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公開番号
2025117715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012587
出願日
2024-01-31
発明の名称
シールド電線とコネクタとの接続構造
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/6592 20110101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】沿面距離を確保しつつ、コネクタのサイズを小さくできる技術の提供。
【解決手段】導体11、導体11の外周を覆う第1絶縁層12、第1絶縁層12の外周側に設けられるシールド編組13、および、シールド編組13の外周を覆う第2絶縁層14を備えるシールド電線1とコネクタ2との接続構造100であって、コネクタ2が、第2絶縁層14の端部から延出する第1絶縁層12の外周側に、第1絶縁層12との間に環状空間Gを設けつつ配置される、シールド接続筒232を備える。第2絶縁層14の端部から延出するシールド編組13が、シールド接続筒232に電気的に接続される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
導体、前記導体の外周を覆う第1絶縁層、前記第1絶縁層の外周側に設けられるシールド編組、および、前記シールド編組の外周を覆う第2絶縁層を備えるシールド電線とコネクタとの接続構造であって、
前記コネクタが、
前記第2絶縁層の端部から延出する前記第1絶縁層の外周側に、前記第1絶縁層との間に環状空間を設けつつ配置される、シールド接続筒、
を備え、
前記第2絶縁層の端部から延出する前記シールド編組が、前記シールド接続筒に電気的に接続される、
シールド電線とコネクタとの接続構造。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシールド電線とコネクタとの接続構造であって、
前記コネクタが、
軸線方向の一端側の部分が前記シールド接続筒を構成するシールド筐体、
を備える、シールド電線とコネクタとの接続構造。
【請求項3】
請求項2に記載のシールド電線とコネクタとの接続構造であって、
前記コネクタが、
前記導体が接続される端子と、
前記シールド筐体に収容され、前記シールド筐体と同一軸線上に前記端子を支持する、絶縁性材料で形成された内部筐体と、
を備える、シールド電線とコネクタとの接続構造。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載のシールド電線とコネクタとの接続構造であって、
前記コネクタが、
前記シールド筐体に接続される筒状のキャップ、
を備え、
前記シールド電線における前記第2絶縁層で被覆されている部分が、前記キャップに挿通されることによって、前記シールド電線が前記シールド筐体と同一軸線上に配置される、
シールド電線とコネクタとの接続構造。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシールド電線とコネクタとの接続構造であって、
前記コネクタが、
前記シールド接続筒との間に前記シールド編組を挟み込むように設けられるカシメ筒、
を備え、
前記シールド編組が、前記シールド接続筒と前記カシメ筒との間にカシメ固定されている、
シールド電線とコネクタとの接続構造。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシールド電線とコネクタとの接続構造であって、
前記シールド編組と前記シールド接続筒とが、レーザ溶接によって溶着されている、
シールド電線とコネクタとの接続構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シールド電線とコネクタとの接続構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に搭載されるワイヤーハーネスなどにおいては、シールド電線が用いられることがある。シールド電線では、導体とその外周を覆う絶縁層(第1絶縁層)とを含む絶縁電線の外周側にシールド編組が設けられ、シールド編組の外周側に絶縁層(第2絶縁層)が設けられる。シールド編組を接地しておくことで、導体から外部へ電磁波が漏洩することが抑制され、外部から導体へ電磁波の影響が及ぶことも抑制される。
【0003】
シールド電線の先端部(前端部)では、第2絶縁層が皮剥ぎされるとともに、第2絶縁層が皮剥ぎされた箇所よりも先端側(前側)で、第1絶縁層が皮剥ぎされる。例えば特許文献1では、第2絶縁層の端部から延出するシールド編組が、逆側(後側)に折り返されて、第2絶縁層の外周側で、接地用の端子金具にカシメ固定される。また例えば特許文献2では、第2絶縁層の端部から延出するシールド編組は、折り返されずに、第1絶縁層の外周を覆った状態のままで、シールド用の導電部材と溶着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-117286号公報
特開2022-134504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、シールド電線は、例えば、電力供給用のケーブルとして用いられることもある。このようなシールド電線では、その先端部に接続されるコネクタのサイズが大きくなる傾向がある。というのも、このようなシールド電線では、導体の電圧が高まることが想定されるため、コネクタにおいて、第1絶縁層から露出している導体と第2絶縁層から露出しているシールド編組との間に、相当の沿面距離を確保しなければならないからである。
【0006】
そこで、本開示は、沿面距離を確保しつつ、コネクタのサイズを小さくできる技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のシールド電線とコネクタとの接続構造は、導体、前記導体の外周を覆う第1絶縁層、前記第1絶縁層の外周側に設けられるシールド編組、および、前記シールド編組の外周を覆う第2絶縁層を備えるシールド電線とコネクタとの接続構造であって、前記コネクタが、前記第2絶縁層の端部から延出する前記第1絶縁層の外周側に、前記第1絶縁層との間に環状空間を設けつつ配置される、シールド接続筒を備え、前記第2絶縁層の端部から延出する前記シールド編組が、前記シールド接続筒に電気的に接続される、シールド電線とコネクタとの接続構造である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、沿面距離を確保しつつ、コネクタのサイズを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係る接続構造の斜視図である。
図2は接続構造の斜視図であって、キャップが透明状態で示された図である。
図3は接続構造の側断面図である。
図4はシールド電線と、分解状態のコネクタとを示す斜視図である。
図5は接続構造とコネクタのサイズとの関係を説明するための模式図である。
図6は変形例に係る接続構造の側面図であって、キャップが断面状態で示された図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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