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公開番号
2025124445
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020510
出願日
2024-02-14
発明の名称
情報提供システムおよびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250819BHJP(計算;計数)
要約
【課題】同じエラーコードの複数のエラーの取り扱いを容易にする。
【解決手段】情報提供システムにおいて、修理箇所通知サーバは、プリンタから収集したプリンタで発生したエラー情報を管理し、指定を受けたプリンタの未対応のエラー情報を一覧にした画面を提供するエラー履歴管理部と、プリンタに対して行ったメンテナンスの対応に係るフィードバックを受け付ける修理手順表示部と、を有する。管理されるエラー情報には、プリンタを識別するデバイス情報、プリンタの故障に対応するエラーコード、エラー発生日時及びメンテナンスの対応が行われたか否かを示す対応情報が含まれ、エラー履歴管理部は、フィードバックを受け付けたメンテナンスにより対応されたエラーの対応情報を未対応から対応済みに更新し、同じプリンタのエラー情報について該エラーのエラーコードと同じエラーコードの対応情報を未対応から対応済みに一括更新する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像処理装置から収集した画像処理装置で発生したエラーを示すエラー情報を管理する管理手段と、
指定を受けた画像処理装置の未対応のエラーの情報を一覧にした画面を提供する提供手段と、
前記画像処理装置に対して行ったメンテナンスの対応に係るフィードバックを受け付ける受付手段と、を有し、
前記管理手段で管理される前記エラー情報には、画像処理装置を識別するデバイス情報、画像処理装置の故障に対応するエラーコード、エラーの発生日時、メンテナンスの対応が行われたか否かを示す対応情報が含まれ、
前記管理手段は、フィードバックを受け付けたメンテナンスにより対応されたエラーの対応情報を未対応から対応済みに更新し、同じ画像処理装置のエラー情報について該エラーのエラーコードと同じエラーコードの対応情報を未対応から対応済みに一括更新することを特徴とする情報提供システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記提供手段は、前記一覧において同じエラーコードの複数のエラーの情報を1つにまとめて表示することを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記提供手段は、前記一覧において同じエラーコードの複数のエラー情報を1つにまとめて表示する場合、エラーの発生日時として複数の発生日時のうち最新の発生日時を表示し、同じエラーコードのエラーの数を表示することを特徴とする請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項4】
前記管理手段は、前記一括更新したエラー情報に一括処置フラグを付与し、
前記メンテナンスの対応の実績の集計を行う際には、前記一括処置フラグが付与されたエラー情報は集計に含めないことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項5】
前記受付手段は、画像処理装置に対して行ったメンテナンスの対応内容をフィードバックとして入力させるための画面を提供し、該画面に入力された対応内容と、対応を行ったエラーを示すエラーコードと、対応が行われた画像処理装置を示すデバイス情報を含むフィードバックを受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項6】
画像処理装置のエラーの原因となる故障箇所と該エラーを解消するための処置に関する推定処理を実行する推定手段をさらに有し、
前記提供手段は、前記一覧において選択されたエラー情報に対応する推定結果を提供することを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項7】
画像処理装置から収集した画像処理装置で発生したエラーを示すエラー情報を管理する工程と、
指定を受けた画像処理装置の未対応のエラーの情報を一覧にした画面を提供する提供工程と、
前記画像処理装置に対して行ったメンテナンスの対応に係るフィードバックを受け付ける受付工程と、
前記フィードバックに基づいて前記エラー情報を更新する工程と、を有し、
前記エラー情報には、画像処理装置を識別するデバイス情報、画像処理装置の故障に対応するエラーコード、エラーの発生日時、メンテナンスの対応が行われたか否かを示す対応情報が含まれ、
前記フィードバックを受け付けたメンテナンスにより対応されたエラーの対応情報は未対応から対応済みに更新され、同じ画像処理装置のエラー情報について該エラーのエラーコードと同じエラーコードの対応情報も未対応から対応済みに一括更新されることを特徴とする情報提供システムの制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エラー情報を提供する情報提供システムおよびその制御方法。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
