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公開番号2025144645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024044393
出願日2024-03-21
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び学習支援システム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20250926BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数のユーザの中から、学習者に対して教示者の候補者を選択するにあたり、学習者と候補者とをバランス良くマッチングさせる。
【解決手段】学習者に問題を教示する教示者の候補者を出力するサーバ装置(情報処理装置)の制御部は、学習者が過去にユーザから教示を受けた際の学習者の理解力に対応する第1理解度を導出し、学習者以外の複数のユーザが過去に他のユーザに対して教示を行った際の他のユーザの理解力に対応する第2理解度を導出し、学習者以外の複数のユーザの中から第1理解度と第2理解度とに基づいて教示者の候補者を少なくとも1人選択する。制御部は、学習者の第1理解度が低いほど、第2理解度が高いユーザが、複数のユーザの中から候補者として選択されやすくし、学習者の第1理解度が高いほど、第2理解度が低いユーザが、複数のユーザの中から候補者として選択されやすくする。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
学習者に問題を教示する教示者の候補者を出力する情報処理装置であって、
前記学習者が過去に任意のユーザから教示を受けた際の前記学習者の理解力に対応する第1理解度を導出し、
前記学習者以外の複数のユーザが過去に前記任意のユーザに対して教示を行った際の前記任意のユーザの理解力に対応する第2理解度を導出し、
前記学習者以外の複数のユーザの中から前記第1理解度と前記第2理解度とに基づいて前記教示者の候補者を少なくとも1人選択する制御部を備え、
前記制御部は、
前記学習者の前記第1理解度が低いほど、前記第2理解度が高いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくし、
前記学習者の前記第1理解度が高いほど、前記第2理解度が低いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくする、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1理解度は、他のユーザから過去に教示を受けた回数に対する、教示の対象を理解できた回数の割合であり、
前記第2理解度は、他のユーザに過去に教示を行った回数に対する、教示対象者が教示の対象を理解できた回数の割合である、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記学習者、又は、前記候補者の中から選択された前記教示者に対してアンケートを行い、当該アンケートの結果に基づいて前記第1理解度及び前記第2理解度を導出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記問題に係る所定の指標値を前記候補者ごとに対応付けた、前記候補者のリストを出力し、
前記リストの中からいずれかの候補者が前記教示者として前記学習者により選択された場合に、当該選択された教示者に対して教示依頼通知を送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
学習者に問題を教示する教示者の候補者を出力する情報処理方法であって、
前記学習者が過去にユーザから教示を受けた際の前記学習者の理解力に対応する第1理解度を導出する工程と、
前記学習者以外の複数のユーザが過去に他のユーザに対して教示を行った際の前記他のユーザの理解力に対応する第2理解度を導出する工程と、
前記学習者以外の複数のユーザの中から前記第1理解度と前記第2理解度とに基づいて前記教示者の候補者を少なくとも1人選択する選択工程と、を含み、
前記選択工程では、
前記学習者の前記第1理解度が低いほど、前記第2理解度が高いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくし、
前記学習者の前記第1理解度が高いほど、前記第2理解度が低いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくする、
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】
学習者に問題を教示する教示者の候補者を出力する情報処理装置のコンピュータを、
前記学習者が過去にユーザから教示を受けた際の前記学習者の理解力に対応する第1理解度を導出し、
前記学習者以外の複数のユーザが過去に他のユーザに対して教示を行った際の前記他のユーザの理解力に対応する第2理解度を導出し、
前記学習者以外の複数のユーザの中から前記第1理解度と前記第2理解度とに基づいて前記教示者の候補者を少なくとも1人選択する制御部として機能させるためのプログラムであって、
前記制御部は、
前記学習者の前記第1理解度が低いほど、前記第2理解度が高いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくし、
前記学習者の前記第1理解度が高いほど、前記第2理解度が低いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくする、
ことを特徴とするプログラム。
【請求項7】
学習者に問題を教示する教示者の候補者を出力する情報処理装置と、端末装置と、がデータ通信可能に接続された学習支援システムであって、
