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公開番号
2025130124
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027083
出願日
2024-02-27
発明の名称
医療デバイス
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
29/00 20060101AFI20250901BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】生体管腔に移植される移植物へのダメージを抑制できる医療デバイスを提供する。
【解決手段】軸方向に延びる内腔21を有する外長尺体20と、外長尺体20の内腔21に挿通される内長尺体25と、先端部31と基端部32とを有し長尺な本体部33が軸方向に沿って螺旋状に巻回された支持体30と、を備え、支持体30の先端部31は、内長尺体25に固定される先端固定部31aを有し、支持体30は、外長尺体20の先端側に露出した状態で、軸方向に隣接する本体部33同士の間隔が小さくなるとともに拡径するように変形する柔軟性を有する医療デバイス10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に延びる内腔を有する外長尺体と、
前記外長尺体の前記内腔に挿通される内長尺体と、
先端部と基端部とを有し長尺な本体部が前記軸方向に沿って螺旋状に巻回された支持体と、を備え、
前記支持体の前記先端部は、前記内長尺体に固定される先端固定部を有し、
前記支持体は、前記外長尺体の先端側に露出した状態で、前記軸方向に隣接する前記本体部同士の間隔が小さくなるとともに拡径するように変形する柔軟性を有する医療デバイス。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記支持体の前記基端部は、前記外長尺体に対して前記軸方向に沿う移動可能状態と移動不能状態とを切替可能であり、
前記支持体は、前記基端部が前記外長尺体に対して移動不能状態で、前記内長尺体により前記先端部が回転しつつ基端側に移動することで、前記軸方向に隣接する前記本体部同士の間隔が小さくなるとともに拡径するように変形する請求項1に記載の医療デバイス。
【請求項3】
軸方向に延びる第2内腔を有し、前記外長尺体の内腔に挿通されて前記内長尺体を前記第2内腔に挿通させる中間長尺体を備え、
前記支持体の基端固定部は、前記中間長尺体に固定される請求項2に記載の医療デバイス。
【請求項4】
前記外長尺体は、前記軸方向に沿って移動部材を案内する案内部を有し、
前記支持体の基端固定部は、前記移動部材に固定され、
前記案内部は、前記移動部材が移動しないように係止する係止部を有する請求項2に記載の医療デバイス。
【請求項5】
前記本体部は、周方向に面する幅が径方向の肉厚より大きい帯状である請求項1~4のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項6】
前記本体部は、隣接する前記本体部と係合する係合部を肉厚方向の面に有する請求項5に記載の医療デバイス。
【請求項7】
前記内長尺体は、流体を流通させる流通用内腔と、前記軸方向において前記支持体が設けられている領域に配置され前記流通用内腔と外部とを連通させる連通部と、を有し、
前記内長尺体は、前記流通用内腔に前記流体を供給する供給部に接続される請求項1~4のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項8】
前記内長尺体は、基端部に前記軸方向および前記回転方向の移動量を示す指標部を有する請求項2~4のいずれか1項に記載の医療デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体管腔の組織に移植物を送達する医療デバイスに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
生体管腔の組織に医療用シートや薬剤などの移植物を送達する処置において、生体管腔に挿通される長尺体の先端部にバルーンを有した医療デバイスが用いられることがある。バルーンは、表面に移植物を搭載できる支持体となることができる。バルーンは、折り畳まれた状態で生体管腔に挿通され、目的部位において拡張することで、移植物が生体組織に移植される。移植物を移植したら、バルーンは、収縮して生体管腔から抜去される。
【0003】
バルーンは、目的部位に到達するまで折り畳まれているため、移植物も折り畳まれた状態となる。このため、バルーンを用いて移植物を送達する医療デバイスは、移植物にダメージを与える可能性がある。
【0004】
移植物を搭載して目的部位に送達する手段として、例えば特許文献1に示すようなステントを移植物の支持体として用いることも考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2004-516067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
移植物の支持体としてステントを用いた場合、ステントは目的部位に留置されるため、生体組織への負担を生じる。このため、移植物を生体組織に移植したら支持体を抜去できる医療デバイスにおいて、移植物へのダメージを抑制できることが求められる。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、生体管腔に移植される移植物へのダメージを抑制できる医療デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成する本発明に係る(1)医療デバイスは、軸方向に延びる内腔を有する外長尺体と、前記外長尺体の前記内腔に挿通される内長尺体と、先端部と基端部とを有し長尺な本体部が前記軸方向に沿って螺旋状に巻回された支持体と、を備え、前記支持体の前記先端部は、前記内長尺体に固定される先端固定部を有し、前記支持体は、前記外長尺体の先端側に露出した状態で、前記軸方向に隣接する前記本体部同士の間隔が小さくなるとともに拡径するように変形する柔軟性を有する。
【発明の効果】
【0009】
上記のように構成した(1)医療デバイスは、螺旋状の支持体に移植物を配置することで、移植物が折り畳まれることがなく、また、支持体の拡径前後を通じて、支持体や他の部位と摩擦を生じることがなく、生体管腔に移植される移植物へのダメージを抑制できる。
【0010】
(2)上記(1)の医療デバイスにおいて、前記支持体の前記基端部は、前記外長尺体に対して前記軸方向に沿う移動可能状態と移動不能状態とを切替可能であり、前記支持体は、前記基端部が前記外長尺体に対して移動不能状態で、前記内長尺体により前記先端部が回転しつつ基端側に移動することで、前記軸方向に隣接する前記本体部同士の間隔が小さくなるとともに拡径するように変形してもよい。これにより、医療デバイスは、支持体を簡単な操作で拡径させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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