プリンタや複写機、複合機等の画像処理装置(以降、デバイスとも呼ぶ)の機器情報、稼働情報の管理を行う管理システムが構築されてきた。管理システムではデバイスで故障が発生すると、デバイスから送信される故障の通知をサーバが受信することで、故障の発生状況(いつ、どのデバイスで、何のエラーが発生したか)を管理することができる。また類似の技術として、故障の内容を解析することで故障診断を行うための仕組みも提案されている。特許文献1は、デバイスから送信された故障診断結果を受信して過去の交換作業の実績から故障パーツの交換ガイダンスを表示するシステムを開示している。特許文献2は、故障したデバイスのエラー種別とステータス別に対処方法を記録したデータベースを検索することで、デバイスのエラー種別とステータスに適した、サービスマンのスキルに依存しない正確なメンテナンス情報を提示するシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-199704号公報
特開2008-211622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
デバイスで発生したエラー情報は自動的に取得されエラー情報一覧画面に表示される。しかし、エラー発生時のデバイス再起動によるエラー送信漏れやユーザのインフラ環境によるデータロストなどの受信漏れの防止策としてエラーの多重送信を許容しているため、同一エラーコードのものが重複して表示される場合がある。このとき、ユーザがフローに従って画像処理装置に処置を行いエラーから復旧しても、複数発生している他の同一エラーに関しては処置済みにならないため、ひとつひとつ処置済み状態に変更する手間がかかり、作業時間の増加につながってしまう恐れがある。また、エラー情報一覧画面がビジーになることによる他のエラー情報の見逃しや、処置漏れが発生する可能性もある。
【0005】
本発明は、同じエラーコードの複数のエラーの取り扱いを容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の情報提供システムは、画像処理装置から収集した画像処理装置で発生したエラーを示すエラー情報を管理する管理手段と、指定を受けた画像処理装置の未対応のエラーの情報を一覧にした画面を提供する提供手段と、前記画像処理装置に対して行ったメンテナンスの対応に係るフィードバックを受け付ける受付手段と、を有し、前記管理手段で管理される前記エラー情報には、画像処理装置を識別するデバイス情報、画像処理装置の故障に対応するエラーコード、エラーの発生日時、メンテナンスの対応が行われたか否かを示す対応情報が含まれ、前記管理手段は、フィードバックを受け付けたメンテナンスにより対応されたエラーの対応情報を未対応から対応済みに更新し、同じ画像処理装置のエラー情報について該エラーのエラーコードと同じエラーコードの対応情報を未対応から対応済みに一括更新する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、同じエラーコードの複数のエラーの取り扱いを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報提供システム全体の構成を示す図である。
修理箇所通知サーバおよびプリンタのハードウェア構成を示す図である。
情報提供システムのソフトウェア構成を示す図である。
推奨処置推定処理を示すフローチャートである。
推奨処置推定処理を示すフローチャートである。
修理部品の推定処理および処置推定処理を示すフローチャートである。
処置優先度の調整処理を示すフローチャートである。
エラー履歴の対応状態を変更する処理を説明するフローチャートである。
エラー情報一覧画面の一例を示す図である。
修理手順表示画面の一例を示す図である。
修理手順表示画面の一例を示す図である。
実施例3における情報提供システムのソフトウェア構成を示す図である。
実施例3における修理手順表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例1)
図1は、情報提供システム全体の構成を示す図である。情報提供システムは、画像処理装置からネットワークを介してエラー情報等を含むデバイスの稼働情報を収集し、エラー情報、推奨される修理箇所および処置の情報を、修理を担当するエンジニア等に提供するシステムである。情報提供システムは、修理箇所通知サービスを提供する修理箇所通知サーバ101、エラーの検知対象となる画像処理装置であるプリンタ102、修理箇所通知サービスから情報提供を受ける端末であるPC103を有する。これらは、ネットワーク100を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク100は、データの送受信が可能に構成されていればよく、通信方式は問わない。例えば、ネットワーク100は、LAN、WAN、LTEや5Gなどのセルラネットワーク、無線ネットワーク、電話回線、専用デジタル回線等のいずれか、またはこれらの組み合わせで構成される。
【0010】
修理箇所通知サーバ101は、プリンタ102などの画像処理装置で発生しているエラー情報と、エラーを解消するために推奨される処置の情報を出力するためのデータをエンジニアが使用するPC103に提供する修理箇所通知サービスを提供する。修理箇所通知サーバ101は、例えば、インターネット上に配置される。修理箇所通知サーバ101は、まず、プリンタ102などで発生したエラーを示すエラー情報を画像処理装置から受信し、当該エラーを解消するためのひとつ以上の修理部品情報を推定する。さらに修理箇所通知サーバ101は、過去同様のエラーに対して市場で実施された処置の実績を市場実績として管理し、市場実績に基づいて処置の優先度を決定する。そして、修理箇所通知サーバ101は、エラー情報、修理部品情報、エラーを解消するための処理の情報などを、プリンタ102の修理を担当するカスタマーエンジニアなどが使用するPC103に提供する。また、修理箇所通知サーバ101は、エラーを解消するための処置を行ったカスタマーエンジニアからのフィードバック情報を収集する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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