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公開番号2025118101
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013214
出願日2024-01-31
発明の名称画像処理プログラム及び情報処理装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250805BHJP(計算;計数)
要約【課題】データベースのデータが関連付けられた印刷画像を容易に処理できる技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、第1画像ファイルとデータベースファイルとが圧縮された第1種拡張画像ファイルを記憶可能である。第1画像ファイルは、印刷装置で印刷可能な第1印刷画像を示す。第1印刷画像は、データベース中の特定のデータが関連付けられたオブジェクトを含む。制御部は、第1種拡張画像ファイルが選択されると、第1画像ファイルを示す第1ファイル情報とデータベースファイルを示すデータベース情報とを互いに紐付けて表示する。制御部は、その第1種拡張画像ファイルの転送指示を受けると、第1画像ファイル及びデータベースファイルを印刷装置へ転送する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
記憶部、表示部、印刷装置と通信可能な通信部、及び制御部を備えた情報処理装置における前記制御部が実行可能な画像処理プログラムであって、
前記記憶部は、第1画像ファイルとデータベースファイルとが所定の圧縮形式で圧縮された第1種拡張画像ファイルを記憶可能であり、前記データベースファイルはデータベースを示し、前記第1画像ファイルは前記印刷装置で印刷可能な第1印刷画像を示し、前記第1印刷画像は、前記データベース中の特定のデータが関連付けられていて当該データを示しているオブジェクトを含み、
前記画像処理プログラムは、前記制御部に、
前記印刷装置への転送候補に前記第1種拡張画像ファイルが選択されたことに応じて、前記第1画像ファイルを示す第1ファイル情報と前記データベースファイルを示すデータベース情報とを互いに紐付けて前記表示部に表示する表示処理と、
前記表示処理の実行後、前記第1種拡張画像ファイルの転送指示を受けたことに応じて、前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルを前記通信部を通じて前記印刷装置へ転送する転送処理と、
を実行させる、画像処理プログラム。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像処理プログラムであって、
前記表示処理は、前記第1種拡張画像ファイルをエキスパンダ形式で表示し、
前記エキスパンダ形式での表示は、
前記第1ファイル情報及び前記データベース情報を非表示とする非展開状態と、
前記第1ファイル情報及び前記データベース情報を表示する展開状態と、
をユーザの指示に応じて切り替えることを含む、
画像処理プログラム。
【請求項3】
請求項1に記載の画像処理プログラムであって、
前記表示処理は、前記転送候補に選択されたファイルがリストアップされたリスト画面を前記表示部に表示することを含み、前記第1種拡張画像ファイルが選択されたことに応じて前記リスト画面に前記第1ファイル情報と前記データベース情報とを追加し、
前記画像処理プログラムは、前記制御部に、
前記リスト画面にリストアップされている前記第1種拡張画像ファイルの削除が指示されたことに応じて、前記第1ファイル情報及び前記データベース情報を一括して前記リスト画面から削除する、削除処理、
を実行させる、画像処理プログラム。
【請求項4】
請求項1に記載の画像処理プログラムであって、
前記制御部に、
前記転送候補に前記第1種拡張画像ファイルが選択されたことに応じて、前記記憶部における所定のフォルダへ、前記第1種拡張画像ファイルを解凍して前記第1画像ファイルと前記データベースファイルとを保存する、解凍処理、
を実行させ、
前記表示処理は、前記転送候補に前記第1種拡張画像ファイルが選択されたことに応じて、前記解凍処理により前記フォルダに保存されている前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルそれぞれの前記第1ファイル情報及び前記データベース情報を表示する、
画像処理プログラム。
【請求項5】
請求項4に記載の画像処理プログラムであって、
前記記憶部は、第2画像ファイルが前記所定の圧縮形式で圧縮された第2種拡張画像ファイルを記憶可能であり、前記第2画像ファイルは前記印刷装置で印刷可能な第2印刷画像を示し
前記解凍処理は、前記転送候補に前記第2種拡張画像ファイルが選択されたことに応じて、前記所定のフォルダへ、前記第2種拡張画像ファイルを解凍して前記第2画像ファイルを保存し、
前記表示処理は、前記転送候補に前記第2種拡張画像ファイルが選択されたことに応じて、前記解凍処理により前記フォルダに保存されている前記第2画像ファイルを示す第2ファイル情報を前記表示部に表示し、
前記転送処理は、前記表示処理の実行後、前記第2種拡張画像ファイルの転送指示を受けたことに応じて、前記第2画像ファイルを前記印刷装置へ転送する、
画像処理プログラム。
【請求項6】
請求項1に記載の画像処理プログラムであって、
前記記憶部は、前記第1種拡張画像ファイルとは異なるファイル形式の第3画像ファイルを記憶可能であり、前記第3画像ファイルは前記印刷装置で印刷可能な第3印刷画像を示し、
前記表示処理は、前記転送候補に前記第3画像ファイルが選択されたことに応じて、前記第3画像ファイルを示す第3ファイル情報を前記表示部に表示し、
前記転送処理は、前記表示処理の実行後、前記第3画像ファイルの転送指示を受けたことに応じて、前記第3画像ファイルを前記印刷装置へ転送する、
画像処理プログラム。
【請求項7】
請求項1に記載の画像処理プログラムであって、
前記制御部に、
前記表示処理の実行後、前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルをそれぞれ前記印刷装置が処理可能な特定のファイル形式に変換するファイル変換処理、
