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公開番号
2025130538
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027770
出願日
2024-02-27
発明の名称
医療支援装置、内視鏡システム、及び医療支援方法
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
1/045 20060101AFI20250901BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】画像処理装置に接続される内視鏡スコープの種類に適合した情報をユーザに対して視覚的に認識させることができる医療支援装置、内視鏡システム、及び医療支援方法を提供する。
【解決手段】医療支援方法は、画像処理装置に超音波内視鏡スコープが接続されている場合に、第1光学画像及び超音波画像を取得すること、画像処理装置に光学内視鏡スコープが接続されている場合に、第2光学画像を取得すること、画像処理装置に超音波内視鏡スコープが接続されている場合に、第1光学画像及び超音波画像を表示装置に出力すること、並びに、画像処理装置に光学内視鏡スコープが接続されている場合に、第2光学画像と、光学画像用学習済みモデルに対して第2光学画像に写っている第1特徴領域を認識させた第1認識結果と、を表示装置に出力することを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
超音波内視鏡スコープ及び光学内視鏡スコープが接続可能な画像処理装置に前記超音波内視鏡スコープが接続されている場合に、前記超音波内視鏡スコープによる撮像が行われることで生成された第1光学画像及び超音波画像を含む第1画像情報を取得し、
前記画像処理装置に前記光学内視鏡スコープが接続されている場合に、前記光学内視鏡スコープによる撮像が行われることで生成された第2光学画像を含む第2画像情報を取得し、
前記画像処理装置に前記超音波内視鏡スコープが接続されている場合に、前記第1画像情報に含まれる前記第1光学画像及び前記超音波画像を表示装置に出力し、
前記画像処理装置に前記光学内視鏡スコープが接続されている場合に、前記第2画像情報に含まれる前記第2光学画像と、光学画像用学習済みモデルに前記第2光学画像が入力されることにより前記光学画像用学習済みモデルに対して前記第2光学画像に写っている第1特徴領域を認識させた第1認識結果とを前記表示装置に出力する
医療支援装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記医療支援装置は、前記画像処理装置と別体である
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項3】
前記医療支援装置は、前記画像処理装置とケーブルで接続されており、
前記プロセッサは、前記ケーブルを介して前記第1画像情報及び前記第2画像情報を前記画像処理装置から取得する
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項4】
前記画像処理装置は、第1画像処理装置及び第2画像処理装置を有し、
前記第1画像処理装置は、前記超音波内視鏡スコープから照射された超音波による反射波に基づいて前記超音波画像を生成し、
前記第2画像処理装置は、前記超音波内視鏡スコープによって光学的な撮像が行われることで得られた第1画像信号に基づいて前記第1光学画像を生成し、かつ、前記光学内視鏡スコープによって光学的な撮像が行われることで得られた第2画像信号に基づいて前記第2光学画像を生成する
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項5】
前記第1画像情報は、前記第1画像処理装置又は前記第2画像処理装置によって生成され、
前記第2画像情報は、前記第1画像処理装置又は前記第2画像処理装置によって生成され、
前記プロセッサは、
前記第1画像処理装置又は前記第2画像処理装置から前記第1画像情報を取得し、
前記第1画像処理装置又は前記第2画像処理装置から前記第2画像情報を取得する
請求項4に記載の医療支援装置。
【請求項6】
前記第1画像処理装置、前記第2画像処理装置、及び前記医療支援装置は別体である
請求項4に記載の医療支援装置。
【請求項7】
前記第1画像情報及び前記第2画像情報の各々は、第1特定情報及び/又は第2特定情報を含み、
前記第1特定情報は、前記画像処理装置に接続されている内視鏡スコープの種類を特定可能な情報であり、
前記第2特定情報は、前記第1画像情報又は前記第2画像情報に含まれる画像の種類を特定可能な情報であり、
前記内視鏡スコープの種類は、前記超音波内視鏡スコープと前記光学内視鏡スコープであり、
前記画像の種類は、前記超音波画像、前記第1光学画像、及び前記第2光学画像であり、
前記プロセッサは、前記第1特定情報及び/又は前記第2特定情報に基づいて、前記画像処理装置に前記超音波内視鏡スコープが接続されているか、又は、前記画像処理装置に前記光学内視鏡スコープが接続されているかを特定する
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記第1画像情報又は前記第2画像情報に含まれる画像を解析することにより、前記画像処理装置に前記超音波内視鏡スコープが接続されているか、又は、前記画像処理装置に前記光学内視鏡スコープが接続されているかを特定する
