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公開番号
2025124929
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2025101063,2023074433
出願日
2025-06-17,2023-04-28
発明の名称
医用画像出力装置、プログラム、医用画像出力方法及び医用画像出力システム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/00 20240101AFI20250819BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】自動的に画像の調整を行うことで撮影者の業務負荷を低減させる。
【解決手段】医用画像出力装置は、医用画像における被写体の構造物(対象部位・撮影部位等)を自動認識する(ステップS4)。医用画像出力装置は、認識された構造物に基づき、医用画像を自動調整する(ステップS5)。医用画像の自動調整は、医用画像の回転角度の調整、医用画像の回転中心の位置調整、医用画像のトリミングの調整、医用画像のトリミングの中心の位置調整等である。医用画像出力装置は、調整された医用画像を出力する(ステップS6、S7)。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
医用画像における被写体の構造物を自動認識する認識部と、
前記認識された構造物に基づき、前記医用画像を自動調整する調整部と、
前記調整された医用画像を出力する出力部と、
を有する医用画像出力装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記医用画像の自動調整は、前記医用画像の回転角度の調整、前記医用画像の回転中心の位置調整、前記医用画像のトリミングの調整、及び前記医用画像のトリミングの中心の位置調整のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の医用画像出力装置。
【請求項3】
前記医用画像の自動調整は、前記医用画像の回転角度の調整、又は前記医用画像の回転中心の位置調整である、請求項1に記載の医用画像出力装置。
【請求項4】
前記調整部は、前記認識された構造物又は前記医用画像に係る撮影オーダー情報に基づき、前記医用画像を自動調整するための基準である自動調整基準を決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の医用画像出力装置。
【請求項5】
前記医用画像の自動調整基準は、前記医用画像の回転角度の調整の基準、前記医用画像の回転中心の位置調整の基準、前記医用画像のトリミングの調整の基準、及び前記医用画像のトリミングの中心の位置調整の基準のうち少なくとも一つを含む、請求項4に記載の医用画像出力装置。
【請求項6】
前記医用画像の自動調整基準は、前記医用画像の回転角度の調整の基準、又は前記医用画像の回転中心の位置調整の基準である、請求項4に記載の医用画像出力装置。
【請求項7】
前記自動調整基準は、撮影対象の撮影部位の形状又は前記撮影部位の解剖学的部位を示す情報である、請求項4に記載の医用画像出力装置。
【請求項8】
撮影対象の撮影部位ごとに、前記撮影対象の撮影部位と、前記医用画像を自動調整するか否かとを対応付けて記憶する記憶部を備え、
前記調整部は、前記認識された構造物である撮影対象の撮影部位又は前記医用画像に係る撮影オーダー情報に基づき、前記自動調整するか否かを決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の医用画像出力装置。
【請求項9】
前記自動調整は複数の項目を有し、
撮影対象の撮影部位ごとに、前記撮影対象の撮影部位と、前記複数の項目の各項目の自動調整をするか否かとを対応付けて記憶する記憶部を備え、
前記調整部は、前記認識された構造物である撮影対象の撮影部位又は前記医用画像に係る撮影オーダー情報に基づき、前記各項目の自動調整をするか否かを決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の医用画像出力装置。
【請求項10】
撮影対象の撮影部位ごとに、前記撮影対象の撮影部位と、前記医用画像を自動調整するための基準である自動調整基準とを対応付けて記憶する記憶部を備え、
前記調整部は、前記認識された構造物である撮影対象の撮影部位又は前記医用画像に係る撮影オーダー情報に基づき、前記自動調整基準を決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の医用画像出力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医用画像出力装置、プログラム、医用画像出力方法及び医用画像出力システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
X線撮影では、医師が読影しやすいように、放射線技師が画像の調整(回転、トリミング、センタリング)を行う。この調整操作では、院内での取り決めや各医師の指定した向きに従って画像を揃える必要があるが、画像ごとに毎回調整する必要があるため、放射線技師の負荷が非常に高い。また、撮影時に患者の痛みや待ち時間に気を配る必要があり、照射野やパネルの位置調整だけでは限界がある。
【0003】
特許文献1では、画像の切り出し位置を固定パターンから選択できる。しかし、特許文献1では、各被写体が同様の位置に写っていることを前提としており、撮影ごとに変わる被写体位置や傾き等、様々な条件に必ずしも適しているとは言えない。
【0004】
特許文献2でも、過去の撮影と切り出し位置を揃えることができるが、こちらも撮影ごとに変わる被写体位置や傾き等については対応できていない。
【0005】
一方で、各施設のルールによって、画像に写された被写体の位置や角度を微妙に調整したいというニーズがあることが分かった。現状、放射線技師は、画像に映し出された対象物を認識し位置決めした上で画像の調整(回転、トリミング、センタリング)を行っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-55491号公報
特開2015-150072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術は、画像に映し出された対象物を認識せずにトリミングするものであり、撮影ごとに異なる適切な切り出し位置や回転角度等には対応することができていなかった。
また、施設(読影者)によって最も適切な基準に合わせる必要があるが、画像に映し出された対象物を認識しなければ対応することはできず、人が対応するしかなかった。
【0008】
画像に対して自動で回転やトリミング等をすることが考えられるが、従来、どう回転させたりトリミングさせたりすればよいかについては、人間が画像内の対象物を認識し位置決めした上で判断していた。自動で画像を回転させるには、どこが肘か、どういう形か等、部位、位置、形状を特定しなければいけない。すなわち、自動で回転やトリミング等をしようとしても、どう回転させたりトリミングさせたりすればよいかは分からない。
【0009】
そこで、本発明は、自動的に画像の調整を行うことで撮影者の業務負荷を低減させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
ところで、近年、画像認識技術が発展してきており、例えば、画像内の対象物を自動で認識したり、対象部位を自動で特定したりすることができるようになってきている。
本発明者は、対象物の自動認識をすれば、画像の調整を自動で行うことができることに思い至り、本発明に至った。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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