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公開番号
2025118363
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013640
出願日
2024-01-31
発明の名称
シート搬送装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
B65H
1/00 20060101AFI20250805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】第1サイドガイドの位置を検出する構成であっても、第1サイドガイドが給送されるシートに対して抵抗を及ぼし難いシート搬送装置を提供する。
【解決手段】シート搬送装置1は、シートトレイ100と、第1サイドガイド110と、第1サイドガイド110と当接することで移動する移動部材50と、移動部材50の位置に応じた信号を出力するセンサ70と、センサ70の信号に応じて第1サイドガイド110の位置を検出する制御部C1と、を備える。第1サイドガイド110は、シートトレイ100上のシートSHに幅方向の一方から当接する第1当接面111Tを有してシートSHをガイドするガイド部111と、第1当接面111Tよりも幅方向の一方に位置して移動部材50に幅方向の他方から当接する第2当接面115Tを有する当接部115であって、ガイド部111から離隔する当接部115と、を一体に有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
給送方向に給送されるシートが載置されるシートトレイと、
前記給送方向と直交する幅方向に移動して前記シートトレイ上のシートを前記幅方向において位置決めする第1サイドガイドと、
前記第1サイドガイドと当接することで移動する移動部材と、
前記移動部材の位置に応じた信号を出力するセンサと、
前記センサの前記信号に応じて前記第1サイドガイドの位置を検出する制御部と、
を備え、
前記第1サイドガイドは、
前記シートトレイ上のシートに前記幅方向の一方から当接する第1当接面を有してシートをガイドするガイド部と、
前記第1当接面よりも前記幅方向の前記一方に位置して前記移動部材に前記幅方向の他方から当接する第2当接面を有する当接部であって、前記ガイド部から離隔する前記当接部と、
を一体に有していることを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記ガイド部は、前記シートトレイ上で上向きに突出し、かつ前記給送方向に延びており、
前記第1サイドガイドは、前記当接部の下端側から前記ガイド部の下端側に向かって延びて前記当接部と前記ガイド部とを接続する接続部を有している請求項1記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記当接部は、前記ガイド部から前記幅方向の前記一方に離隔している請求項2記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記第1サイドガイドは、前記当接部における前記給送方向の上流に位置する側端縁から前記幅方向の前記他方に向かって突出し、かつ上下方向に延びる第1補強リブと、前記当接部における前記給送方向の下流に位置する側端縁から前記幅方向の前記他方に向かって突出し、かつ上下方向に延びる第2補強リブと、を有し、
前記第1補強リブ及び前記第2補強リブも、前記ガイド部から前記幅方向の前記一方に離隔し、
前記第1補強リブの下端側と前記第2補強リブの下端側とは、前記接続部に接続している請求項3記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記第1サイドガイドは、前記ガイド部の前記下端側に接続して前記幅方向の前記他方に向かって延び、かつ前記給送方向に延びるスライド部であって、前記シートトレイ上のシートを下から支持する前記スライド部を有し、
前記接続部は、前記スライド部まで延びている請求項2乃至4のいずれか1項記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記第1サイドガイドから前記幅方向の前記一方に離れた位置で前記移動部材を前記幅方向に直動可能に支持するフレームと、
前記移動部材を前記幅方向の前記他方に向けて付勢する付勢バネと、
前記シートトレイ上のシートに対して前記幅方向の前記他方に位置する第2サイドガイドと、
前記第1サイドガイドと前記第2サイドガイドとを前記幅方向において接近及び離隔させるラック・ピニオン機構であって、前記幅方向における前記第1サイドガイドと前記第2サイドガイドとの間で前記シートトレイに回転可能に支持されたピニオンギヤと、前記幅方向に並ぶ複数のギヤ歯を有して前記ピニオンギヤと噛み合う第1ラック歯を有し、前記第1サイドガイドと一体で前記幅方向に移動する第1ラック部と、前記幅方向に並ぶ複数のギヤ歯を有して前記第1ラック部とは反対側において前記ピニオンギヤと噛み合う第2ラック歯を有し、前記第2サイドガイドと一体で前記幅方向に移動する第2ラック部と、を有する前記ラック・ピニオン機構と、
を備え、
前記シートトレイは、前記第1ラック部が前記給送方向の上流に移動することを規制する第1規制面と、前記第1ラック部が前記給送方向の下流に移動することを規制する第2規制面と、を有し、
前記移動部材は、前記給送方向において前記第1規制面と前記第2規制面との間で、前記第2当接面と当接する請求項1乃至4のいずれか1記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記第1サイドガイドから前記幅方向の前記一方に離れた位置で前記移動部材を前記幅方向に直動可能に支持するフレームと、
前記移動部材を前記幅方向の前記他方に向けて付勢する付勢バネと、
前記シートトレイ上のシートに対して前記幅方向の前記他方に位置する第2サイドガイドと、