前記情報処理装置は、
前記学習者が過去にユーザから教示を受けた際の前記学習者の理解力に対応する第1理解度を導出し、
前記学習者以外の複数のユーザが過去に他のユーザに対して教示を行った際の前記他のユーザの理解力に対応する第2理解度を導出し、
前記学習者以外の複数のユーザの中から前記第1理解度と前記第2理解度とに基づいて前記教示者の候補者を少なくとも1人選択し、当該選択された候補者のリストを前記学習者が使用する前記端末装置の表示部に対して出力する制御部を備え、
前記制御部は、
前記学習者の前記第1理解度が低いほど、前記第2理解度が高いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくし、
前記学習者の前記第1理解度が高いほど、前記第2理解度が低いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくする、
ことを特徴とする学習支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び学習支援システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザが使用する言語、ユーザが提供可能な物事等を含むユーザプロファイルに基づくマッチングシステムが開示されている。このシステムは、目的別のカテゴリーでユーザを検索し、ユーザのニーズに応じたマッチングを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5970739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、複数の学習者に対して、複数のユーザの中から、教示者として同じユーザばかりが高頻度で紹介されると、教える側のユーザが不足してしまうおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、複数のユーザの中から、学習者に対して教示者の候補者を選択するにあたり、学習者と候補者とをバランス良くマッチングさせることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、学習者に問題を教示する教示者の候補者を出力する情報処理装置であって、前記学習者が過去にユーザから教示を受けた際の前記学習者の理解力に対応する第1理解度を導出し、前記学習者以外の複数のユーザが過去に他のユーザに対して教示を行った際の前記他のユーザの理解力に対応する第2理解度を導出し、前記学習者以外の複数のユーザの中から前記第1理解度と前記第2理解度とに基づいて前記教示者の候補者を少なくとも1人選択する制御部を備え、前記制御部は、前記学習者の前記第1理解度が低いほど、前記第2理解度が高いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくし、前記学習者の前記第1理解度が高いほど、前記第2理解度が低いユーザが、前記複数のユーザの中から前記候補者として選択されやすくする、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数のユーザの中から、学習者に対して教示者の候補者を選択するにあたり、学習者と候補者とをバランス良くマッチングさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態に係る学習支援システムの構成例を示す図である。
サーバ装置の記憶部のストレージに設けられているデータベースの構成例である。
問題正誤テーブルのデータ構成例を示す図である。
マッチング履歴テーブルのデータ構成例を示す図である。
習熟度ベクトルを説明するための図である。
学習支援画面の例である。
教示者登録画面の例である。
学習者から見た全体の流れを示すフローチャートである。
学習支援システムにおいて実行される教え合い処理を示すラダーチャートである。
学習対象選択画面の例である。
マッチング条件選択画面の例である。
サーバ装置により実行される候補者選択処理を示すフローチャートである。
候補者リスト画面の例である。
教示依頼画面の例である。
マッチング成立画面の例である。
教え合い評価画面の例である。
理解力の高さ通知画面の例である。
フィードバック画面の例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び学習支援システムの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。以下の実施形態において、学習支援システムは、学校の生徒及び先生によって使用されるものとする。なお、学校とは、正規の小学校、中学校、高校、大学に限らず、専門学校、学習塾、予備校等を含むものである。
【0010】
図1に示すように、学習支援システム100は、サーバ装置10と、複数の端末装置20と、を含む。サーバ装置10と各端末装置20とは、ネットワーク30を介してデータ通信可能に接続される。端末装置20は、各ユーザ(生徒、先生)が使用する端末装置である。端末装置20は、パーソナルコンピュータ、タブレット等の携帯端末装置、スマートフォン等の移動体通信装置のいずれであってもよい。なお、端末装置20の台数は、特に限定されない。ネットワーク30は、例えば、インターネット、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、移動体通信ネットワーク、近距離無線通信網、あるいは、これらの一部又は全部の組み合わせといった、任意の電気通信ネットワークであればよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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