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公開番号2025119717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014664
出願日2024-02-02
発明の名称ラミネートシステム及びプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類B29C 63/02 20060101AFI20250807BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】装置及び成果物にダメージを生じることなく、ラミネートフィルムの無駄を減らしてコストを抑える。
【解決手段】ラミネートシステム(システム1)は、用紙上にラミネートフィルム(フィルムF)をラミネート処理するラミネート処理部(ラミネート部)と、ラミネート処理部に用紙を搬送する搬送部23と、ラミネートフィルム残量に対応する情報である残量関連情報を取得する取得部(制御部21)と、取得部により取得された残量関連情報に応じて、ラミネートフィルム残量を変更可能に制御する制御部21を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
用紙上にラミネートフィルムをラミネート処理するラミネート処理部と、
前記ラミネート処理部に前記用紙を搬送する搬送部と、
ラミネートフィルム残量に対応する情報である残量関連情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記残量関連情報に応じて、前記ラミネートフィルム残量を変更可能に制御する制御部と、
を備えるラミネートシステム。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記残量関連情報は、ラミネート処理の対象である対象用紙のサイズに対応する情報である請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項3】
前記制御部は、前記ラミネートフィルム残量が前記対象用紙のサイズに応じた所定長さ未満となるまでラミネート処理されるように、前記搬送部における前記用紙の搬送を制御する請求項2に記載のラミネートシステム。
【請求項4】
前記取得部は、ジョブの設定情報から前記残量関連情報を取得する請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項5】
前記取得部は、ユーザーによって入力された前記残量関連情報を取得する請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項6】
前記制御部は、前記ラミネートフィルムの送り量に基づいて、現時点でのラミネートフィルム残量を算出する請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項7】
前記制御部は、前記ラミネートフィルムのロールの駆動時間または駆動量に基づいて、前記送り量を算出する請求項6に記載のラミネートシステム。
【請求項8】
前記所定長さは、前記ラミネートフィルムのロール芯から前記ラミネートフィルムが前記用紙に接触する位置までの長さである使用不可長さより長い請求項3に記載のラミネートシステム。
【請求項9】
前記所定長さは、前記使用不可長さと前記対象用紙のサイズに基づく長さを合計した長さである請求項8に記載のラミネートシステム。
【請求項10】
前記制御部は、前記ラミネートフィルム残量が前記使用不可長さより短くなる前に、前記搬送部における前記用紙の搬送を停止する請求項8に記載のラミネートシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラミネートシステム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
用紙上にラミネートフィルム(フィルム)を貼り合わせてラミネート処理を行うラミネート装置において、ロール状であるフィルムがラミネート処理の途中でロールの末端に達すると以下の問題が発生する。具体的には、フィルムの搬送が突然停止することで、停止したフィルムと用紙の搬送が整合しなくなり、フィルム及び用紙の駆動機構に大きなダメージを生じる。フィルムの搬送が突然停止することによるラミネート処理の不良が発生する。
【0003】
上記問題に対して、特許文献1、2に記載の発明では、フィルムの残量が少なくなったこと(ニアエンプティ状態)を検知し、フィルム及び用紙の搬送を停止することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平05-229000号公報
特開平06-126832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2に記載の発明において、ニアエンプティ状態を検知するフィルムの残量は最大用紙サイズに対応した長さ等である一律の長さに設定されている。そのため、ラミネート処理対象の用紙サイズが最大用紙サイズより小さい場合、用紙1枚分以上のフィルムの残量があるにも関わらず、ニアエンプティ状態が検知され、ラミネート処理が中断されるためにフィルムが無駄に廃棄される可能性がある。フィルムは消耗材として高価であるため、フィルムが無駄に廃棄されることはコストの上昇につながる。
【0006】
本発明は、装置及び成果物にダメージを生じることなく、ラミネートフィルムの無駄を減らしてコストを抑えることができるラミネートシステム及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載のラミネートシステムは、上記目的を達成するためになされたものであり、
用紙上にラミネートフィルムをラミネート処理するラミネート処理部と、
前記ラミネート処理部に前記用紙を搬送する搬送部と、
ラミネートフィルム残量に対応する情報である残量関連情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記残量関連情報に応じて、前記ラミネートフィルム残量を変更可能に制御する制御部と、
を備える。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラミネートシステムにおいて、
前記残量関連情報は、ラミネート処理の対象である対象用紙のサイズに対応する情報である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のラミネートシステムにおいて、
前記制御部は、前記ラミネートフィルム残量が前記対象用紙のサイズに応じた所定長さ未満となるまでラミネート処理されるように、前記搬送部における前記用紙の搬送を制御する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のラミネートシステムにおいて、
前記取得部は、ジョブの設定情報から前記残量関連情報を取得する。
(【0011】以降は省略されています)

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