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記画像処理装置に前記超音波内視鏡スコープが接続されている場合に、前記第1画像情報に含まれる前記第1光学画像が前記光学画像用学習済みモデルに入力されることにより前記光学画像用学習済みモデルから得られる情報を前記表示装置に出力しない
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記表示装置の第1表示領域に前記超音波画像が表示される場合に、前記第1画像情報に含まれる前記第1光学画像が前記光学画像用学習済みモデルに入力されることにより前記光学画像用学習済みモデルから得られる情報を前記表示装置に出力しない
請求項1に記載の医療支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療支援装置、内視鏡システム、及び医療支援方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内視鏡により得られる内視鏡画像及び超音波画像を同一の画面に表示させる表示制御装置が開示されている。特許文献1に記載の表示制御装置は、画面を用いて生体内の観察を行う観察者の関心対象が内視鏡画像及び超音波画像のいずれであるかの判定を行う判定部から判定の結果を取得する取得部と、取得部によって取得された判定の結果に基づいて、画面が内視鏡画像を超音波画像より優先的に表示する第1状態と、画面が超音波画像を内視鏡画像より優先的に表示する第2状態と、を切り替える制御部と、を備える。
【0003】
特許文献2には、医用画像処理装置が開示されている。特許文献2に記載の医用画像処理装置は、医用画像を取得する画像取得部と、医用画像が撮影された際の照明モードを判定する判定部と、照明モードが第1の照明モードであると判定された場合は医用画像に対する第1の認識を行い、照明モードが第2の照明モードであると判定された場合は医用画像に対する第2の認識を行う認識部と、照明モードが第1の照明モードであると判定された場合は第1の認識の結果に応じて表示装置に第1の表示をさせ、照明モードが第2の照明モードであると判定された場合は第2の認識の結果に応じて表示装置に第2の表示をさせる表示制御部と、を備える。認識部は、学習により構成され第1の認識を行う第1の認識器であって、医用画像から注目領域を検出する第1の認識器と、学習により構成され第2の認識を行う第2の認識器であって、医用画像を分類する第2の認識器と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-013690号公報
国際公開第2020/075578号
【発明の概要】
【0005】
本開示に係る一つの実施形態は、画像処理装置に接続される内視鏡スコープの種類に適合した情報をユーザに対して視覚的に認識させることができる医療支援装置、内視鏡システム、及び医療支援方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る第1の態様は、プロセッサを備え、プロセッサが、超音波内視鏡スコープ及び光学内視鏡スコープが接続可能な画像処理装置に超音波内視鏡スコープが接続されている場合に、超音波内視鏡スコープによる撮像が行われることで生成された第1光学画像及び超音波画像を含む第1画像情報を取得し、画像処理装置に光学内視鏡スコープが接続されている場合に、光学内視鏡スコープによる撮像が行われることで生成された第2光学画像を含む第2画像情報を取得し、画像処理装置に超音波内視鏡スコープが接続されている場合に、第1画像情報に含まれる第1光学画像及び超音波画像を表示装置に出力し、画像処理装置に光学内視鏡スコープが接続されている場合に、第2画像情報に含まれる第2光学画像と、光学画像用学習済みモデルに第2光学画像が入力されることにより光学画像用学習済みモデルに対して第2光学画像に写っている第1特徴領域を認識させた第1認識結果とを表示装置に出力する、医療支援装置である。
【0007】
本開示に係る第2の態様は、医療支援装置が、画像処理装置と別体である、第1の態様に係る医療支援装置である。
【0008】
本開示に係る第3の態様は、医療支援装置が、画像処理装置とケーブルで接続されており、プロセッサが、ケーブルを介して第1画像情報及び第2画像情報を画像処理装置から取得する、第1の態様又は第2の態様に係る医療支援装置である。
【0009】
本開示に係る第4の態様は、画像処理装置が、第1画像処理装置及び第2画像処理装置を有し、第1画像処理装置が、超音波内視鏡スコープから照射された超音波による反射波に基づいて超音波画像を生成し、第2画像処理装置が、超音波内視鏡スコープによって光学的な撮像が行われることで得られた第1画像信号に基づいて第1光学画像を生成し、かつ、光学内視鏡スコープによって光学的な撮像が行われることで得られた第2画像信号に基づいて第2光学画像を生成する、第1の態様から第3の態様の何れか1つの態様に係る医療支援装置である。
【0010】
本開示に係る第5の態様は、第1画像情報が、第1画像処理装置又は第2画像処理装置によって生成され、第2画像情報が、第1画像処理装置又は第2画像処理装置によって生成され、プロセッサが、第1画像処理装置又は第2画像処理装置から第1画像情報を取得し、第1画像処理装置又は第2画像処理装置から第2画像情報を取得する、第4の態様に係る医療支援装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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