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公開番号2025118072
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013161
出願日2024-01-31
発明の名称端子台
出願人不二電機工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01R 9/26 20060101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】工具を用いることなく、端子台をレールから簡単に取り外せるようにする。
【解決手段】端子台本体をレールに取り付ける取付機構を具備し、前記取付機構が、前記端子台本体から互いに対向するように突出し、前記端子台本体が設置されたレールを幅方向から挟み込む一対の弾性片と、前記一対の弾性片の先端部に設けられ、前記レールを挟み込んだ状態において、そのレールの設置面と反対側の裏面に引っ掛かる引掛部とを備え、前記弾性片を外側へ広げるように弾性変形させることにより、前記引掛部の引っ掛かりが解除される端子台であって、前記一対の引掛部が、前記レールに設置された端子台本体をそのレールの長手方向に傾けた場合に、前記レールが当該一対の引掛部間に割り込むようにガイドするガイド部を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
端子台本体をレールに取り付ける取付機構を具備し、前記取付機構が、前記端子台本体から互いに対向するように突出し、前記端子台本体が設置されたレールを幅方向から挟み込む一対の弾性片と、前記一対の弾性片の先端部に設けられ、前記レールを挟み込んだ状態において、そのレールの設置面と反対側の裏面に引っ掛かる引掛部とを備え、前記弾性片を外側へ広げるように弾性変形させることにより、前記引掛部の引っ掛かりが解除される端子台であって、
前記一対の引掛部が、前記レールに設置された端子台本体をそのレールの長手方向に傾けた場合に、前記レールが当該一対の引掛部間に割り込むようにガイドするガイド部を有していることを特徴とする端子台。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記引掛部は、前記裏面側を向く引掛面と、前記引掛面の内端辺から先端側へ延びる非引掛面とを有しており、
前記ガイド部が、前記引掛面又は前記非引掛面における前記端子台本体を傾ける方向と反対側の一端部に形成されたガイド部形成面を有している請求項1記載の端子台。
【請求項3】
前記ガイド部形成面が、前記引掛面において、内方に向かうに従って前記裏面から遠ざかるように形成された傾斜面又は湾曲面である請求項2記載の端子台。
【請求項4】
前記傾斜面又は前記湾曲面が、さらに前記端子台本体を傾ける方向に向かうに従って他方の弾性片に近づくように形成されている請求項3記載の端子台。
【請求項5】
前記ガイド部形成面が、前記引掛面の他端部に形成されていない請求項3又は4のいずれかに記載の端子台。
【請求項6】
前記ガイド部形成面が、前記非引掛面において、前記端子台本体を傾ける方向に向かうに従って当該他方の弾性片に近づくように形成された傾斜面又は湾曲面である請求項2記載の端子台。
【請求項7】
前記ガイド部形成面の一端側が、前記弾性片の内面に接している請求項2記載の端子台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子台に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
レールに複数の端子台を並べて取り付けた構造の配電盤がある。このような配電盤であれば、例えば破損した端子台のみを交換でき、また端子台を簡単に増減できる。
【0003】
この種配電盤に使用される端子台として、特許文献1には、端子台本体から互いに対向するように突出し、その端子台本体が設置されたレールを幅方向から挟み込む一対の保持腕とを備え、一対の保持腕が、レールを挟み込んだ状態で、レールの設置面と反対側の裏面に引っ掛かるように構成されたものが開示されている。
【0004】
しかしながら、前記特許文献1に開示された端子台は、レールから取り外す際に、保持腕を外側へ広げるように弾性変形させるための工具が必要となり、仮に工具を持ち合わせていないと、レールから簡単に取り外せないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭58-137978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、工具を用いることなく、端子台をレールから簡単に取り外せるようにすることを主な課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る端子台は、端子台本体をレールに取り付ける取付機構を具備し、前記取付機構が、前記端子台本体から互いに対向するように突出し、前記端子台本体が設置されたレールを幅方向から挟み込む一対の弾性片と、前記一対の弾性片の先端部に設けられ、前記レールを挟み込んだ状態において、そのレールの設置面と反対側の裏面に引っ掛かる引掛部とを備え、前記弾性片を外側へ広げるように弾性変形させることにより、前記引掛部の引っ掛かりが解除される端子台であって、前記一対の引掛部に、前記レールに設置された端子台本体をそのレールの長手方向に傾けた場合に、前記レールが当該一対の引掛部間に割り込むようにガイドするガイド部が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、引掛部にガイド部が形成されているので、端子台本体を傾けると、レールが一対の引掛部間に割り込む。これにより、一対の弾性片が、その割り込んだレールによって外方へ広がるように弾性変形し、引掛部の引っ掛かりが解除される。その結果、工具を用いなくても、レールから簡単に取り外せる。
【0009】
端子台本体をレールの長手方向に傾けると、レールは引掛部のその傾ける方向と反対方向一端側に割り込もうとする。
【0010】
したがって、前記引掛部は、前記裏面側を向く引掛面と、前記引掛面の内端辺から先端側へ延びる非引掛面とを有しており、前記ガイド部が、前記引掛面又は前記非引掛面における前記端子台本体を傾ける方向と反対側の一端部に形成されたガイド部形成面を有しているものであればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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