を実行させ、
前記転送処理は、前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルの両方とも前記ファイル変換処理による変換が正常に完了した場合に、その変換後の前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルを前記印刷装置へ転送する、
画像処理プログラム。
【請求項8】
請求項7に記載の画像処理プログラムであって、
前記転送処理は、前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルのうちのいずれか一方でも前記ファイル変換処理による変換が正常に完了しなかった場合は、前記ファイル変換処理による変換後の前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルのいずれも前記印刷装置へ転送しない、
画像処理プログラム。
【請求項9】
請求項1に記載の画像処理プログラムであって、
前記転送処理は、前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルを1つずつ順に前記印刷装置へ転送し、前記第1画像ファイル及び前記データベースファイルのうちの最初の一方の転送が正常に完了しなかった場合は、続く他方の転送を行わない、
画像処理プログラム。
【請求項10】
記憶部、表示部、印刷装置と通信可能な通信部、及び制御部を備えた情報処理装置であって、
前記記憶部は、画像ファイルとデータベースファイルとが所定の圧縮形式で圧縮された拡張画像ファイルを記憶可能であり、前記データベースファイルはデータベースを示し、前記画像ファイルは前記印刷装置で印刷可能な印刷画像を示し、前記印刷画像は、前記データベース中の特定のデータが関連付けられていて当該データを示しているオブジェクトを含み、
前記制御部は、
前記印刷装置への転送候補に前記拡張画像ファイルが選択されたことに応じて、前記画像ファイルを示す画像ファイル情報と前記データベースファイルを示すデータベース情報とを互いに紐付けて前記表示部に表示する表示処理と、
前記表示処理の実行後、前記拡張画像ファイルの転送指示を受けたことに応じて、前記画像ファイル及び前記データベースファイルを前記通信部を通じて前記印刷装置へ転送する転送処理と、
を実行するように構成されている、情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置に印刷させる画像を情報処理装置で処理する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、PCで作成した印字データをラベル作成装置へ転送するように構成されたラベル生成システムを開示している。このラベル生成システムによれば、印字データの転送後、ラベル作成装置単体でその印字データを読み出して、印字データが印刷された印字ラベルを作成することができる。
【0003】
さらに、データベースのデータが関連付けられたオブジェクトを含むラベル画像を情報処理装置で生成して、そのラベル画像を示すラベルレイアウトファイルとデータベースファイルとをプリンタへ転送する技術も既に実用化されている。この技術では、情報処理装置に表示される転送画面においてユーザによりラベルレイアウトファイルとデータベースファイルとが選択され、それら選択されたファイルがプリンタへ転送される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-119197号公報
特開2019-211904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザが管理し易くするために、ラベルレイアウトファイル及びこれに関連付けられたデータベースファイルを、こられが1つのファイルに圧縮された拡張ファイルの形式で保存することが一案として考えられる。そして、このような拡張ファイル形式で保存されたラベル画像をプリンタへ転送する際は、圧縮されているラベルレイアウトファイルとデータベースファイルを解凍させてそれら両ファイルを転送画面に表示させ、そこで両ファイルが選択されたことに応じてプリンタへ転送することが考えられる。
【0006】
しかし、転送画面上に単にラベルレイアウトファイルとデータベースファイルとが表示されるだけだと、両者が関連付いているのか否かがわかりにくく、転送すべきファイルを選択する際の作業性の低下を招く。特に、転送画面上に他のラベルレイアウトファイル或いは他のデータベースファイルが混在している場合は上記問題がより顕著となり得る。
【0007】
本開示の一局面は、情報処理装置において画像ファイルとこれに関連付けられたデータベースファイルとを容易に選択して印刷装置へ転送できることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一局面は、情報処理装置が実行可能な画像処理プログラムを提供する。情報処理装置は、記憶部と、表示部と、通信部と、制御部とを備える。通信部は、印刷装置と通信可能である。
【0009】
記憶部は、第1種拡張画像ファイルを記憶可能である。第1種拡張画像ファイルは、第1画像ファイルとデータベースファイルとが所定の圧縮形式で圧縮されたファイルである。データベースファイルは、データベースを示す。第1画像ファイルは、印刷装置で印刷可能な第1印刷画像を示す。第1印刷画像は、データベース中の特定のデータが関連付けられているオブジェクトを含み、そのオブジェクトは当該データを示している。
【0010】
制御部は、画像処理プログラムを実行可能である。画像処理プログラムは、制御部に、表示処理と、転送処理とを実行させる。
表示処理は、印刷装置への転送候補に第1種拡張画像ファイルが選択されたことに応じて、第1画像ファイルを示す第1ファイル情報とデータベースファイルを示すデータベース情報とを互いに紐付けて表示部に表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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