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公開番号2025117327
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012107
出願日2024-01-30
発明の名称電池セル
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/176 20210101AFI20250804BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルの封止性の向上及び電池セルの出力の安定化を両立する。
【解決手段】電池セル100は、電池要素110と、電池要素110を少なくとも部分的に覆う蓋材120と、電池要素110から引き出された正極集電体112に電気的に接続された導体130と、電池要素110及び蓋材120に巻き付けられた外装フィルム140と、を備えている。導体130は、正極集電体112に少なくとも部分的に接合された第1内部端子136aを有している。蓋材120は、外装フィルム140に少なくとも部分的に接合された第1内部突起126aを有している。第1内部端子136aは、第1内部突起126aよりも、電池要素110が位置する側の近くに位置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電池要素と、
前記電池要素を少なくとも部分的に覆う蓋材と、
前記電池要素から引き出された集電体に電気的に接続された導体と、
前記電池要素及び前記蓋材に巻き付けられた外装フィルムと、
を備え、
前記導体は、前記集電体に少なくとも部分的に接合された第1部分を有し、
前記蓋材は、前記外装フィルムに少なくとも部分的に接合された第2部分を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも、前記電池要素が位置する側の近くに位置している、電池セル。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記第1部分は、前記電池要素が位置する側に位置する突起を含んでいる、請求項1に記載の電池セル。
【請求項3】
前記第2部分は、前記電池要素が位置する側に位置する突起を含んでいる、請求項1に記載の電池セル。
【請求項4】
前記第2部分は、前記導体の周りに少なくとも部分的に位置している、請求項1~3のいずれか一項に記載の電池セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池セルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な電池セルが開発されている。特許文献1に記載されているように、電池セルは、電池要素と、電池要素を少なくとも部分的に覆う蓋材と、電池要素に電気的に接続された導体と、電池要素及び蓋材に巻き付けられた外装フィルムと、を備えていることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/157731号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池要素から引き出された集電体と、電池要素に電気的に接続される導体と、を互いに接合しやすくするため、導体の集電体に接合された部分を電池要素が位置する側に向けて近寄せることがある。蓋材及び外装材の接合面積を増加させて電池セルの封止性を向上させるため、蓋材の外装材に接合された部分を電池要素が位置する側に向けて延ばすことがある。しかしながら、導体の上記部分を電池要素が位置する側に向けて近寄せて、蓋材の上記部分を電池要素が位置する側に向けて延ばすと、集電体及び蓋材が互いに干渉しやすくなることがある。集電体及び蓋材が互いに干渉する場合、電池セルの出力を安定化することが難しいことがある。
【0005】
本発明の目的の一例は、電池セルの封止性の向上及び電池セルの出力の安定化を両立することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
1. 電池要素と、
前記電池要素を少なくとも部分的に覆う蓋材と、
前記電池要素から引き出された集電体に電気的に接続された導体と、
前記電池要素及び前記蓋材に巻き付けられた外装フィルムと、
を備え、
前記導体は、前記集電体に少なくとも部分的に接合された第1部分を有し、
前記蓋材は、前記外装フィルムに少なくとも部分的に接合された第2部分を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも、前記電池要素が位置する側の近くに位置している、電池セル。
2. 前記第1部分は、前記電池要素が位置する側に位置する突起を含んでいる、1.に記載の電池セル。
3. 前記第2部分は、前記電池要素が位置する側に位置する突起を含んでいる、1.又は2.に記載の電池セル。
4. 前記第2部分は、前記導体の周りに少なくとも部分的に位置している、1.~3.のいずれか一に記載の電池セル。
【発明の効果】
【0007】
本発明の上記態様によれば、電池セルの封止性の向上及び電池セルの出力の安定化を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る電池セルの斜視図である。
図1に示す第1仮想面αの断面模式図である。
図1に示す第2仮想面βの断面模式図である。
実施形態の第1例に係る第1蓋材及び第1導体の前面図である。
実施形態の第2例に係る第1蓋材及び第1導体の前面図である。
実施形態の第3例に係る第1蓋材の一部の断面模式図である。
実施形態の第4例に係る第1蓋材の一部の断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0010】
図1は、実施形態に係る電池セル100の斜視図である。図2は、図1に示す第1仮想面αの断面模式図である。図3は、図1に示す第2仮想面βの断面模式図である。
(【0011】以降は省略されています)

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