前記第1サイドガイドと前記第2サイドガイドとを前記幅方向において接近及び離隔させるラック・ピニオン機構であって、前記幅方向における前記第1サイドガイドと前記第2サイドガイドとの間で前記シートトレイに回転可能に支持されたピニオンギヤと、前記幅方向に並ぶ複数のギヤ歯を有して前記ピニオンギヤと噛み合う第1ラック歯を有し、前記第1サイドガイドと一体で前記幅方向に移動する第1ラック部と、前記幅方向に並ぶ複数のギヤ歯を有して前記第1ラック部とは反対側において前記ピニオンギヤと噛み合う第2ラック歯を有し、前記第2サイドガイドと一体で前記幅方向に移動する第2ラック部と、を有する前記ラック・ピニオン機構と、
を備え、
前記第2サイドガイドは、前記シートトレイと噛み合うロック爪と、操作されて変位することにより前記ロック爪と前記シートトレイとの噛み合いを解除する摘みと、を有している請求項1乃至4のいずれか1記載のシート搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はシート搬送装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来のシート搬送装置の一例が開示されている。このシート搬送装置において、その図2に示すように、カセットには、給送方向に給送されるシートが積載される。その図1に示すように、横規制板は、給送方向と直交する幅方向に移動してカセット上のシートを幅方向において位置決めする。その図4に示すように、カムは、アームを有している。カムは、アームが横規制板と当接することで回転軸周りに回動する。スイッチは、回動するカムが突起を押す位置に応じたON/OFF信号を出力する。その図2に示すコントロールユニットは、スイッチの信号に応じて横規制板の位置を検出し、カセットに積載されたシートのサイズを決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-124504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来のシート搬送装置において、アームから横規制板に対して押し返す力が作用すると、横規制板がカセット上のシートに向けて撓むおそれがあり、その結果、横規制板が給送されるシートに対して抵抗を及ぼし易くなるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、第1サイドガイドの位置を検出する構成であっても、第1サイドガイドが給送されるシートに対して抵抗を及ぼし難いシート搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のシート搬送装置は、給送方向に給送されるシートが載置されるシートトレイと、
前記給送方向と直交する幅方向に移動して前記シートトレイ上のシートを前記幅方向において位置決めする第1サイドガイドと、
前記第1サイドガイドと当接することで移動する移動部材と、
前記移動部材の位置に応じた信号を出力するセンサと、
前記センサの前記信号に応じて前記第1サイドガイドの位置を検出する制御部と、
を備え、
前記第1サイドガイドは、
前記シートトレイ上のシートに前記幅方向の一方から当接する第1当接面を有してシートをガイドするガイド部と、
前記第1当接面よりも前記幅方向の前記一方に位置して前記移動部材に前記幅方向の他方から当接する第2当接面を有する当接部であって、前記ガイド部から離隔する前記当接部と、
を一体に有していることを特徴とする。
【0007】
本発明のシート搬送装置において、当接部は、ガイド部から離隔している。つまり、当接部は、ガイド部との間に空隙を有している。これにより、移動部材から当接部の第2当接面に対して幅方向の他方に向けて押し返す力が作用して当接部が撓んでも、その力が当接部からガイド部に伝達され難く、ガイド部が幅方向の他方に向けて撓んで第1当接面がシートトレイ上のシートに押し付けられる事態が発生し難い。
【0008】
したがって、本発明のシート搬送装置は、第1サイドガイドの位置を検出する構成であっても、第1サイドガイドが給送されるシートに対して抵抗を及ぼし難く、その結果、シートを円滑に給送できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施例の画像形成装置の斜視図である。
図2は、実施例の画像形成装置の模式断面図である。
図3は、シートトレイ、第1、第2サイドガイド、移動部材及び接触式センサの斜視図である。
図4は、サイドフレームをシートトレイ側から見た部分斜視図である。
図5は、サイドフレームをシートトレイとは反対側から見た部分斜視図である。
図6は、サイドフレームをシートトレイとは反対側から見た部分斜視図である。
図7は、第1、第2サイドガイド及びラック・ピニオン機構の斜視図である。
図8は、第1サイドガイドの部分斜視図である。
図9は、第1サイドガイドの部分斜視図である。
図10は、シートトレイ、ラック・ピニオン機構、移動部材等を示す圧縮コイルバネの部分下面図である。
図11は、図2のA-A断面を示す部分断面図である。
図12は、移動部材、圧縮コイルバネ及び接触式センサの斜視図である。
図13は、サイドフレームの一部、移動部材、接触式センサを示す部分側面図である。
図14は、図2のB-B断面を示す部分断面図であって、第1サイドガイドがシートトレイ上にあるA4サイズのシートを幅方向において位置決めする状態を示す図である。
図15は、図2のC-C断面を示す部分断面図であって、第1サイドガイドがシートトレイ上にあるA4サイズのシートを幅方向において位置決めする状態を示す図である。
図16は、図14と同様の部分断面図であって、第1サイドガイドがシートトレイ上にあるA4サイズよりも小さいサイズのシートを幅方向において位置決めする状態を示す図である。
図17は、図15と同様の部分断面図であって、第1サイドガイドがシートトレイ上にあるA4サイズよりも小さいサイズのシートを幅方向において位置決めする状態を示す図である。
図18は、ラック・ピニオン機構における第1ラック歯のピニオンギヤに対する噛み合いのバックラッシュを説明する部分模式図である。
図19は、変形例の画像形成装置に係る第1サイドガイドを示す部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を具体化した実施例について図面を参照しつつ説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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