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公開番号
2025117738
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012620
出願日
2024-01-31
発明の名称
投射型表示装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20250805BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】光路シフト素子によって投射位置をシフトさせる場合に、配向不良による表示品位の低下を抑える。
【解決手段】パネル画素を有する液晶パネルと、投射画素の投射位置を例えば4個の単位期間毎にシフトする光路シフト素子と、液晶パネルおよび光路シフト素子を制御する表示制御回路とを含む。表示制御回路は、映像データを構成する映像画素データで指定される階調レベルに対応したデータ信号を単位期間毎に前記パネル画素に供給し、光路シフト素子に対し、投射位置を前記単位期間毎に制御し、光路シフト素子は、単位期間毎に、目標とする目標投射位置を通り過ぎた後に、前記目標投射位置にシフトさせる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
パネル画素を有する液晶パネルと、
前記パネル画素から投射された投射光により表示される投射画素の投射位置を、1フレーム期間に含まれる、第1単位期間から第k(kは2以上の整数)単位期間までのk個の単位期間毎に変更するように前記投射光の光路をシフトする光路シフト素子と、
前記液晶パネルおよび前記光路シフト素子を制御する表示制御回路と、
を含み、
前記表示制御回路は、
映像データを構成する映像画素データで指定される階調レベルに対応したデータ信号を前記単位期間毎に前記パネル画素に供給し、
前記光路シフト素子に対し、前記投射位置を前記単位期間毎に制御し、
前記光路シフト素子は、前記単位期間毎に、目標とする目標投射位置を通り過ぎた後に、前記目標投射位置にシフトさせる
ことを特徴とする投射型表示装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
一の単位期間の前の単位期間における直前目標投射位置から、当該一の単位期間における一の目標投射位置までのシフトにおいて、前記直前目標投射位置からの最大離間距離がパネル画素で1画素以上である、
請求項1に記載の投射型表示装置。
【請求項3】
前記光路シフト素子は、
投射位置を、前記直前目標投射位置から、前記一の目標投射位置を基準に反対の位置までシフトした後、前記一の目標投射位置に戻す、
請求項2に記載の投射型表示装置。
【請求項4】
前記光路シフト素子は、
投射位置を、前記直前目標投射位置から、前記一の目標投射位置でターンさせた後、投射面でみて、時計回り、または、反時計回りで前記一の目標投射位置に戻す
請求項1に記載の投射型表示装置。
【請求項5】
前記光路シフト素子は、
投射位置を、前記直前目標投射位置から、前記一の目標投射位置を直進させた後、投射面でみて、時計回り、または、反時計回りで前記一の目標投射位置に戻す
請求項1に記載の投射型表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、投射型表示装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶パネルを用いた液晶プロジェクターでは、解像度を擬似的に高めるために、スクリーン等に投射されるパネル画素の投射位置を、光路シフト素子によってシフトさせる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。詳細には、この技術は、1フレーム期間が複数の単位期間に分割され、単位期間毎に、投射位置が異なるようにシフトさせる技術である。この技術によって、液晶パネルのパネル画素の個数よりも多くの画素が投射されているかのようにユーザーに知覚させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-39995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年のように液晶パネルの小型化および高精細化が進行して、画素電極同士の隙間が狭くなると、互いに隣り合う画素電極同士で生じる電界によって液晶の配向不良が発生し、表示上の不具合として視認される。
このような配向不良による表示上の不具合は、光路シフト素子によって投射位置をシフトさせた場合に、当該シフト方向に引き延ばされて視認されるので、表示品位の低下が顕著となる、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る投射型表示装置は、パネル画素を有する液晶パネルと、前記パネル画素から投射された投射光により表示される投射画素の投射位置を、1フレーム期間に含まれる、第1単位期間から第k(kは2以上の整数)単位期間までのk個の単位期間毎に変更するように前記投射光の光路をシフトする光路シフト素子と、前記液晶パネルおよび前記光路シフト素子を制御する表示制御回路と、を含み、前記表示制御回路は、映像データを構成する映像画素データで指定される階調レベルに対応したデータ信号を前記単位期間毎に前記パネル画素に供給し、前記光路シフト素子に対し、前記投射位置を前記単位期間毎に制御し、前記光路シフト素子は、前記単位期間毎に、目標とする目標投射位置を通り過ぎた後に、前記目標投射位置にシフトさせる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る投射型表示装置を示す図である。
投射型表示装置の構成を示すブロック図である。
投射型表示装置における液晶パネルの構成を示す斜視図である。
液晶パネルの構造を示す断面図である。
液晶パネルの電気的な構成を示すブロック図である。
液晶パネルにおける画素回路の構成を示す図である。
投射型表示装置における1フレーム期間と単位期間との関係を示す図である。
1フレーム期間において1つのパネル画素が表現する映像画素を示す図である。
第1実施形態における光路シフト素子による投射位置の軌跡を示す図である。
比較例における光路シフト素子による投射位置の軌跡を示す図である。
1フレーム期間における光路シフト素子と光源部とに対する制御内容を示す図である。
投射型表示装置における1フレーム期間の映像画素とパネル画素と投射位置との関係を示す図である。
映像画素における配列の一例を示す図である。
ドメインの発生状況を示す図である。
実際に視認されるパネル画素による表示の一例を示す図である。
比較例において視認される表示を説明するための図である。
第1実施形態において視認される表示を説明するための図である。
第2実施形態における光路シフト素子による投射位置の軌跡を示す図である。
第3実施形態における光路シフト素子による投射位置の軌跡を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に係る投射型表示装置について図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法および縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0008】
図1は、実施形態に係る投射型表示装置1の光学的な構成を示す図である。図に示されるように、投射型表示装置1は、液晶パネル100R、100Gおよび100Bを含む。投射型表示装置1の内部には、レーザー等の白色光源からなる光源部2102が設けられている。光源部2102から出射された投射光は、内部に配置された3枚のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108によって、赤(R)、緑(G)および青(B)の3原色に分離される。このうち、Rの光は液晶パネル100Rに、Gの光は液晶パネル100Gに、Bの光は液晶パネル100Bに、それぞれ入射する。
なお、Bの光路は、Rの光路およびGの光路と比較して長いので、Bの光路での損失を防ぐ必要がある。このため、Bの光路には、入射レンズ2122、リレーレンズ2123および出射レンズ2124からなるリレーレンズ系2121が設けられる。
【0009】
液晶パネル100Rは、後述するように複数の画素回路を有する。複数の画素回路の各々は、それぞれ液晶素子を含む。液晶パネル100Rの液晶素子は、Rに対応するデータ信号に基づいて駆動されて、当該データ信号の電圧に応じた透過率となる。
このため、Rに対応するデータ信号に基づいて液晶素子の透過率を個別に制御することによって、液晶パネル100RではRの透過像が生成される。同様に、液晶パネル100Gでは、Gに対応するデータ信号に基づいてGの透過像が生成され、液晶パネル100Bでは、Bに対応するデータ信号に基づいてBの透過像が生成される。
【0010】
液晶パネル100R、100Gおよび100Bによってそれぞれ生成された各色の透過像は、ダイクロイックプリズム2112に三方向から入射する。ダイクロイックプリズム2112において、RおよびBの光は90度に屈折する一方、Gの光は直進する。したがって、ダイクロイックプリズム2112が各色の画像を合成する。ダイクロイックプリズム2112による合成像は光路シフト素子230を介して投射レンズ2114に入射する。
投射レンズ2114は、光路シフト素子230を介した合成像を、投射面であるスクリーンScrに拡大して投射する。
(【0011】以降は省略されています)
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