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公開番号
2025131792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2025096940,2022526596
出願日
2025-06-10,2021-05-25
発明の名称
コンピュータプログラム、情報処理装置、及び情報処理方法
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250902BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】個々の患者の身体的状況又は生活環境に合わせた症状管理を支援する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システムにおいて、症状記録装置又は症状管理装置の制御部は、患者の身体的状況及び生活環境の少なくともいずれかを示す背景情報に基づき、当該患者の症状を管理する際の管理項目及び当該患者への情報の提供手法の少なくともいずれかを含む症状管理手法を決定し、前記症状管理手法に従った症状管理を端末装置が実行するように、当該端末装置を設定し、前記設定された前記端末装置における前記症状管理の実施状況を示す情報を取得し、前記端末装置における前記症状管理の実施状況に基づき、当該端末装置に従わせる前記症状管理手法を更新し、前記症状管理手法を更新した場合は、更新済みの症状管理手法に従った症状管理を前記端末装置が実行するように当該端末装置を設定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
患者の身体的状況及び生活環境の少なくともいずれかを示す背景情報に基づき、予め定められた複数の管理項目に含まれる少なくとも一つの管理項目であって、当該患者の症状を管理する際の管理項目を管理対象項目として含む症状管理手法を決定し、
前記症状管理手法に従った症状管理を端末装置が実行するように、当該端末装置を設定し、
前記設定された前記端末装置における前記症状管理の実施状況を示す情報を取得し、
前記端末装置における前記症状管理の実施状況に基づき、当該端末装置に従わせる前記管理対象項目を更新し、
前記管理対象項目を更新した場合は、更新済みの前記管理対象項目に従った症状管理を前記端末装置が実行するように、当該端末装置を設定する
制御部を備える情報処理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記症状管理手法を示す情報を前記端末装置へ送出することで、前記症状管理手法に従った症状管理を実行するように前記端末装置を設定し、
前記管理対象項目を更新するための操作がユーザによりなされた場合、更新済みの前記管理対象項目に従った症状管理を前記端末装置が実行するように、前記端末装置を設定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記患者の身体的状況及び生活環境の少なくともいずれかと、前記管理対象項目との対応関係を示すルールに従い、前記背景情報に基づき前記症状管理手法を決定する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記患者である対象患者と少なくとも一人の他の患者との少なくともいずれかを含む少なくとも一人のサンプル患者について、当該サンプル患者に対して過去に実施された症状管理における、当該サンプル患者の背景情報、当該過去に実施された症状管理の症状管理手法及び当該過去に実施された症状管理の実施状況の少なくともいずれか1つと、当該過去に実施された症状管理を行った後の当該サンプル患者の健康状態とを教師データとして機械学習された予測モデルを取得し、
前記対象患者の背景情報に基づき前記対象患者についての症状管理手法を決定する際は、前記予測モデルを用いて、前記対象患者の背景情報、前記対象患者についての症状管理手法及び前記対象患者についての症状管理の実施状況の少なくともいずれか1つから前記対象患者の健康状態を予測し、予測された前記対象患者の健康状態に基づいて、前記対象患者についての症状管理手法を決定する
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記管理対象項目は検査によって得られる検査項目を含み、
前記制御部は、前記端末装置に記録された前記検査によって得られた測定結果を含む前記実施状況を示す情報を取得する
請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記症状管理手法には、前記端末装置に症状を入力する手法、前記端末装置から情報を提供する手法及び前記患者に対する介入手法の少なくともいずれか1つが更に含まれる請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置と、前記端末装置とを備える情報処理システム。
【請求項8】
制御部が、
患者の身体的状況及び生活環境の少なくともいずれかを示す背景情報に基づき、予め定められた複数の管理項目に含まれる少なくとも一つの管理項目であって、当該患者の症状を管理する際の管理項目を管理対象項目として含む症状管理手法を決定し、
前記症状管理手法に従った症状管理を端末装置が実行するように、当該端末装置を設定し、
前記設定された前記端末装置における前記症状管理の実施状況を示す情報を取得し、
