗浄液を噴射するウォッシャユニットと、
を備え、
前記ウォッシャユニットは、
前記側壁部に対して対向配置される第1装着部材と、
前記側壁部と前記第1装着部材との間に配置される第2装着部材と、
前記第1装着部材と前記第2装着部材との間に配置され、前記洗浄液が流通する流路と、
前記流路の下流側に設けられ、前記洗浄液を噴射する噴射孔と、
を有し、
前記噴射孔は、前記ワイパアームと前記連結部材とを連結する連結部よりも、前記払拭面寄りに配置される、
ワイパブレード。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワイパブレードにおいて、
前記第1装着部材には第1突当面が設けられ、
前記第2装着部材には前記第1突当面に突き当てられる第2突当面が設けられ、
前記第1突当面は凹溝を有すると共に、前記第2突当面が前記凹溝を覆うことで前記流路が形成され、
前記第2装着部材の硬度が、前記第1装着部材の硬度よりも低くなっている、
ワイパブレード。
【請求項3】
前記ウォッシャユニットは、複数の前記噴射孔を備え、
複数の前記噴射孔は、前記ブレードラバーの払拭方向一方側において、前記ブレードラバーの長手方向の異なる位置にそれぞれ前記洗浄液を噴射する、
請求項1に記載のワイパブレード。
【請求項4】
請求項1に記載のワイパブレードにおいて、
前記第2装着部材は、前記流路の上流側に配置される弾性変形可能な逆止弁を備え、
前記逆止弁は、前記洗浄液の流れ方向下流側にスリットを有し、
前記スリットは、前記洗浄液の噴射時に開かれて、前記洗浄液の非噴射時に閉じられる、
ワイパブレード。
【請求項5】
請求項4に記載のワイパブレードにおいて、
前記第2装着部材は、前記側壁部と前記第1装着部材との間に配置され、かつ前記逆止弁が一体に設けられる本体部を備え、
前記逆止弁に設けられる前記スリットは、前記側壁部と前記第1装着部材との間で開閉可能となっており、
前記逆止弁の硬度が、前記本体部の硬度よりも低くなっている、
ワイパブレード。
【請求項6】
請求項4または請求項5に記載のワイパブレードにおいて、
前記スリットは、
前記ブレードラバーの長手方向において互いに対向する一対の第1対向壁と、
前記ブレードラバーの払拭方向において互いに対向する一対の第2対向壁と、
で囲まれて形成されており、
前記ブレードラバーの長手方向に沿う前記第1対向壁の肉厚が、前記ブレードラバーの払拭方向に沿う前記第2対向壁の肉厚よりも厚くなっている、
ワイパブレード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、払拭面を払拭するワイパブレードに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、ウインドウガラスの表面(払拭面)に付着した雨水等を払拭するワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、払拭面に摺接されるワイパブレードを備え、ワイパブレードは、駆動軸により揺動されるワイパアームの先端部に装着されている。これにより、ワイパモータにより駆動軸を正逆回転させることで、ワイパブレードは払拭面に付着した雨水や埃を払拭する。
【0003】
例えば、特許文献1には、ウォッシャ液(洗浄液)を噴射するスプレーノズルを備えたワイパアームが記載されている。具体的には、ワイパブレードが装着されるワイパアームの先端部に、スプレーノズルが固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2017/0232938号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された技術では、例えば、払拭面の曲率に合わせてワイパブレードがワイパアームに対して回動すると、ワイパブレードはスプレーノズルに対しても回動することになる。これにより、洗浄液の噴射位置(射点)がワイパブレードの位置に対してばらつくという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、ワイパブレードがワイパアームに対して回動しても、ワイパブレードの位置に対して規定位置に洗浄液を噴射でき、洗浄性能を向上させることが可能なワイパブレードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ワイパブレードの一態様では、駆動軸により揺動されるワイパアームに装着され、払拭面を払拭するワイパブレードであって、前記ワイパアームに回動自在に装着される連結部材と、前記連結部材に装着され、前記払拭面に摺接されるブレードラバーと、前記ブレードラバーの払拭方向において、前記連結部材の少なくとも一方側の壁部に装着され、前記払拭面に向けて洗浄液を噴射するウォッシャユニットと、を備え、前記ウォッシャユニットは、前記側壁部に対して対向配置される第1装着部材と、前記側壁部と前記第1装着部材との間に配置される第2装着部材と、前記第1装着部材と前記第2装着部材との間に配置され、前記洗浄液が流通する流路と、前記流路の下流側に設けられ、前記洗浄液を噴射する噴射孔と、を有し、前記噴射孔は、前記ワイパアームと前記連結部材とを連結する連結部よりも、前記払拭面寄りに配置される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ワイパブレードがワイパアームに対して回動しても、ワイパブレードの位置に対して規定位置に洗浄液を噴射でき、洗浄性能を向上させることが可能なワイパブレードを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両に搭載されるワイパ装置の斜視図である。
図1のA矢視図である。
ウォッシャユニットの拡大斜視図である。
ウォッシャユニットの内部を示す断面図である。
連結部材の詳細を示す図である。
カバー部材の内側を示す斜視図である。
バルブ部材の詳細を示す図である。
配管接続部材の詳細を示す斜視図である。
弁本体の動作を示す図4の破線円B部の拡大図である。
ウォッシャユニットの分解斜視図である。
ノズル組立体の組立手順を示す図である。
ノズル組立体をバルブ部材側から見た斜視図である。
ノズル組立体の連結部材への装着手順を示す図である。
ノズル組立体と連結部材との固定部を示す断面図である。
配管接続部材のノズル組立体への組付手順を示す斜視図である。
配管接続部材のノズル組立体への組付手順を示す断面図である。
バルブ部材の変形例を示す斜視図である。
連結部材の往路側および復路側にウォッシャユニットを備えた変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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