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公開番号2025116304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010635
出願日2024-01-29
発明の名称インクジェット記録装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類B65H 5/00 20060101AFI20250801BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】装置設計の自由を確保しつつ、吸水ローラーの吸水力を確保することが可能なインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】記録媒体(布帛S)を搬送するベルト(無端ベルト11)と、ベルトにより搬送される記録媒体に対して画像を形成する画像形成部(ヘッド2)と、ベルトにクリーニング液を供給してクリーニングするクリーニング部(洗浄装置12)と、クリーニング部よりもベルトの搬送方向下流に設置され、ベルト上のクリーニング液を吸収する吸水ローラー21と、吸水ローラー21に吸収されたクリーニング液を吸引する吸引部22と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を搬送するベルトと、
前記ベルトにより搬送される前記記録媒体に対して画像を形成する画像形成部と、
前記ベルトにクリーニング液を供給してクリーニングするクリーニング部と、
前記クリーニング部よりも前記ベルトの搬送方向下流に設置され、前記ベルト上のクリーニング液を吸収する吸水ローラーと、
前記吸水ローラーに吸収されたクリーニング液を吸引する吸引部と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記吸水ローラーの回転軸は、外周に複数の穴が開いていて、かつ、中空であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記吸引部は、前記回転軸の内部を負圧にするポンプを備えることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記吸引部は、前記吸水ローラーの外周に設置されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記吸引部は、
前記吸水ローラーの外周に接触するノズルと、
前記ノズルの内部を負圧にするポンプと、
を備えることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記ノズルの前記吸水ローラーの回転方向下流には、前記吸水ローラーを押圧する押圧ローラーが設けられ、
前記ノズルは、前記押圧ローラーによる押圧により染み出した水分を吸引することを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記ノズルは、前記吸水ローラーの軸方向全体に亘って複数個並べて設置されることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記吸引部は、
前記吸水ローラーの外周に接触し、回転軸の外周に複数の穴が開いていて、かつ、前記回転軸が中空の吸引ローラーと、
前記回転軸の内部を負圧にするポンプと、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記吸水ローラーは、多孔質体であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項10】
前記吸水ローラーの前記回転軸には、チューブの一端が取り付けられ、
前記チューブの前記回転軸に取り付けられていない端部側には、水回収タンクが設置され、
前記ポンプは、水回収タンクに接続され、前記水回収タンク内を負圧にすることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インクジェットヘッドからインクを吐出して布帛(記録媒体)の記録面に画像を形成するインクジェット記録装置が知られている。上記のインクジェット記録装置では、布帛が無端ベルトに粘着固定された状態で所定の位置まで搬送されて位置決めされる。その後、位置決めされた布帛に対してインクジェットヘッドからインクが付与される。布帛の端部にインクを付与する場合、端部に隣接した無端ベルトの露出された表面にもインクが付着する。また、布帛に付着しているゴミなどが無端ベルトに付着すると、布帛の無端ベルトへの粘着固定性が劣化する。
【0003】
そこで、布帛の搬送区間外において無端ベルトの搬送面に水を吹き付けて洗浄した後、吸水ローラーにより拭き取って水分を除去する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の構成によれば、無端ベルトの外側表面(搬送面)を清掃することができる。また、無端ベルトの粘着固定性を復活させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-192694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、無端ベルトに残留する水分を除去する吸水ローラーは、ある一定の保水可能量を超えると、それ以上吸水ができないという課題がある。そこで、特許文献1には、吸水ローラーに圧接して、吸水ローラーから水分を絞り取るための絞りローラーを設けた構成が開示されている。特許文献1記載の構成によれば、吸水ローラーが再び無端ベルトから水分を吸収することができる。
しかしながら、特許文献1記載の構成は、絞りローラーで絞り出した水が自然落下し、下方に設置された水受け皿で受けるものである。すなわち、特許文献1記載の構成では、吸水ローラー及び絞りローラーを無端ベルトの下方に設置することしかできないという課題がある。
【0006】
本発明は、装置設計の自由を確保しつつ、吸水ローラーの吸水力を確保することが可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
インクジェット記録装置において、
記録媒体を搬送するベルトと、
前記ベルトにより搬送される前記記録媒体に対して画像を形成する画像形成部と、
前記ベルトにクリーニング液を供給してクリーニングするクリーニング部と、
前記クリーニング部よりも前記ベルトの搬送方向下流に設置され、前記ベルト上のクリーニング液を吸収する吸水ローラーと、
前記吸水ローラーに吸収されたクリーニング液を吸引する吸引部と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記吸水ローラーの回転軸は、外周に複数の穴が開いていて、かつ、中空であることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のインクジェット記録装置において、
前記吸引部は、前記回転軸の内部を負圧にするポンプを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記吸引部は、前記吸水ローラーの外周に設置されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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