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公開番号2025117856
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012815
出願日2024-01-31
発明の名称パネル連結構造
出願人積水樹脂株式会社
代理人
主分類E01F 15/04 20060101AFI20250805BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】一組の金具のみで幅広い角度で施工できるパネル連結構造を提供する。
【解決手段】 連結金具を介して2個のパネルを円筒状の支柱に連結するパネル連結構造であって、前記連結金具は第1金具と第2金具から構成し、前記第1金具には、前記第2金具の支柱取付部32が通過可能で厚さ方向に貫通する貫通孔23が形成され、前記連結金具は、前記支柱に対して第1金具の支柱取付部22と第2金具の支柱取付部32とが厚さ方向にこの順で重ねられて配置されるとともに、前記第2金具の支柱取付部32の他端側が前記貫通孔23を通過した状態で第1金具の支柱取付部22と重ねられた状態と、前記第2金具の支柱取付部32が前記貫通孔を通過しない状態で前記第1金具の支柱取付部22と重ねられた状態とを選択可能になされたことを特徴とするパネル連結構造。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
連結金具を介して2個のパネルを円筒状の支柱に連結するパネル連結構造であって、
前記連結金具は第1金具と第2金具から構成し、 前記第1金具は、前記支柱の外周に沿って配置可能な縦板状の第1支柱取付部と、前記第1支柱取付部の周方向の一端に形成された縦板状で前記一方のパネルが取付けられる第1パネル取付部とを有し、前記第2金具は、前記第1支柱取付部の外周に沿って配置可能な縦板状の第2支柱取付部と、前記第2取付部の周方向の一端形成された縦板状で前記他方のパネルが取付けられる第2パネル取付部とを有し、前記第2支柱取付部は、前記第1支柱取付部より幅が狭くなされ、前記第1金具には、前記第2支柱取付部が通過可能で厚さ方向に貫通する貫通孔が形成され、前記連結金具は、前記支柱に対して第1支柱取付部と第2支柱取付部とが厚さ方向にこの順で重ねられて配置されるとともに、前記第2支柱取付部の他端側が前記貫通孔を通過した状態で第1支柱取付部と重ねられた状態と、前記第2支柱取付部が前記貫通孔を通過しない状態で前記第1支柱取付部と重ねられた状態とを選択可能になされたことを特徴とするパネル連結構造。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記第1支柱取付部は、第2支柱取付部が配置される側に、周方向に沿って凸条が形成され、前記凸条は、上下に間隔をあけて2個形成されるとともに、前記貫通孔から挿通された第2支柱取付部が上下の前記凸条間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のパネル連結構造。
【請求項3】
前記連結金具は、第1及び第2パネル取付部に厚さ方向に貫通する金具取付孔が形成され、該金具取付孔の縁より裏側に水平に突出する仮置き部が設けられ、前記パネルに形成された表裏方向に貫通するパネル側取付孔に前記仮置き部が挿入されて、該パネルが前記支柱に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパネル連結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱にパネルを取付ける際に用いるパネル連結構造に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、道路等に設置されるパネルの取付けは、直線方向や、特定の角度になるようパネルを配置するように取付される。パネルの取付け角度は、特許文献1に示されるような指定の角度になるよう形成された金具や、特許文献2のように、ボルト固定位置を調整することで、パネルの取付け角度を調整できる構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5498805号
特許第6199788号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の金具では、使い分けで2種類の角度で固定できるものの、それ以外の角度で固定するには、別の金具を用意する必要があった。
【0005】
特許文献2では、支柱取付部に形成された横長なガイド孔によって、角度調整を行える形状となっている。しかし、金具の構造上、調整できる角度は、90度から180度の範囲であり、90度以下の角度では金具同士が干渉し施工することが出来ない問題があった。
【0006】
そこで本発明は、施工性の向上を図ることができるとともに、一組の金具のみで幅広い角度で施工できるパネル連結構造を提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係るパネル連結構造は、連結金具を介して2個のパネルを円筒状の支柱1に連結するパネル連結構造であって、前記連結金具は第1金具2と第2金具3から構成し、前記第1金具2は、前記支柱1の外周に沿って配置可能な縦板状で前記一方のパネル4aが取付けられる第1支柱取付部22と、前記第1支柱取付部22の周方向の一端に形成された縦板状で前記一方のパネルが取付けられる第1パネル取付部21とを有し、前記第2金具3は、前記第1支柱取付部22の外周に沿って配置可能な縦板状の第2支柱取付部32と、前記第2支柱取付部32の周方向の一端形成された縦板状で前記他方のパネル4bが取付けられる第2パネル取付部31とを有し、前記第2支柱取付部32は、前記第1支柱取付部22より幅が狭くなされ、前記第1金具2には、前記第2支柱取付部32が通過可能で厚さ方向に貫通する貫通孔23が形成され、前記連結金具は、前記支柱に対して第1支柱取付部22と第2支柱取付部32とが厚さ方向にこの順で重ねられて配置されるとともに、前記第2支柱取付部32の他端側が前記貫通孔23を通過した状態で第1支柱取付部22と重ねられた状態と、前記第2支柱取付部32が前記貫通孔23を通過しない状態で前記第1支柱取付部22と重ねられた状態とを選択可能になされたことを特徴とするものである。
【0008】
また、前記第1支柱取付部22は、第2支柱取付部32が配置される側に、周方向に沿って凸条が形成され、前記凸条は、上下に間隔をあけて2個形成されるとともに、前記貫通孔23から挿通された第2支柱取付部32が上下の前記凸条間に配置されることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明に係る連結金具は、第1及び第2パネル取付部に厚さ方向に貫通する金具取付孔が形成され、該金具取付孔の縁より裏側に水平に突出する仮置き部21B、31Bが設けられ、パネルに形成された表裏方向に貫通するパネル側取付孔に前記仮置き部21B、31Bが挿入されて、パネルが支柱1に固定されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るパネル連結構造によれば、連結金具は第1金具2と第2金具3から構成し、前記第1金具2は、前記支柱1の外周に沿って配置可能な縦板状の第1支柱取付部22と、前記第1支柱取付部22の周方向の一端に形成された縦板状の第1パネル取付部21とを有し、前記第2金具3は、前記第1支柱取付部22の外周に沿って配置可能な縦板状の第2支柱取付部32と、前記第2取付部の周方向の一端形成された縦板状の第2パネル取付部31とを有し、前記第2支柱取付部32は、前記第1支柱取付部22より幅が狭くなされ、前記第1金具2には、前記第2支柱取付部32が通過可能で厚さ方向に貫通する貫通孔23が形成され、前記連結金具は、前記支柱に対して第1支柱取付部22と第2支柱取付部32とがこの順で重ねられて配置されるとともに、前記第2支柱取付部32の他端側が前記貫通孔23を通過した状態で第1支柱取付部22と重ねられた状態と、前記第2支柱取付部32が前記貫通孔23を通過しない状態で前記第1支柱取付部22と重ねられた状態とを選択可能に支柱1に取付けることができ、施工性を大幅に向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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