前記端末装置における前記症状管理の実施状況に基づき、当該端末装置に従わせる前記管理対象項目を更新し、
前記管理対象項目を更新した場合は、更新済みの前記管理対象項目に従った症状管理を前記端末装置が実行するように、当該端末装置を設定する
情報処理方法。
【請求項9】
患者の身体的状況及び生活環境の少なくともいずれかを示す背景情報に基づき、予め定められた複数の管理項目に含まれる少なくとも一つの管理項目であって、当該患者の症状を管理する際の管理項目を管理対象項目として含む症状管理手法を決定する処理と、
前記症状管理手法に従った症状管理を端末装置が実行するように、当該端末装置を設定する処理と
前記設定された前記端末装置における前記症状管理の実施状況を示す情報を取得する処理と、
前記端末装置における前記症状管理の実施状況に基づき、当該端末装置に従わせる前記管理対象項目を更新する処理と、
前記管理対象項目を更新した場合は、更新済みの前記管理対象項目に従った症状管理を前記端末装置が実行するように、当該端末装置を設定する処理と
をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
【請求項10】
患者の身体的状況及び生活環境の少なくともいずれかを示す背景情報に基づき、当該患者の症状を管理する際の管理項目及び測定日時の少なくともいずれかを含む症状管理手法を決定し、
前記症状管理手法に従った症状管理を端末装置が実行するように、当該端末装置を設定し、
前記設定された前記端末装置における前記症状管理の実施状況を示す情報を取得し、
前記端末装置における前記症状管理の実施状況に基づき、当該端末装置に従わせる前記測定日時を更新し、
前記測定日時を更新した場合は、更新済みの前記測定日時に従った症状管理を前記端末装置が実行するように、当該端末装置を設定する
制御部を備える情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
心不全のセルフケアについては、体重、血圧、塩分、下腿浮腫、起坐呼吸、運動、食欲、食事、水分、及び服薬等の、様々な管理指標が存在する。これらの管理指標に関する患者の情報を記録する記録ノート、あるいは、患者に対して医療情報を提供するための教育資料として、病院又は地域ごとにフォーマットが統一された心不全手帳を用いることが知られている。
【0003】
特許文献1には、現在の介入に関連する少なくとも1つの副作用を経験している患者のための可能性のある個人介入の識別の方法が記載されている。
【0004】
特許文献2には、食事指導の対象者に対する指導者による食事指導を支援する食事指導支援装置が記載されている。
【0005】
特許文献3には、ユーザの心理学的プロフィールに関連するユーザ情報に基づき、モニタリングパラメータの適合されたリストを選択し、同リストを使用してユーザをモニタリングするシステムが記載されている。
【0006】
特許文献4には、情報処理技術に関するシステムをユーザが逐次使用することによって得られるデータをもとに行う疾患の治療を支援するための治療支援装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2015-64914号公報
特開2015-191469号公報
特表2016-508041号公報
国際公開第2019/035166号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
心不全の管理指標は多岐にわたるだけでなく、心不全患者の病態及び患者層は様々であり、患者によって管理すべき項目又はコントロール範囲が異なる。そのため、心不全手帳を用いて全ての項目を管理及び記録するのは非常に手間がかかる。さらに、併存疾患、認知機能、地域特性、家族環境、及び抑うつ傾向等も教育効果および達成すべき水準に影響するため、フォーマットが統一された心不全手帳によっては、これらの背景が異なる個々の患者に対応することが難しい。例えば、非常に感度の高い症状指標である頚静脈怒張の経過観察は、認知機能が問題なく教育効果の高い患者又はその家族が自分で行うことはできるが、認知機能の低下(認知加齢)が起きている患者等が自分で行うことは難しい。特許文献1~4の構成によっても、これらの課題を解決することはできない。
【0009】
本開示の目的は、個々の患者の身体的状況又は生活環境に合わせた症状管理を支援することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一態様としての情報処理装置は、患者の身体的状況及び生活環境の少なくともいずれかを示す背景情報に基づき、当該患者の症状を管理する際の管理項目及び当該患者への情報の提供手法の少なくともいずれかを含む症状管理手法を決定し、前記症状管理手法に従った症状管理を端末装置が実行するように、当該端末装置を設定し、前記設定された前記端末装置における前記症状管理の実施状況を示す情報を取得し、前記端末装置における前記症状管理の実施状況に基づき、当該端末装置に従わせる前記症状管理手法を更新し、前記症状管理手法を更新した場合は、更新済みの症状管理手法に従った症状管理を前記端末装置が実行するように、当該端末装置を設定する制御部を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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