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公開番号
2025147593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047918
出願日
2024-03-25
発明の名称
イヤーデバイス、携帯端末、イヤーデバイス制御システム、イヤーデバイス制御方法及びプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
個人
主分類
H04R
3/00 20060101AFI20250930BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】音の伝わり方に応じて聞こえ具合を調整する。
【解決手段】イヤーデバイス100は、周囲の音を取得する音取得部130と、取得された周囲の音に応じた音データを第1出力レベルで出力する音出力部140と、気温差データに基づいて、音出力部140からの出力レベルを第1出力レベルから第2出力レベルに調整する、制御部110と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
周囲の音を取得する音取得部と、
取得された前記周囲の音に応じた音データを第1出力レベルで出力する音出力部と、
気温差データに基づいて、前記音出力部からの出力レベルを前記第1出力レベルから第2出力レベルに調整する、制御部と、
を備えるイヤーデバイス。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
時刻を取得する時刻取得部をさらに備え、
前記制御部は、
前記時刻取得部で取得した時刻に基づいて昼間か夜間かを判定し、
前記判定した結果が昼間の場合、前記第2出力レベルを前記第1出力レベルよりも大きくし、
前記判定した結果が夜間の場合、前記第2出力レベルを前記第1出力レベルよりも小さくする、
請求項1に記載のイヤーデバイス。
【請求項3】
気温を取得する気温取得部をさらに備え、
前記制御部は、
前記気温取得部で一日の最低気温及び最高気温を取得し、
前記判定した結果が昼間の場合、前記気温取得部で現在の気温を取得し、前記最低気温と取得した現在の気温の差を前記気温差データとして算出し、前記気温差データが気温差閾値以上なら、前記第2出力レベルを前記第1出力レベルよりも大きくし、
前記判定した結果が夜間の場合、前記気温取得部で現在の気温を取得し、前記最高気温と取得した現在の気温の差を前記気温差データとして算出し、前記気温差データが気温差閾値以上なら、前記第2出力レベルを前記第1出力レベルよりも小さくする、
請求項2に記載のイヤーデバイス。
【請求項4】
気温を取得する気温取得部をさらに備え、
前記制御部は、
前記気温取得部で一日の最低気温及び最高気温を取得し、
前記最高気温と前記最低気温の差が温度差基準値以上である場合、
前記気温取得部で現在の気温を取得し、
前記最低気温と取得した現在の気温の差を前記気温差データとして算出し、前記気温差データが気温差閾値以上なら、前記第2出力レベルを前記第1出力レベルよりも大きくし、
前記最高気温と取得した現在の気温の差を前記気温差データとして算出し、前記気温差データが気温差閾値以上なら、前記第2出力レベルを前記第1出力レベルよりも小さくする、
請求項1に記載のイヤーデバイス。
【請求項5】
通信部と、
周囲の音を取得する音取得部と、取得された前記周囲の音に応じた音データを第1出力レベルで出力する音出力部と、気温差データに基づいて前記第1出力レベルを第2出力レベルに調整する制御部と、を備えるイヤーデバイスに、前記気温差データに対応するデータを前記通信部から送信させる制御部と、
を備える携帯端末。
【請求項6】
イヤーデバイスと携帯端末とを備え、
前記イヤーデバイスは、
周囲の音を取得する音取得部と、
取得された前記周囲の音に応じた音データを第1出力レベルで出力する音出力部と、
気温差データに基づいて、前記音出力部からの出力レベルを前記第1出力レベルから第2出力レベルに調整する、制御部と、
を備え、
前記携帯端末は、
通信部と、
前記イヤーデバイスに、前記気温差データに対応するデータを前記通信部から送信させる制御部と、
を備える、
イヤーデバイス制御システム。
【請求項7】
音取得部で取得された周囲の音に応じた音データを第1出力レベルで出力する音出力部を備えるイヤーデバイスの制御部が、気温差データに基づいて、前記音出力部からの出力レベルを前記第1出力レベルから第2出力レベルに調整する、
イヤーデバイス制御方法。
【請求項8】
音取得部で取得された周囲の音に応じた音データを第1出力レベルで出力する音出力部を備えるイヤーデバイスの制御部に、気温差データに基づいて、前記音出力部からの出力レベルを前記第1出力レベルから第2出力レベルに調整する、
処理を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イヤーデバイス、携帯端末、イヤーデバイス制御システム、イヤーデバイス制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
音が空気中を伝わる速度は気温が高くなるほど速くなる。したがって、大気中の温度分布によって音の伝わり方が変わる。例えば、地表面付近が暖かく上空が寒いときは、音がすぐに上空の方に消えていきがちなので、遠くの音が届きにくくなる。そのようなときは、例えば自動車が遠くから近づいてくる音が聞こえにくくなるため、補聴器を使用している人のような難聴者は危険を察知しにくくなる。補聴器を使用しているユーザが危険を察知できるようにするための技術に関して、例えば特許文献1には、緊急車両の接近等を難聴者に報知する補聴器ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-34949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている補聴器ユニットは、音を聞き取りにくい状況においても、予め登録した音が外部から聞こえてきた場合には報知装置が光や振動でユーザに報知することによってユーザに緊急車両の接近等を気づかせることができる。しかし、予め登録した音以外の音に対してはユーザに報知することができない。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、音の伝わり方に応じて聞こえ具合を調整することができるイヤーデバイス、携帯端末、イヤーデバイス制御システム、イヤーデバイス制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るイヤーデバイスの一態様は、
周囲の音を取得する音取得部と、
取得された前記周囲の音に応じた音データを第1出力レベルで出力する音出力部と、
気温差データに基づいて、前記音出力部からの出力レベルを前記第1出力レベルから第2出力レベルに調整する、制御部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、音の伝わり方に応じて聞こえ具合を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
イヤーデバイス制御システムの一例を示す図である。
地表と上空の温度差があまりない場合の音の伝わり方を説明するための図である。
地表付近が暖かく上空が寒い場合の音の伝わり方を説明するための図である。
地表付近が寒く上空が暖かい場合の音の伝わり方を説明するための図である。
イヤーデバイスの機能構成の一例を示すブロック図である。
携帯端末の機能構成の一例を示す図である。
増幅率制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。
気温情報取得処理の手順の一例を示すフローチャートである。
閾値設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
イヤーデバイス制御システム等について図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
【0010】
イヤーデバイス制御システム1000は、図1に示すように、ユーザが耳に装着して用いる聴力補助器(補聴器、集音器等)である2つのイヤーデバイス100(右耳に装着するイヤーデバイス100Rと左耳に装着するイヤーデバイス100Lとを区別する必要がない場合には、イヤーデバイス100と言う)と携帯端末200とを備え、これらがBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格により通信接続して動作する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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