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公開番号2025115822
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010489
出願日2024-01-26
発明の名称コネクタ、相手コネクタ、及びコネクタセット
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H01R 13/6581 20110101AFI20250731BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示の課題は、コネクタと相手コネクタとの接続の際の不具合の発生を抑制することにある。
【解決手段】コネクタC1は、複数の端子2と、ハウジング1と、シールド3と、ガード4、を備える。ハウジング1は、底壁11及び底壁11から上方に突出する第1端壁部15を有する。ハウジング1は、複数の端子2を保持する。シールド3は、ハウジング1に保持される。ガード4は、ハウジング1に保持される。複数の端子2は、複数の端子2のうち前後方向において最も前方に配置された第1所定端子21を含む。第1所定端子21は、シールド3に囲まれている。ガード4は、シールド3及び複数の端子2から電気的に絶縁されている。ガード4は、上方から見て、第1所定端子21とシールド3との間に配置されている。ガード4は、第1端壁部15の少なくとも一部を覆う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
複数の端子と、
底壁及び前記底壁から上方に突出する端壁部を有し、前記複数の端子を保持するハウジングと、
前記ハウジングに保持されるシールドと、
前記ハウジングに保持されるガードと、を備え、
前記複数の端子は、前記複数の端子のうち前後方向において最も前方に配置された所定端子を含み、
前記所定端子は、前記シールドに囲まれており、
前記ガードは、
前記シールド及び前記複数の端子から電気的に絶縁されており、
上方から見て、前記所定端子と前記シールドとの間に配置されており、
前記端壁部の少なくとも一部を覆う、
コネクタ。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記シールドは、前記所定端子を間に挟み左右方向に対向して配置される一対の第１外側シールドを有し、
前記ガードは、前記一対の第１外側シールドと前記左右方向において対向している、
請求項１に記載のコネクタ。
【請求項３】
前記シールドは、前記所定端子を間に挟み左右方向に対向して配置される一対の第１外側シールドを有し、
前記ガードは、前記左右方向において、前記一対の第１外側シールドの一方と前記所定端子との間に配置される、
請求項１に記載のコネクタ。
【請求項４】
前記シールドは、前記所定端子に対して前方に配置される第２外側シールドを有し、
前記ガードは、前記前後方向において、前記第２外側シールドと対向している、
請求項１に記載のコネクタ。
【請求項５】
前記シールドは、
前記所定端子を間に挟み左右方向に対向して配置される一対の第１外側シールドと、
前記所定端子よりも前方に配置され、前記一対の第１外側シールドに連結される第２外側シールドと、を有し、
前記ガードは、
前記左右方向において前記一対の第１外側シールドの一方と対向する第１部位と、
前記前後方向において前記第２外側シールドと対向する第２部位と、を有する、
請求項１に記載のコネクタ。
【請求項６】
前記ガードは、前記第１部位の前端と前記第２部位の前記左右方向の一端とをつなぐ角部位を更に有する、
請求項５に記載のコネクタ。
【請求項７】
前記シールドは、
前記所定端子を間に挟み左右方向に対向して配置される一対の第１外側シールドと、
前記所定端子よりも前方に配置され、前記一対の第１外側シールドに連結される第２外側シールドと、を有し、
前記端壁部は、
前記一対の第１外側シールドの一方と左右方向に並ぶ第１隔壁と、
前記第２外側シールドと前記前後方向に並ぶ第２隔壁と、を有し、
前記第１隔壁の前端と前記第２隔壁の前記左右方向の一端とがつながっており、
前記ガードは、前記第１隔壁と前記第２隔壁との少なくとも一方の少なくとも一部を覆う、
請求項１に記載のコネクタ。
【請求項８】
前記ガードは、互いに別体である第１ガード部材と第２ガード部材とを備え、
前記第１ガード部材と前記第２ガード部材とは、左右方向に互いに離れて配置されている、
請求項１に記載のコネクタ。
【請求項９】
前記ガードは、
金属製であって、
回路基板に接続されるように構成された基板接続部を有する、
請求項１に記載のコネクタ。
【請求項１０】
前記ガードの前記基板接続部は、上方から見て前記ハウジングと前記シールドとの間の領域に露出して配置される第１基板接続部を有する、
請求項９に記載のコネクタ。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、一般にコネクタ、相手コネクタ、及びコネクタセットに関する。本開示は、より詳細には、端子を保持するハウジングを備えるコネクタ、コネクタと接続される相手コネクタ、及びコネクタと相手コネクタとを備えるコネクタセットに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、コネクタ及び相手側コネクタを備えるコネクタ装置が開示されている。
【０００３】
コネクタは、端子と、端子を保持するハウジングと、端子を囲む外側シールドと、を備える。相手側コネクタは、相手側端子と、相手側端子を保持するハウジングと、相手側端子を囲む外側シールドと、を備える。コネクタと相手側コネクタとは、上下方向において少なくとも一方が他方に向かって移動することで、互いに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－１１１５９８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載されているコネクタでは、コネクタと相手コネクタとの接続の際に、コネクタのハウジングが破損する等の不具合が発生する場合がある。
【０００６】
本開示の課題は、コネクタと相手コネクタとの接続の際の不具合の発生を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様のコネクタは、複数の端子と、ハウジングと、シールドと、ガードと、を備える。前記ハウジングは、底壁及び前記底壁から上方に突出する端壁部を有する。前記ハウジングは、前記複数の端子を保持する。前記シールドは、前記ハウジングに保持される。前記ガードは、前記ハウジングに保持される。前記複数の端子は、前記複数の端子のうち前後方向において最も前方に配置された所定端子を含む。前記所定端子は、前記シールドに囲まれている。前記ガードは、前記シールド及び前記複数の端子から電気的に絶縁されている。前記ガードは、上方から見て、前記所定端子と前記シールドとの間に配置されている。前記ガードは、前記端壁部の少なくとも一部を覆う。
【０００８】
本開示の一態様の相手コネクタは、前記コネクタに接続される。前記相手コネクタは、複数の相手端子と、相手ハウジングと、相手シールドと、を備える。前記複数の相手端子は、前記複数の端子に電気的にそれぞれ接続される。前記複数の相手端子は、前記所定端子に電気的に接続される相手所定端子を含む。前記相手ハウジングは、前記複数の相手端子を保持する。前記相手シールドは、前記相手ハウジングに保持される。前記相手シールドは、前記相手所定端子を囲む。前記相手シールドは、左右方向において対向する一対の第１相手外側シールドと、前記一対の第１相手外側シールドの前記前後方向の前端に連結される第２相手外側シールドと、を有する。前記第２相手外側シールドの全体が、上下方向において前記相手ハウジングと重ならない。
【０００９】
本開示の一態様のコネクタセットは、前記コネクタと、前記コネクタに接続される相手コネクタとを備える。前記相手コネクタは、複数の相手端子と、相手ハウジングと、相手シールドと、を備える。前記複数の相手端子は、前記複数の端子に電気的にそれぞれ接続される。前記複数の相手端子は、前記所定端子に電気的に接続される相手所定端子を含む。前記相手ハウジングは、前記複数の相手端子を保持する。前記相手シールドは、前記相手ハウジングに保持される。前記相手シールドは、前記相手所定端子を囲む。前記コネクタの前記ガードは、前記コネクタと前記相手コネクタとが接続された状態で、前記相手シールドから電気的に絶縁されている。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、コネクタと相手コネクタとの接続の際の不具合の発生を抑制することが可能となる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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